今回紹介するのは20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTIONよりこのカードです。
Sin Selector
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分の墓地から「Sin」カード2枚を除外して発動できる。
除外したカードとカード名が異なる「Sin Selector」以外の
「Sin」カード2枚をデッキから手札に加える(同名カードは1枚まで)。
Sinのサポートとなる通常魔法です。
『遊戯王~超融合!時空を越えた絆~』においてパラドックスが使用し
SinパラレルギアとSinサイバー・エンド・ドラゴンを除外して
手札の補充へ繋げました。
雨の降る赤紫の濁った沼から緑の手2つと棺桶が浮かびあがっており
その緑の手には青く燃える火の玉が浮かんでいます。
効果を考えるとこの2つの緑の手が死者であり
その魂を利用する事で新しい力(サーチ)に繋げているのかもしれません。
その効果は1ターンに1度、
墓地からSinと名の付くカード2枚を除外する事で
このカードとも除外したカードとも違うSinと名の付くカード2種類を
デッキから手札に加えるサーチ効果です。
言うなればSin専用のサーチカードといった感じであり
墓地コストさえ確保できるのなら一気に2枚のサーチが可能な優秀なカードです。
特にSin Territoryを能動的に持ってこれるのは大きいです。
墓地コストや除外したカードと同名はサーチできない関係で
一部のSinを出張させるのではなく
まさにSinを主軸にするデッキでこそ真価を発揮するカードとなっています。
ちなみに見落としがちですがあくまでサーチ対象に制限があるだけで
Sin Selector自体を除外コストにはできますし
同名カード2枚を除外コストにする事も可能です。
さてその除外コストを確保する方法ですが手っ取り早い手段としては
Sin パラドクスギアを活用する方法です。
あちらの効果でSin パラレルギアともう1体Sinを引っ張った後に
何かしらシンクロ召喚に繋げればそれだけで墓地コストを確保可能です。
パラドクスギア自体はワン・フォー・ワンで引っ張ってくる事が出来ますし
終末の騎士やおろかな埋葬などで墓地において
金華猫あたりで蘇生させて効果を発動する事も出来ますので
そのあたりを意識したデッキ構築をしておくと
墓地コストを確保する前に引いて対処に困るというケースが減るはずです。
一度発動できればパラドクスギアをサーチしてくる事も可能なので
2枚目3回目以降の発動に困るという事もあまりないでしょう。
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