今回紹介するのはSOUL FUSION(ソウル・フュージョン)よりこのカードです。
竜絶蘭
リンク・効果モンスター
地属性/幻竜族/攻3000/LINK-4
【リンクマーカー:左/左下/右下/右】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
トークン以外のモンスター2体以上
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
お互いの墓地のモンスターの種族とその数によって以下の効果を適用する。
●ドラゴン族:その数×100ダメージを相手に与える。
●恐竜族:このカードの攻撃力はその数×200アップする。
●海竜族:相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力はその数×300ダウンする。
●幻竜族:自分はその数×400LP回復する。
地属性幻竜族のLINK-4です。
まるで植物のように土の中から這い出た緑色の龍です。
枝分かれしたように7つの首がありヤマタノオロチを彷彿とさせます。
名前の由来はアオノリュウゼツランからでしょう。
数十年に1度だけ開花するといわれる巨大な植物で
このカードのイラストのように黄色い花を頭上に咲かせます。
【リンクマーカー:左/左下/右下/右】
トークン以外のモンスター2体以上
リンク素材にはトークン以外のモンスター2体以上を指定しています。
LINK-4の中ではかなり緩めの素材指定であり
LINK-3などから続けてリンク召喚するのに適しています。
リンクマーカーは左右と斜め下2つの合計4つであり
丁度ヴァレルロード・ドラゴンと同じタイプですね。
EX、メインモンスターゾーンどちらでもマーカーが活きる形であり
またパラレル・パンツァーとも相性のいい配置です。
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
お互いの墓地のモンスターの種族とその数によって以下の効果を適用する。
その効果は1ターンに1度、リンク召喚に成功した場合に
お互いの墓地のドラゴン族、恐竜族、海竜族、幻竜族の数に応じて
それぞれ4つの効果を適用するというものです。
これはどれか1つではなく墓地に4種族いれば4つ全ての効果が発動します。
●ドラゴン族:その数×100ダメージを相手に与える。
ドラゴン族の場合お互いの墓地の数×100のダメージを相手に与えます。
1枚1枚ごとのダメージ量は小さなものですが
ドラゴン族は種類も豊富で相手も使ってくる可能性が結構ある為
場合によっては2000ほどのダメージを与えられるケースもあるでしょう。
主に相手のライフが残り少ない場合のとっておきの駄目押しとして
ガガガガンマンのようなポジションで活用していく事になるでしょう。
●恐竜族:このカードの攻撃力はその数×200アップする。
恐竜族の場合墓地の数×200だけ自身の攻撃力を上昇させます。
10枚で攻撃力5000と結構な攻撃力に達しますが
LINK-4には他にもヴァレルソード・ドラゴンといった
戦闘向きなカードも存在するのでそのあたりがライバルとなるでしょう。
●海竜族:相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力はその数×300ダウンする。
海竜族の場合墓地の数×300だけ
相手の場のモンスター全ての攻撃力を永続的にダウンさせるというものです。
相手モンスターの数が多ければそれだけ効果的であり
自分のみならず他のモンスターの戦闘補助としても機能します。
低下する幅も大きく墓地に10枚あれば3000もの弱体化が見込めますが
海竜族のモンスターが少ない為墓地を肥やすのは一番骨かもしれません。
【海皇】ならばいくらか活かしやすいでしょう。
●幻竜族:自分はその数×400LP回復する。
幻竜族の場合墓地の数×400だけ自身のライフを回復できます。
直接アドバンテージに影響する効果ではないですが回復量は相当な数字であり
墓地に幻竜族が10体あれば実に4000ものライフを回復する事が可能です。
これだけ回復すればライフコストの必要なカードも相当に使いやすくなりますし
そうでなくても生存力を飛躍的に高める事が出来るでしょう。
特に【竜星】であれば墓地肥やし能力も高めであり
場合によってはそれ以上のライフ回復も狙えます。
個人的に狙い目と考えているのはドラゴン族と幻竜族の効果でしょうか。
バーン効果はガガガガンマンがそうであるように
いざという時のトドメの選択肢としてあるに越したことはありませんし
回復効果も大きなライフ回復が見込めやすいので効果が大きいです。
ちゃんと組めば毎ターンリンク召喚を狙う事もそこまで難しい事ではありませんし
これだけの回復量であればライフを参照するカードも活かしやすいでしょう。
墓地にカードの数が多ければ多いほど効果的なので
場合によってはEXデッキに対応する種族を詰め込んでおき
轟雷帝ザボルグで一気に墓地に落とすといった事を考えてもいいでしょう。
いずれにせよ積極的に活用するのであれば
効率よく墓地を肥やす手段を利用していきたい所です。
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