サンダー・ドラゴン
遊戯王OCGの初期も初期、vol7から存在する非常に歴史あるカードです。
クリボーやカタパルト・タートルと同時期と言えばどれだけ古株か分かるでしょう。
そんなサンダー・ドラゴンがなんとこの度多数の新カードをひっさげテーマ化しました。
今回はそんな【サンダー・ドラゴン】について紹介したいと思います。
サンダー・ドラゴン
効果モンスター
星5/光属性/雷族/攻1600/守1500
①:このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから「サンダー・ドラゴン」を2体まで手札に加える。
雷源龍(らいろうりゅう)-サンダー・ドラゴン
効果モンスター
星1/光属性/雷族/攻 0/守2200
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:このカードを手札から捨て、
自分フィールドの雷族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は500アップする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードが除外された場合またはフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「雷源龍-サンダー・ドラゴン」1体を手札に加える。
雷電龍(らいでんりゅう)-サンダー・ドラゴン
効果モンスター
星5/闇属性/雷族/攻1600/守1500
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから「雷電龍-サンダー・ドラゴン」1体を手札に加える。
この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードが除外された場合またはフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「雷電龍-サンダー・ドラゴン」以外の
「サンダー・ドラゴン」カード1枚を手札に加える。
雷鳥龍(らいちょうりゅう)-サンダー・ドラゴン
効果モンスター
星6/光属性/雷族/攻1800/守2200
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:このカードを手札から捨てて発動できる。
自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から
「雷鳥龍-サンダー・ドラゴン」以外の
「サンダー・ドラゴン」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
②:このカードが除外された場合またはフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の手札を任意の数だけデッキに戻してシャッフルする。
その後、自分はデッキに戻した数だけデッキからドローする。
雷獣龍(らいじゅうりゅう)-サンダー・ドラゴン
効果モンスター
星6/闇属性/雷族/攻2400/守 0
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:このカードを手札から捨てて発動できる。
自分の墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から
「雷獣龍-サンダー・ドラゴン」以外の
「サンダー・ドラゴン」カード1枚を選んで手札に加える。
②:このカードが除外された場合またはフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「サンダー・ドラゴン」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに持ち主の手札に戻る。
雷劫龍(らいごうりゅう)-サンダー・ドラゴン
特殊召喚・効果モンスター
星8/闇属性/雷族/攻2800/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地から光属性と闇属性のモンスターを1体ずつ除外した場合に特殊召喚できる。
①:1ターンに1度、モンスターの効果が手札で発動した場合に発動する。
このカードの攻撃力はターン終了時まで300アップする。
②:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時、
自分の墓地からカード1枚を除外して発動できる。
デッキから雷族モンスター1体を手札に加える。
③:相手エンドフェイズに、
除外されている自分のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードをデッキの一番上または一番下に戻す。
双頭の雷龍(そうとうのサンダー・ドラゴン)
融合モンスター
星7/光属性/雷族/攻2800/守2100
「サンダー・ドラゴン」+「サンダー・ドラゴン」
超雷龍(ちょうらいりゅう)-サンダー・ドラゴン
融合・効果モンスター
星8/闇属性/雷族/攻2600/守2400
「サンダー・ドラゴン」+雷族モンスター
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●雷族モンスターの効果が手札で発動したターン、
融合モンスター以外の自分フィールドの雷族の効果モンスター1体をリリースした場合に
EXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手はドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事ができない。
②:このカードが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに自分の墓地の雷族モンスター1体を除外できる。
雷神龍(らいじんりゅう)-サンダー・ドラゴン
融合・効果モンスター
星10/光属性/雷族/攻3200/守3200
「サンダー・ドラゴン」モンスター×3
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●手札の雷族モンスター1体と、「雷神龍-サンダー・ドラゴン」以外の
自分フィールドの雷族の融合モンスター1体を
除外した場合にEXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
①:雷族モンスターの効果が
手札で発動した時に発動できる(ダメージステップでも発動可能)。
フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
②:このカードが効果で破壊される場合、
代わりに自分の墓地のカード2枚を除外できる。
雷龍融合(サンダー・ドラゴン・フュージョン)
