今回紹介するのはストラクチャーデッキR-ロード・オブ・マジシャン-よりこのカードです。
魔導耀士 デイブレイカー
リンク・効果モンスター
光属性/魔法使い族/攻1600/LINK-2
【リンクマーカー:左下/右下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
魔法使い族モンスター2体
このカード名の②④の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動する。
このカードに魔力カウンターを1つ置く。
②:このカードのリンク先に魔法使い族モンスターが特殊召喚された場合に発動する。
このカードに魔力カウンターを1つ置く。
③:このカードの攻撃力は、このカードの魔力カウンターの数×300アップする。
④:このカードの魔力カウンターを2つ取り除き、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
魔導戦士ブレイカーとなるLINK-2です。
元の魔導戦士ブレイカーと違い闇属性から光属性になっています。
ビフォー
↓
アフター
鎧が白と金を基調とした立派なものになっており
剣と盾もより大きく豪華になっています。
魔力カウンターを溜める宝玉がこのカードにもついていますが
それが紫と橙の二色になっているのが特徴的です。
デイブレイクとは夜明けの事ですがこのカードの場合
「日を破壊するもの」と訳した方がそれっぽいかもしれません。
【リンクマーカー:左下/右下】
魔法使い族モンスター2体
リンク素材には魔法使い族2体を指定しています。
魔導原典 クロウリーと同じ素材指定ですね。
ジェスター・コンフィやEmトリック・クラウンを使う事で
リンク召喚がより狙いやすくなるでしょう。
リンクマーカーは斜め下2つとEXモンスターゾーン向けの配置です。
このストラクチャーデッキにおいては
EXデッキからペンデュラム召喚できる数を増やすのに貢献してくれます。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動する。
このカードに魔力カウンターを1つ置く。
①の効果はリンク召喚時に魔力カウンターを1つ置きます。
このカードは魔力カウンターを溜めてなんぼなので
リンクマーカーも含めてリンク召喚で出すのが基本となります。
このカード名の②④の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
②:このカードのリンク先に魔法使い族モンスターが特殊召喚された場合に発動する。
このカードに魔力カウンターを1つ置く。
②の効果は1ターンに1度、リンク先に魔法使い族が特殊召喚された場合に
魔力カウンターを1つ置くというものです。
リンクマーカーは2つありますがこの効果が発動するのは1ターンに1度なので
両方のリンク先に特殊召喚してもカウンターが2つ溜まらない点には注意です。
逆に言えば遠慮なく2つのリンク先にペンデュラム召喚が出来るとも言えます。
また自分ターンに片方のリンクマーカーに特殊召喚し、もう片方には
マギステル・オブ・エンディミオンの効果などで相手ターンに特殊召喚をする事で
より無駄なく魔力カウンターを溜めていく事ができるでしょう。
③:このカードの攻撃力は、このカードの魔力カウンターの数×300アップする。
③の効果は魔力カウンターの数×300だけ
自分の攻撃力を上昇させる自己強化効果です。
リメイク元の魔導戦士ブレイカーにも存在する強化効果ですね。
このカードの場合①の効果で1つ、②の効果でもう1つカウンターを乗せた場合の
合計攻撃力2200が1つの基準となってくるでしょう。
LINK-2と考えれば割と高めの攻撃力です。
他のカードで魔力カウンターを乗せればよりアタッカーとして運用できるでしょう。
このカード名の②④の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
④:このカードの魔力カウンターを2つ取り除き、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
④の効果は1ターンに1度、自身の魔力カウンターを2つ消費する事で
フィールドのカード1枚を破壊する除去効果です。
これも魔導戦士ブレイカーを強く意識した効果ですが
消費する魔力カウンターが1つ多くなっている代わりに
モンスターも破壊可能になっています。
①と②の効果それぞれでカウンターを2つ溜めておいて
この効果を発動するという流れが基本となってくるでしょう。
LINK-2で除去能力を持ったカードというのは中々に貴重です。
基本的な使い方としてはこのカードをリンク召喚した後に
リンク先に魔法使い族を特殊召喚してカウンターを2つに、
そして除去効果を発動しつつ更なるリンク素材に、といった感じになるでしょう。
このストラクチャーデッキでは魔法使い族の特殊召喚手段は豊富にありますし
ペンデュラム召喚も活用するのでEXデッキからのペンデュラム召喚を補助しつつ
除去要員や更なるリンク素材になれるのでより無駄なく運用できます。
場合によっては魔力カウンターを優先的に回してアタッカーにするのもいいでしょう。
②の効果まで活かせるのであれば割と自己完結しているカードでもあるので
リンク召喚を行う魔法使い族デッキ全般で活用の出来るカードです。
除去を行えるLINK-3やLINK-4の繋ぎ用のカードとして
結構お世話になる存在となるでしょう。
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