今回紹介するのはRISING RAMPAGE(ライジング・ランペイジ)よりこのカードです。
ビック・バイパー T301
効果モンスター
星4/光属性/機械族/攻1200/守 800
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札・墓地に存在し、
自分の表側表示モンスターが相手モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
②:このカード以外の
自分フィールドの機械族・光属性モンスターの攻撃力は1200アップする
超時空戦闘機の新型となる光属性機械族のレベル4です。
攻撃力守備力はビックバイパーやロードブリティッシュ等の
多くの超時空戦闘機と同じ数値になっています。
”警告!時空振動反応。歪みからの出現物体数2。1つは認識コード
不明の大型物体、もう1つは・・・・ビックバイパーT301。
ありえない、何かの間違いではないのか?
”聞こえるか?こちらはビックバイパー。あまり時間がないので
よく聞いてくれ。ヤツを倒すためには君の助けが必要だ。”
”我々は別々のルートからヤツの内部に侵入し、2箇所のコア部分を
互いに1つずつ破壊しなければならない。”
”無論、どちらか片方ではだめだ。2人とも成功しない限り、我々に
未来はない。”
・・・選択の余地はなさそうだな。
”よし、行くぞ!”
コナミを代表するゲームの1つ、
横スクロールシューティングゲーム、グラディウスシリーズにおける
「グラディウスⅤ」の自機となるビックバイパーです。
大きな特徴としてオプションの動きの操作が可能であり
ゲームでは4種類ある起動のうち1つを選ぶことになります。
このイラストの場合周囲に展開するようにオプションを配置しており
ローテートオプションを意識しているのかもしれません。
また「時空の歪みを作り出しタイムワープする」という芸当が可能であり
これにより過去にタイムワープする描写が作中で存在します。
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札・墓地に存在し、
自分の表側表示モンスターが相手モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
①の効果は1ターンに1度
自分の表側表示モンスターと相手モンスターが戦闘を行う際に
攻撃宣言時に手札か墓地から自身を特殊召喚出来るというものです。
ゲーム中で過去と未来のビックバイパーT301同士が共闘する場面があり
それを意識した効果だと思われます。
攻撃宣言したのが光属性機械族であれば
②の効果による強化をしつつ攻撃する事が可能となります。
相手モンスター攻撃時にも発動することが可能ですが
その場合攻撃の巻き戻しが発生してしまうので
自分モンスターの攻撃時に発動するのが基本となります。
フィールドから離れると除外されてしまうデメリットは
エクシーズ素材にする事で回避可能な点は覚えておきましょう。
王宮の鉄壁で除外を回避する手もあります。
②:このカード以外の
自分フィールドの機械族・光属性モンスターの攻撃力は1200アップする
②の効果は自身以外の自分の光属性機械族の攻撃力を
1200アップさせるという全体強化効果です。
全体強化としては1200上昇というのは破格の数値であり
①の効果により手札や墓地からポンと出てきて大きな強化をしてくれます。
自身の攻撃力は強化しないものの複数並べる価値は大いにあり
このカードが2体並べば攻撃力2400が2体、
3体並べば攻撃力3600が3体揃う事になります。
地獄の暴走召喚があれば是非狙ってみるといいでしょう。
光属性機械族を大いにサポートしてくれるカードであり
特に【サイバー・ドラゴン】においては連続攻撃の可能な
サイバー・ツイン・ドラゴンを強化する事でより殺意を高める事が可能です。
サイバー・ドラゴンにはパワー・ボンドという強力な打点カードがありますが
それが手元にない状態でも別の強化手段があるというのは心強いです。
同じく光属性機械族における【ABC】においても強力で
ABC-ドラゴンバスターの効果で3体のユニオンを特殊召喚した場合に
2400~3100の攻撃力が3体並ぶことになります。
勿論【超時空戦闘機】においても大きなサポートをしてくれます。
ビクトリー・バイパー XX03やロードブリティッシュと特に相性がよく
攻撃力2400で連続攻撃を行いつつ
その後2体でランク4のエクシーズ召喚に繋げられるので
墓地からこのカードを蘇生した場合も除外を回避する事が可能です。
墓地に超時空戦闘機がいればファルシオンβでも同様の事が可能であり
ビックバイパーT301を蘇生すれば更なる全体強化にも繋がります。
攻撃力1200なのでジェイドナイトでサーチも可能です。
またグラディウスから少し離れてブルーサンダーT45であれば
攻撃力2900と攻撃力2700の2体で攻撃が可能です。
最近準制限になったリミッター解除と組み合わせる事で
1ターンキルも十分狙う事が可能となり
仮に1ターンキルが出来ずともエクシーズ素材に繋げる事で
自壊を回避する事が可能です。
また光属性機械族に限らず攻撃さえできれば①の効果で蘇生できるので
他にレベル4のモンスターを用意できるのであれば
単純にランク4のエクシーズ素材として活用する事も可能です。
いやぁブラスターキャノン・コアが登場した時点でもしかしたらと
少し期待してましたがまさか本当に超時空戦闘機の新規が来るとは。
【巨大戦艦】だけでなく【超時空戦闘機】も見捨てられてなかったと思うと
非常に感慨深い気持ちになります。
こういうコナミゲーム関連のカードは是非まだまだ出て欲しいですね。
コメント
ランページは闇属性ですぜ。
これによりツインに攻撃面で明確にランページに勝る点ができたわけよ。
ああそうでした!修正しておきます