通常魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分のフィールド・墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、
雷族の融合モンスターカードによって決められた
融合素材モンスターを持ち主のデッキに戻し、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから雷族モンスター1体を手札に加える。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
百雷のサンダー・ドラゴン
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。。
①:自分の墓地の雷族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
その後、その同名モンスターを自分の墓地から可能な限り特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターは、フィールドから離れた場合に除外される。
この効果で特殊召喚したモンスターがモンスターゾーンに存在する限り、
自分は雷族モンスターしか特殊召喚できない。
雷龍放電(サンダー・ドラゴン・ストリーマ)
永続罠
①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分の雷族モンスターの効果の発動は無効化されない。
②:1ターンに1度、自分フィールドに
「サンダー・ドラゴン」モンスターが召喚・特殊召喚された場合、
フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
デッキから雷族モンスター1体を除外し、対象のカードを破壊する。
テーマの特徴を挙げると以下の通りです。
・電気ビリビリな獣や鳥やドラゴン達のテーマである
・光属性と闇属性の雷族テーマで上級モンスターが中心
・手札から捨てて効果を発動するモンスターが多く
また手札から捨てられたことをトリガーに発動する効果も多い
・除外されるorフィールドで墓地に送られる事で発動する要素もある
・どいつもこいつも名前が似ていて非常にややこしい
ドラゴンといいつ玉だったり鳥だったり獣だったりと
全然ドラゴンっぽくない連中が目白押しです。でも皆雷族です
名前も基本的に「雷〇龍-サンダー・ドラゴン」って感じで
非常に紛らわしいのばかりなので注意です。
サンダー・ドラゴンを元にしたテーマだけあり多くのカードが
「手札から捨てて発動する」という要素を色濃く受け継いでいます。
その効果も元祖サンダー・ドラゴンと同じように同名カードをサーチしたり、
または墓地からサンダー・ドラゴンをサーチしたり
はたまた蘇生したりコンバットトリックしたりと様々です。
同時に融合モンスターをはじめとするエース格は
「手札から雷属性の効果が発動した場合」をトリガーとする効果を持っており
これらの手札から捨てる行動がこのテーマのキーとなってきます。
またメインデッキに入るサンダー・ドラゴンの多くが
「除外された場合orフィールドから墓地へ送られた場合」に発動する効果を持っています。
融合モンスターや魔法罠なども除外ギミックを活用する効果を持っており
光、闇属性の複合テーマな事も含めてカオス的な要素も存在します。
特に雷劫龍-サンダー・ドラゴンは②の効果が同名カードもサーチできたりと
そのまま【カオス】に採用できそうな性能をしています。
フィールドから墓地へ送られた場合という発動条件は
雷神龍-サンダー・ドラゴンの特殊召喚の為にリリースするなり
リンク素材にするなりで満たす事が可能です。
注意点として手札から発動する効果とは1ターンにどちらか片方しか使えない為、
どのモンスターがどの効果を発動したかは常に頭に入れておく必要があります。
エース的存在となるのは2体の融合モンスター、
超雷龍-サンダー・ドラゴンと雷神龍-サンダー・ドラゴンです。
超雷龍-サンダー・ドラゴンはフィールドに存在している間、
相手はドロー以外の方法でデッキからカードに加えなくなるという
いわば相手にだけ影響を与えるライオウとも言うべきカードです。
昨今においてサーチをしないデッキというものはほとんど存在しない為、
このカードを維持できるだけでも相手に大きな制限をかける事が可能です。
雷神龍-サンダー・ドラゴンは手札で雷族の効果が発動するのをトリガーに
相手のカードを破壊出来る効果を持っています。
このテーマは除去手段に乏しく、特にモンスター除去は雷神龍に頼りがちになるので
1ターンに1度の制約が無い事も含めていかに多用できるかが鍵となるでしょう。
雷源龍-サンダー・ドラゴンと雷電龍-サンダー・ドラゴンの効果を使えば
相手ターンでも除去効果を発動できるので展開の妨害としても大活躍します。
融合なしでも特殊召喚が可能な他、専用の融合魔法とも言える雷龍融合が
墓地のカードも除外ゾーンのカードも融合素材に出来るという素晴らしい性能です。
雷源龍-サンダー・ドラゴンや百雷のサンダー・ドラゴンあたりは
他の雷族のサポートとしても有用です。
素のサンダー・ドラゴンも1ターンに1度の制約が無い点など
ちゃんと他のサンダー・ドラゴンには無い強みが残されています。
新たに追加された同胞たちと共に暴れまわっていきましょう。
以下は個人的に相性がいいと思われるカードを挙げていきます。
※カード名をクリックでwikiを表示します
簡易融合
レベル5以下の融合モンスターを一時的に場に出せるカードです。
雷神の怒りを出す事でそのまま手札のサンダー・ドラゴンと合わせて
雷神龍-サンダー・ドラゴンの特殊召喚に繋げられます。
このテーマは特に除去手段が雷神龍に頼りがちな為
少しでも場に出しやすくする工夫は重要です。
亜空間物質転送装置
自分のモンスターを一時的に除外できる通常罠です。
このテーマには除外する事で効果を発動するカードが多く存在しており
サクリファイス・エスケープをしつつ
それらの効果の発動トリガーとして活用が可能です。
単純に除外トリガーの効果発動目的なら封印の黄金櫃も効果的です。
また融合モンスターである超雷龍や雷神龍を
EXモンスターゾーンからどかす用途にも使えるので
超雷龍と雷神龍を同時に2体並べたい場合の手段としても活用できます。
雷撃壊獣サンダー・ザ・キング
相手のモンスターをリリースして相手の場に出せる壊獣の1体です。
このカードはモンスター除去が雷神龍の破壊効果頼りであり
破壊耐性あるモンスターを用意された場合は困る事になります。
その対策として破壊以外の除去手段を別途用意しておくといいでしょう。
このカードも雷族なので雷劫龍や雷龍融合でサーチが可能ですし
一族の結束を妨害する事もありません。
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