今回紹介するのはSTARTER DECK(2019)よりこのカードです。
トラックブラック
リンク・効果モンスター
光属性/サイバース族/攻1200/LINK-2
【リンクマーカー:左上/右下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
効果モンスター2体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードのリンク先の自分のモンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターが戦闘で相手モンスターを破壊する度に、
自分はデッキから1枚ドローする。
光属性サイバース族のLINK-2です。
全身に走る光のラインが美しい黒い鳥型のロボットです。
腹部の穴からはいかにもビーム砲を発射しそうですね。
見た目的にも名前的にも闇属性っぽい感じですが光属性なので注意です。
恐らく名前の由来はトラックバックからだと思われます。
トラックバックとはウェブログの機能の1つであり
別のウェブログへリンク(この場合召喚法の事じゃないよ)を張った場合に
そのリンク元へ「あなたのブログにリンクを張らせていただきました」
と自動で通知させる機能です。
【リンクマーカー:左上/右下】
効果モンスター2体
リンク素材は効果モンスター2体です。
かなり緩い素材指定であり大抵のデッキでリンク召喚が行えます。
リンクマーカーは左上と右下というやや変則的な配置です。
効果を考えてもEXモンスターゾーンへ出す方が使いやすいでしょう。
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードのリンク先の自分のモンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターが戦闘で相手モンスターを破壊する度に、
自分はデッキから1枚ドローする。
その効果は1ターンに1度、
このカードのリンク先のモンスター1体を選択し
選択したモンスターはそのターンの間に相手モンスターを戦闘破壊する度に
デッキから1枚ドローできるようになるというものです。
ドロー効果を発動するには破壊する相手モンスターが必要なので
おジャマトリオなどで送り付ける事でよりドローが狙いやすくなるでしょう。
あくまで対象を選択できるのが1ターンに1度だけであり
そのモンスターがモンスターを破壊する度にドローが可能なので
全体攻撃や連続攻撃を持つモンスターを選択するとより効果的にドローが狙えます。
サイバース族であればアップデート・ジャマーをリンク素材にしたモンスターが
2回攻撃が可能になるので上手く活用していきましょう。
デコード・トーカー・エクステンドをEXモンスターゾーンに出し、
その右下にこのカードを配置して発動するのもいいでしょう。
サイバース族以外でもリンク召喚が狙いやすいカードであり
星杯の守護竜アルマドゥークや超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベなど
全体攻撃や連続攻撃の出来るモンスターを積極的に運用できるのであれば
このカードを有効利用できる場面もあるでしょう。
ただこのカード自体のステータスは低く場持ちはあまり期待できません。
無理して複数枚のドローを狙うのではなく
攻撃力の低い戦闘破壊しやすいモンスターが相手の場にいる時に
このカードともう1体を出しておいてそいつを戦闘破壊して1枚ドローし
そのまま更なるリンク召喚に繋げる割り切った動きをするのもありでしょう。