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遊戯王VRAINS(ヴレインズ)第70話『調律する弾丸』感想

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遊戯王ヴレインズ70話の感想です。

 

前回のあらすじ:昔のカード使いに定評のあるリボルバー

 

 

交通事故の犯人

追い詰められたリボルバーに対して大人しく降参しろと言うウィンディ。

敵意が無ければ管理下に置く前提で活かしてやってもいいと言いますが

リボルバーは知っていました、ウィンディに共存する意思など最初からない事を。

リボルバー達はロスト事件の被害者たちの事を徹底的に調べており

そこでウィンディが自分のパートナーにした所業を把握していました。

ウィンディはAIを狂わせて自分のパートナーを意図的に交通事故に合わせたのです。

それもただ「いらないから」「一緒にいるのがうっとおしかったから」という

あまりにも個人的な動機により。

彼が人間の事をどれだけ見下しているのかがよくわかります。

この交通事故はまず間違いなく道順健碁が巻き込まれたのと一緒でしょう。

彼の事故の時もまたAIが突然狂いだして事故が発生していました。

 

これだけを見ると道順がウィンディのパートナーなのではとも思ってしまいますが

年齢的にもロスト事件の被害者とは考えづらいですし

何より事故に遭う前に彼が何かトラウマを引きずっていたようには見えません。

もっと言えば彼が事故に遭う前に既に事故は発生していました。

あくまで道順は巻き込まれただけでウィンディのパートナーは

事故により再起不能な状態、下手をすれば死亡していると思われます。

 

そして交通事故と言えばもう2組、財前兄妹と穂村尊にも関係があります。

もしかしたらウィンディは間接的に彼らの両親を殺害しているかもしれません。

いずれにせよウィンディが多くの人の人生を奪っているのは間違いなく

リボルバーからすれば生かしておけるような存在ではないのでしょう。

そしてそれは共存を目指していたAIからしてもショックは大きいものでした。

 

 

鴻上博士の業

さて3000の大ダメージを受けたリボルバーですがただでは転びませんでした。

手札のスピードローダー・ドラゴンの効果を発動、

効果ダメージを受ける事をトリガーに特殊召喚をし

受けた効果ダメージと同じダメージを相手に与えつつ

さらにその半分のライフを回復するというものです。

これにより一気にウィンディのライフを3000削り取り

逆に自分のライフは1800まで回復させました。

さらにこのスピードローダー・ドラゴン、攻撃力が2400あります。

バトルフェイズはなお継続中でありロックバスター攻撃してこれを破壊します。

リボルバーはこれでターンエンドです。

 

形勢逆転するもウィンディはまだ強気な姿勢を崩しません。

それどころか「鴻上博士は息子をロスト事件に選ばなかったのは期待してなかったから」

とリボルバーを煽っていきます。

しかしリボルバーは鴻上博士が死に際に自分に対して託した言葉を知っており

そんなウィンディの煽りに動じる様子は一切ありません。

それどころか「意思を持つAIはそんな貧しい発想しかできないのか?」

と逆にウィンディを煽り返す余裕まであります。

人間を見下しているウィンディにとってこの煽りはかなり効いているようですね。

 

 

ボーマンとの繋がり

ウィンディのターン、ドロー。

まず嵐闘機帰還(ストームライダー・リターン)を発動、

これは自分の魔法罠ゾーンにカードが存在しない時に

墓地の嵐闘機を蘇生できるというもので先ほど破壊されたロックバスターを蘇生します。

そしてデータストームの扱いは自分が最も長けていると豪語しつつ発生させ

マスターデュエルにも拘わらずストームアクセスを発動させます。

そう、以前ボーマンがやった時のように。そしてボーマンとつるんでいた事を白状します。

それはつまり仁を連れ去った犯人がウィンディとライトニングである事も意味します。

そしてハルピュイアールとロックバスターでサーキットコンバイン、

LINK-3、嵐闘機艦バハムートボマーをリンク召喚します。

ファイナルファンタジーのイメージからドラゴンとして扱われる事の多いバハムートですが

遊戯王のバハムートはちゃんと魚の姿として描かれる事が多いですね。

バハムートボマーの効果、それは自分の魔法罠ゾーンにカードが存在しない時に

相手のモンスター1枚を破壊して500ダメージを与えるというものです。

これによりヴァレルロードを破壊しつつバーンダメージを与えます。

更に手札から嵐闘機スカイフィッシャーの効果を発動、

これは自分の魔法罠ゾーン及びメインモンスターゾーンにカードが無い場合に特殊召喚でき

相手の墓地の罠カードを発動できない状態にしつつ無理やりセットさせるというものです。

これによりセットされた魔法の筒をさらにバハムートボマーの効果により破壊、

500ダメージを与えます。どうやらモンスターと魔法罠それぞれ1回ずつ破壊できるようです。

ウィンディはこれでターンエンド。

スカイフィッシャーは自身の効果でタービュランスがある時に手札に戻ります。

 

リボルバーのライフは残り100、しかしそれで諦める男ではない事はプレイメーカーは知っています。

それに呼応するようにファウスト、バイラ、ゲノムの3人が到着し

誰1人としてリボルバーの勝利を疑いもしません。

外にいたAI達は残らず殲滅したとの報告にウィンディは怒りを露わにしています。

そろそろウィンディにも余裕がなくなってきましたね。

 

