今回紹介するのはSOUL FUSION(ソウル・フュージョン)よりこのカードです。
ネクロバレーの神殿
永続罠
①:「墓守」モンスター及び
「王家の眠る谷-ネクロバレー」がフィールドに存在する限り、
相手フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は500ダウンする。
②:自分のフィールドゾーンにカードが存在しない場合、
1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
自分の手札・墓地から「王家の眠る谷-ネクロバレー」1枚を選んで発動する。
③:このカードが相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「ネクロバレーの神殿」以外の
「ネクロバレー」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。
ネクロバレーの新規となる墓守サポート永続罠です。
夜の中谷の中に佇む神殿です。
4つの像と燃える松明が神秘さと不気味さをかもしだしていますね。
こいつら本当に谷にいろんなもん建設してますね。
①:「墓守」モンスター及び
「王家の眠る谷-ネクロバレー」がフィールドに存在する限り、
相手フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は500ダウンする。
①の効果は王家の眠る谷-ネクロバレーと墓守モンスターがフィールドにいる間
相手のモンスター全ての攻撃力守備力を500ダウンさせる弱体化効果です。
前提条件のうちネクロバレーの方は②の効果で用意が出来るので
条件を満たすのは難しくないでしょう。
ネクロバレーと合わせて合計1000のステータス差をつける事が可能であり
戦闘補助としてはかなり高い効果を期待できます。
特に墓守の祈祷師や墓守の異能者を戦闘破壊で突破され辛くなるのは
相手にとってはかなり困るでしょう。
②:自分のフィールドゾーンにカードが存在しない場合、
1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
自分の手札・墓地から「王家の眠る谷-ネクロバレー」1枚を選んで発動する。
②の効果は1ターンに1度、自分フィールドゾーンに何もない場合に
手札か墓地から王家の眠る谷-ネクロバレーを発動するというものです。
破壊されたネクロバレーを墓地から発動可能であり
①の効果の維持と同時に【墓守】において中核となる
ネクロバレーの維持に貢献してくれます。
特に相手ターンでも発動可能というのが大きく
相手がネクロバレーを破壊した直後にこの効果で再び発動が可能であり
墓地ロックを解除させる隙をより与えにくくなっています。
相手としてはネクロバレーと同時にこのカードもなんとかしないと
墓地のカードをまともに使えないというのは非常に厄介でしょう。
毎ターン墓地からネクロバレーを引っ張ってこれるので
自分フィールドのカードを墓地へ送って発動する類の効果の
毎ターン用意できるコストとして活用する選択肢もあります。
③:このカードが相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「ネクロバレーの神殿」以外の
「ネクロバレー」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。
③の効果はこのカードが相手の効果で破壊されて墓地送りになった場合に
同名カード以外のネクロバレー魔法罠をセットできるというものです。
表側表示になっている時は勿論セットしている状態で破壊されても発動するので
状況によってはブラフ用の地雷カードとして活用する事が可能です。
表側表示になっている時は当然相手はこのカードの破壊を警戒してきますが
前述の通りこのカードが残っている状態だと
王家の眠る谷-ネクロバレーを破壊してもまたすぐに発動されてしまう為、
墓地ロックが致命的な場合、破壊しないとかいってられない状況もあるでしょう。
総じて王家の眠る谷-ネクロバレーのフィールド維持と
墓守の戦闘補助として非常に有益なカードです。
元々【墓守】はフィールド魔法を維持してなんぼなテーマであり
そのフィールド魔法の維持強化はそっくりそのまま墓守の安定性に繋がります。
今現在でも墓地をまったく利用しないというデッキはほとんど存在せず
フィールド魔法を維持するだけで相手はお手上げという場合もあるでしょう。
そんな墓守のロック性能をますます盤石にする素敵な1枚です。
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