今回紹介するのはストラクチャーデッキ-マスター・リンク-よりこのカードです。
デフコンバード
効果モンスター
星3/風属性/サイバース族/攻 100/守1700
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:手札からこのカード以外のサイバース族モンスター1体を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:1ターンに1度、
自分のサイバース族モンスターが攻撃対象に選択された時に発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力は
そのダメージステップ終了時まで元々の攻撃力の倍になる。
そのモンスターが攻撃表示の場合、
さらにその表示形式を守備表示にできる。
風属性サイバース族のレベル3モンスターです。
ヴレインズにおいてプレイメーカーがボーマン戦で使用したカードで
ドットスケーパーをコストに特殊召喚し、
ドットスケーパーの特殊召喚条件も同時に満たしました。
クジャクのように大きく広げた翼が印象的な鳥型ロボットです。
背景がやたらキラキラしています。
名前の由来はデフコン+コンバート+バードからだと思われます。
DEF CON(デフコン)というのは毎年ラスベガスで行われるハッカーの祭典で
ハッカー達が講演を開いたりその腕を競い合ったりする一大イベントです。
遊作もハッカーとしてそういうイベントに興味があるのかもしれませんね。
コンバートというのは変換を意味する言葉で
コンピューター用語ではファイル形式を別の形式に変換する事を意味します。
JPGファイルをPDFファイルに変換したりとかですね。
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:手札からこのカード以外のサイバース族モンスター1体を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
①の効果は1ターンに1度、手札から自身以外のサイバース族1体を捨てる事で
手札から特殊召喚するという自己展開効果です。
ビットルーパーの上位互換とも言える効果ですが
そもそもサイバース族にはバックアップ・セクレタリーのように
緩い条件で手札コストなしに特殊召喚可能なカードが豊富にあり
そういったカードと比較すると少し使いづらさの感じる効果です。
しかしドットスケーパーやレイテンシのように
墓地へ送っておきたいカードを手札から送る為の布石として使えますし
貴重な風属性のサイバース族としてサイバネット・コーデックの効果で
エクスコード・トーカーからのサーチ対象の選択肢の1つとなります。
②:1ターンに1度、
自分のサイバース族モンスターが攻撃対象に選択された時に発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力は
そのダメージステップ終了時まで元々の攻撃力の倍になる。
そのモンスターが攻撃表示の場合、
さらにその表示形式を守備表示にできる。
②の効果は1ターンに1度、サイバース族が攻撃対象にされた時に
ダメージステップの間だけそのサイバース族の攻撃力守備力を
元々の攻撃力の倍にできます。
さらに攻撃表示の場合は守備表示に変更する事も可能です。
注意点として守備力も元々の守備力ではなく攻撃力の倍の数値になる為、
例えばこのカード自身に使った場合は攻撃力も守備力も200にしかなりません。
特に自身以外を攻撃できなくさせるサイバース・マジシャンと相性のいい効果で
一緒に場に出していれば攻撃力5000まで食い止める事が可能です。
立ちはだかる強敵あたりと組み合わせるのもいいでしょう。
ちょっと面白いと思うのは鎖付き尖盾と組み合わせた場合で
タイミングの関係上②の効果の発動後に鎖付き尖盾を発動する事が可能です。
守備力を元々の攻撃力の倍にした上で守備表示にできるので
両方の効果を合わせると「元々の攻撃力の4倍+500」の守備力で
攻撃してきた相手モンスターを返り討ちにする事が可能となります。
攻撃力2500のサイバース族に対して使ったとすれば
守備力10500で迎撃できるわけです。
立ちはだかる強敵と一緒に使えばさらに面白ことになるでしょう。
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