今回紹介するのは20th ANNIVERSARY DUELIST BOXよりこのカードです。
運命のドロー
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分のLPが相手より少なく、
フィールドの攻撃力が一番高いモンスターが
相手フィールドに存在する場合に発動できる。
デッキからカード名が異なるカード3枚を選んで相手に見せ、
その3枚をシャッフルしてデッキの上に戻す。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は魔法・罠カードをセットできず、
魔法・罠・モンスターの効果を1度しか発動できない。
汎用の通常魔法です。
ウンメイノー
闇遊戯と思われる右手がドローをする瞬間がイラストになっており
カードの後ろにはブラック・マジシャン、封印されしエクゾディア、
カオス・ソルジャーと闇遊戯の使ったエースカード達の光が映っています。
まさにディスティニードローをする様を描いているのでしょう。
そのまま「ディスティニードロー」というカード名だと
D-HEROのデステニードローと非常にややこしくなる為に
運命のドローというカード名にしているのかもしれません。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分のLPが相手より少なく、
フィールドの攻撃力が一番高いモンスターが
相手フィールドに存在する場合に発動できる。
デッキからカード名が異なるカード3枚を選んで相手に見せ、
その3枚をシャッフルしてデッキの上に戻す。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
その効果は
・自分のライフより相手のライフの方が多い
・フィールドで一番攻撃力の高いモンスターが相手の場にある
という2つの条件を満たした場合に1ターンに1度、
デッキから3種類のカードを選び
その3枚をシャッフルしてデッキの上に戻した後に
1枚ドローするというドロー効果です。
要するに次にドローするカードを3種類にまで限定してくれるわけで
好きなカードを引く、つまりディスティニードローする確率を
3分の1にまで引き上げてくれる効果と言えます。
そこから3分の1を引けるかはまさにドロー力次第ですが
あとの2枚も自由に選べるのでどれを引いたとしても
ある程度なんとかなるように選ぶのが理想的です。
ライフが下回るという条件は神の宣告など
ライフコストを要求するカードを積極的に使用する事で
条件を満たしやすくなります。
相手の場に一番攻撃力が高いモンスターがいるという条件も
自分の場にモンスターがいない時であればOKですし
自分の場にモンスターがいる状態で発動を狙いたい場合は
相手に壊獣を送り付けるという手も存在します。
ある程度意識した立ち回りをしていれば
両方の条件を満たすのもそれほど難しくないでしょう。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は魔法・罠カードをセットできず、
魔法・罠・モンスターの効果を1度しか発動できない。
ただカードを発動したターン、魔法罠カードがセットできなくなり
さらに効果を1度しか発動できなくなる制約が発生します。
かなり痛い制約ですが幸い発動前であればセットも効果発動もし放題であり
出来るだけ盤面を整えてから発動する事でフォローできます。
ただその場合発動条件の1つである攻撃力の一番高いモンスターが
相手の場にあるという条件を満たさないように注意しておきましょう。
真炎の爆発などの展開用のカードを引きたい場合は
素直に次のターンまで待つという選択肢も必要です。
ちなみに次のターンでのドローまで考慮した場合
目当てのカードを3分の2でドローできる事になります。
成金ゴブリンやチキンレースなどのドローカードを残り1枚にしておけば
実質100%でドローが出来ます。
次のターンまで待てるのであれば特定のカードを引きたい時の手段として
かなり効果的なカードである事は確かです。
またこのカードを発動した後、1度しか効果発動できないというデメリットは
逆に強制発動するデメリットを発動させない手段としても活用できます。
例えば天岩戸をエンドフェイズ時に手札に戻らないようにする事で
相手ターンにも場に残してモンスター効果の発動を妨害する事が出来ますし
オベリスクの巨神兵あたりを特殊召喚しても自壊するのを防ぐ事が可能です。
あとはD-HEROダイヤモンドガイの効果で発動を狙う手もあります。
この場合なんと発動条件を満たす必要がなく
1度しか効果を発動できないという制約も無視する事が可能です。
おまけに好きなカードを3枚デッキトップに置くという効果そのものが
ダイヤモンドガイの効果と非常に相性がいいものとなっており
全て通常魔法を選んでおけば確実に効果を発動できます。
まあとにかくかなり可能性のあるカードです。
特定のキーカードに依存するようなデッキの場合
採用を検討する価値は十分にあるでしょう。
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