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遊戯王カード考察:閃刀術式(せんとうじゅつしき)-ベクタードブラスト 対象に取らないデッキバウンス、デッキ破壊にも使える?

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今回紹介するのはSOUL FUSION(ソウル・フュージョン)よりこのカードです。

 

 

 

閃刀術式-ベクタードブラスト
通常魔法
①:自分のメインモンスターゾーンにモンスターが存在しない場合に発動できる。
お互いのデッキの上からカードを2枚墓地へ送る。
その後、自分の墓地に魔法カードが3枚以上存在する場合、
EXモンスターゾーンの相手モンスターを全て持ち主のデッキに戻す事ができる。

 

 

閃刀姫用のサポートカードとなる通常魔法です。

<ベクターキャノンモードヘ移行>
<エネルギーライン、全段直結>
<ランディングギア、アイゼン、ロック>
<チャンバー内、正常加圧中>
<ライフリング回転開始>

 

 

 

<撃てます>

ハヤテ形態のレイが巨大な砲塔を展開し発射しています。

名前の由来は推力偏向(ベクタード・スラスト)からだと思われます。

ジェットの噴射口などの向きを直接変える事により推力の方向を変化させる事ですが

このカードの場合推力っていうか明らかに砲塔をぶっぱなしています。

カード名からも「ANUBIS-ZONE OF THE ENDERS」に登場する

ベクターキャノンをイメージさせます。

この手の「やたら発射に溜め時間のかかる巨大ビーム砲」はロマンですね。

 

 

その効果は自分のメインモンスターゾーンにカードが存在しない場合に

お互いにデッキからカードを2枚墓地へ送るというものです。

その後、自分の墓地に魔法カードが3枚以上あれば

さらにEXモンスターゾーンの相手モンスターをデッキにバウンスする事が出来ます。

効果的にも滅びの爆裂疾風弾のような必殺技カードににた性質を持っており

これが閃刀姫-ハヤテの必殺技カードなのかもしれません。

効果の関係上墓地に魔法カードが3枚未満の状態であっても

墓地送り効果の際に魔法カードが3枚以上になればデッキバンスが発動しますが

安定性を考えるのであれば最初から3枚以上墓地にある状態で発動するのが望ましいでしょう。

 

 

墓地肥やし効果として見た場合相手も墓地肥やしをしてしまうあたりがおちゃめポイントです。

後半のデッキバウンス効果が本命といって差し支えないでしょう。

「対象に取らないデッキバウンス」という強烈な除去性能を誇り

生半可な耐性であればそのまま消し飛ばす事が可能です。

通常は除去できる相手モンスターは1体のみとなりますが

もし相手がエクストラリンクを決めていた場合には2体葬り去る事が可能です。

昨今ではエクストラリンクを狙ってくるデッキも割りとあるので

それに対する対抗手段の1つとしても機能します。

相手がEXデッキを使わないタイプであれば無駄になってしまうものの、

大抵のデッキには何かしら発動するべき場面は存在するでしょう。

どちらかというと狙った相手を除去する事が出来ない点に不便さを感じる事が多いと思われます。

閃刀姫用の魔法カードの例にもれず高い汎用性を持つ効果であり

メインモンスターゾーンにモンスターがいないという条件を満たせるのであれば

閃刀姫以外のデッキにも出張させられるでしょう。

 

 

また相手のデッキのカードも墓地へ送ってしまうという点を逆手に取り

デッキ破壊用のカードとして運用するのもありかもしれません。

デッキ破壊として見た場合墓地へ送れるのが2枚というのはささやかですが

閃刀起動-エンゲージでサーチできるという利点があり

上手く回ればデッキ圧縮をしつつデッキ破壊も同時に狙う事が可能です。

1ターンに1度の制約がない点もデッキ破壊として大きなメリットとなるでしょう。

この場合デッキバウンス効果こそがおまけとなりますが

いざという時には相手のエースを除去できる点も活きてくるでしょう。

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