今回紹介するのは20th ANNIVERSARY DUELIST BOXよりこのカードです。
オッドアイズ・アドバンス・ドラゴン
効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
このカードはレベル5以上のモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚できる。
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがアドバンス召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊し、
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
②:このカードが戦闘でモンスターを破壊した時に発動できる。
自分の手札・墓地から「オッドアイズ・アドバンス・ドラゴン」以外の
レベル5以上のモンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
オッドアイズの新しい仲間となる闇属性ドラゴン族のレベル8モンスターです。
確実に存在する・・・アドバンス次元も!
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンではなく
素のオッドアイズ・ドラゴンを進化したような姿をしています。
立派な翼も生えまさに正統進化って感じですね。
ARCーVにはペンデュラム、融合、シンクロ、エクシーズと
様々な召喚法の名前を冠する竜が話のメインとして登場しましたが
このカードは本編にはいなかったアドバンス召喚の名を冠しています。
ステータス的にもオッドアイズ・ドラゴンを一回り強化した感じですし
もしかしたらARC-V本編でペンデュラム召喚が生まれなかった場合、
このカードがダーク・レクイエム・エクシーズ・ドラゴンや
クリスタルウィング・シンクロドラゴン、
グリーディーヴェノム・フュージョン・ドラゴンと並ぶ
素のオッドアイズ・ドラゴンの進化形とも言える姿だったのかもしれませんね。
実際他ドラゴン達が元を素材にして進化を果たしたように
このカードもオッドアイズ・ドラゴンをリリースして
アドバンス召喚できるようにデザインされています。
このカードはレベル5以上のモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚できる。
まず効果外テキストとして最上級モンスターでありながら
レベル5以上のモンスター1体のリリースでアドバンス召喚をする事が可能です。
ダイナレスラー・パンクラトプスなどの自己展開できるレベル5以上を使うなり
簡易融合を使うなりすればいいので条件を満たすのは難しくありません。
この効果外テキストに頼らず素直にモンスター2体をリリースするのもいいでしょう。
闇属性なので終焉の焔でリリース要員を揃える手もあります。
①:このカードがアドバンス召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊し、
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
①の効果はアドバンス召喚に成功した場合に
相手モンスター1体を選んで破壊し
さらに元々の攻撃力分のダメージを与える破壊&バーン効果です。
CNo.39 希望皇ホープレイVなどに類似する優秀な効果であり
相手モンスターを除去しつつ大きなダメージを与えられます。
壊星壊獣ジズキエルあたりを送り込んでやればさらに効果的でしょう。
また何気に対象に取らない効果なので対象耐性を突破可能です。
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
②:このカードが戦闘でモンスターを破壊した時に発動できる。
自分の手札・墓地から「オッドアイズ・アドバンス・ドラゴン」以外の
レベル5以上のモンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、このカードがモンスターを戦闘破壊した時に
手札か墓地から同名カード以外のレベル5以上のモンスターを
守備表示で特殊召喚できるというものです。
①の効果と合わせて合計2枚分のアドバンテージを確保可能ですが
あくまでモンスターを戦闘破壊する必要がある為①の効果で破壊したら
相手モンスターがいなくなったというケースも出てくるでしょう
(まあその場合は攻撃力3000でダイレクトアタックが可能ですが)
ちなみにこちらの効果はアドバンス召喚せずとも発動可能なので
こちらの効果のみを目当てに蘇生するのも手でしょう。3000打点ですしね。
守備表示での特殊召喚なので攻撃には参加させられませんが
蘇生できる範囲がレベル5以上であれば何でもOKと非常に幅広く
効果の方は無効にしないのでレベル5以上のモンスターを多用するデッキは勿論
融合やシンクロなどでレベル5以上を扱うデッキであれば恩恵があり
レベル8のモンスターを特殊召喚すればランク8のエクシーズ召喚も狙えます。
アニメ本編でズァークさんが各召喚法の頂点を極めた4体の竜を操ると描写され
その内の1体にオッドアイズ・ドラゴンがいる事を疑問視する視聴者も多かったですが
こいつならアドバンス召喚の頂点も大いに納得です。
なんだかんだで破壊とバーンを同時にできるというのはかなり強力で
2、3回この効果と攻撃が通ればそれで決着がつくケースも多いです。
それをアドバンス召喚をすれば発動できるというのはかなり条件が緩く
サイバー・ドラゴンやダイナレスラー・パンクラトプス、簡易融合など
レベル5以上のモンスターを召喚権なしで場に出す手段は豊富にありますし
単純にリリース要員を2体用意する手もあるので
アドバンス召喚主体のデッキであれば無理なく組み込む事ができるでしょう。
天空の虹彩やEMドクロバット・ジョーカー、ドラゴン目覚めの旋律などで
サーチが出来るのでこのカードを主軸としたアドバンス召喚デッキも十分組めます。
個人的には【超重武者】に組み込むのも面白いと思っています。
ヌスー10やヒキャーQ、ビッグワラーGと自己展開できるレベル5以上が多く存在し
これらは超重武者しか特殊召喚できなくなる制約を持っていますが
アドバンス召喚をする分にはまったく問題ありません。
それに加えて②の効果と極めて相性がよく
ビッグベンーKやシンクロモンスターといった主軸を蘇生可能であり
しかもこいつらは守備表示で出しても攻撃が可能です。
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