一方その頃、ソウルバーナーは死屍累々といった感じの外の光景に唖然としていました。

そんな彼の前に待っていたのはスペクター。今回は戦うつもりではなく

イグニスのパートナーであるソウルバーナーに中の様子を見せようと案内するつもりのようです。

その上で不霊夢との付き合いを考え直せばよし、

考えが変わらないのであれば改めて戦うつもりとの事です。

 

で、到着したソウルバーナーが目撃したのはリボルバーとウィンディがデュエルをして

プレイメーカーとAiが囚われている場面でした。

最初はリボルバーが捕らえたのかと考えたソウルバーナーですがそれはAiが否定。

同じようにソウルバーナーと不霊夢を捕獲しようとしますが

草薙さんが作っていた対イグニスプログラムによってナイスセーブ、

同時にプレイメーカーとAiも救い出します。

 

 

獰猛なる弾丸

リボルバーのターン、ドロー。

リボルブートセクターでアネスヴァレットを蘇生しつつヴァレット・シンクロンを通常召喚。

シンクロンというカード名が意味する事は1つ・・・そうチューナーです。

しかもこのヴァレット調律に対応しています。

そしてヴァレット・シンクロンの効果により

墓地からレベル5以上の闇属性ドラゴン族、この場合スピード・ローダーを蘇生します。

これによりフィールドに合計レベル8のモンスターが揃う事になりました。

リボルバーは3体のモンスターでチューニングを開始します。

ヴレインズのシンクロ召喚の演出は5D’sともARC-Vとも違う

より機械的なリングが表示されてこれはこれで実に格好いいですね。

 

雄々しき竜よ!
その獰猛なる牙を今銃弾に変え撃ち抜け!
シンクロ召喚!レベル8!
ヴァレルロード・サベージ・ドラゴン!!

 

こうしてシンクロ召喚されたヴァレルロード・S・ドラゴン。

シンクロ召喚そのものは知識として皆知ってはいたようですが

実際に使われるのはウィンディにとって計算外だったようで

「次から次へと予想外の事をするから人間は嫌いなんだ」と愚痴を言っています。

ヴァレルロードサベージの効果、それはシンクロ召喚時に墓地のリンクモンスターを装備し

そのリンク数のヴァレルカウンターと半分の攻撃力を得る事。

これにより攻撃力が4500となったヴァレルロードサベージですが

ウィンディはこれに対してバハムートボマーの効果で装備カードとなっている

ヴァレルロードを破壊しようとします。この効果フリーチェーンのようですね。

しかしそれはヴァレルロードサベージの効果によって無効にされてしまいます。

そしてヴァレルロードサベージの攻撃によってバハムートボマーは破壊され

同時にウィンディのライフは0となりました。リボルバーの勝利です。

 

 

ライトニングのパートナー

倒されたウィンディに対してライトニングは侮ったなと言い放ちます。

ライトニングとしてはこの結果も予想としてあったのかもしれませんね。

そしてハノイ達が倒れたウィンディを躊躇なく抹殺しようとします。

それに対してAiは思わず声をあげてライトニングに助けを求め

ライトニングもまた抹消される寸前の所でウィンディを救出します。

思わず助けを叫んだAiにリボルバーは仲間意識を捨てきれないと言い放ちますが

まあ消されそうになっても完全に見捨てきれないのがAiの人間らしさなんでしょうね。

そして躊躇なくウィンディを抹消しようとしたハノイに改めてAiは恐怖しています。

それでもAiと不霊夢はこの戦いを見ても共存の道を捨てず、

ライトニングに対して説得を試みています。

ライトニングはウィンディほど人間を見下しているわけでもなさそうですが

同時にハノイと和解する事が不可能であると判断しており敵対する意思は変わりません。

そして仁の場所を問いただすプレイメーカーにライトニングは言いました。

 

最初からここにいると

 

 

 

 

 

 

というわけでヴレインズ初のシンクロ召喚の登場でした。

この調子でエクシーズ召喚やペンデュラム召喚も行われるのでしょうか。

嵐闘機は相手のカードを利用する戦術に加えて

「自分の魔法罠ゾーンにカードが無い場合」という発動条件が多いですね。

フィールド魔法は問題なく使えるのが特徴で

専用フィールド魔法であるタービュランスに依存するカードも多いです。

 

 

仁がライトニングのパートナーである事が判明し

ボーマンやハルがライトニング陣営だと判明して

いよいよもって第2部も佳境に入ってきましたね。

こうなってくると気になるのは残るイグニス、アクアの存在でしょうか。

未だ本編に姿を現さない彼女ははたしてどう動くのか。

 

 

次回予告 71話『宣戦布告』

役者は全て揃った 

ライトニングより発せられる宣言を合図に

まもなく人類とAIとの存亡をかけた戦いの幕が上がる

否が応でも深まっていく両者の溝

平和的解決の道は絶たれてしまったのだろうか

とうとうライトニングが人類の支配に動き出します。

ビットブートの姿が見えますがクビになってなかったんですね彼ら

そして意味深なのはライトニングが何者かにお辞儀をしている所です。

これはライトニングの上にさらに誰かがいる可能性が高いという事ですが

ライトニングが従うような存在は果たして誰なのかという話になってきます。

・・・もしかして鴻上博士を元にしたイグニスが実はいるとかなんじゃ

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