今回紹介するのは20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTIONよりこのカードです。
黒・魔・導・連・弾
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドの「ブラック・マジシャン」1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、
お互いのフィールド・墓地の
「ブラック・マジシャン・ガール」の攻撃力の合計分アップする。
ブラック・マジシャン及びブラック・マジシャン・ガールの
サポートカードとなる通常魔法です。
『遊戯王~超融合!時空を越えた絆~』において闇遊戯が使用し
ブラック・マジシャンの攻撃力を4500まで上昇させ
Sin パラドクス・ドラゴンの戦闘破壊に繋げました。
師弟が杖を合わせて魔法を放っています。
2人の合体魔法としては既に黒・爆・裂・破・魔・導がありますが
名前から判断してあちらは2人の合体魔法っていう感じで
こちらは2人して魔法を発射しまくる質より量な感じなのかもしれません。
その効果は1ターンに1度、
お互いのフィールドと墓地にある弟子すべての攻撃力合計をまとめた数値を
ブラック・マジシャン1体の攻撃力に乗せるという強化効果です。
師弟の絆の効果でサーチできるカードの1つであり、
あちらの効果でサーチすれば自然とフィールドに弟子もいる事になるので
最低限1体分の攻撃力は確保する事が可能です。
ブラック・マジシャン・ガールの攻撃力は2000なので
1体いれば攻撃力2000上昇させる魔法カードって感じですね。
これだけでも4500打点に到達するのでまあ優秀ではあるのですが
ブラック・マジシャン関連の魔法カードは強力なものが目白押しなので
このカードを使うのであればやはりそれ以上を目指しておきたい所です。
場か墓地に3体のブラック・マジシャン・ガールを用意できれば
ブラック・マジシャンの攻撃力は8500にまで到達します。
ここまで攻撃力を確保できれば1ターンキルも十分視野に入るでしょう。
師弟の絆でサーチできる魔法の選択肢として見た場合は
「モンスター除去も魔法罠除去もいらないからとにかく殴りたい場合」
にこのカードをサーチして発動する事になるでしょう。
まあ相手の伏せカードが怖くなく殴れば相手のライフを削り切れる、
そうでなくても大ダメージを与えられるっていう場合ですね。
最近はあんまり魔法罠を伏せないデッキも増えてきてますし
意外とそういうシチュエーションは多いでしょう。
また元々の攻撃力ではなく現在の攻撃力を参照して攻撃力を上昇させます。
その為ブラック・マジシャン・ガール自身の効果で攻撃力が上昇していれば
それだけブラック・マジシャンの攻撃力も上昇しますし
何かしらブラック・マジシャン・ガールの攻撃力を上昇してやれば
それだけブラック・マジシャンの方も攻撃力が上昇します。
例えば師弟の絆で師匠と弟子を並べた上で
弟子の攻撃力をサイコ・ブレイドで2000上昇させてから発動する事で
「最低でも」攻撃力6500と4000が並ぶことになります。
単体用の打点強化カードが2体分上乗せされる事になるので
それらと組み合わせる事でさらに大きな戦闘ダメージが狙えるでしょう。
何気に相手のブラック・マジシャン・ガールの数も参照するのは
ブラック・マジシャン・ガールの効果を意識してのものでしょう。
相手も弟子を採用したミラーマッチというレアなケースに遭遇した場合には
攻撃力の上昇が面白い事になるでしょう。
原作でのミラーマッチ相手となるパンドラは
ブラック・マジシャン・ガールの事は存在も知りませんでしたが
パンドラ版ブラック・マジシャン・ガールとかちょっと見てみたいですね。
コメント