本日5月12日、いよいよコレクターズパック2018の発売にです。
今回紹介するのはそのコレクターズパック2018よりこのカードです。
虚無械アイン
永続罠
①:このカードはフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、
相手の効果では破壊されない。
②:1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●手札からレベル10モンスター1体を捨てて発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
●自分の魔法&罠ゾーンにこのカード以外のカードが存在しない場合、
自分の墓地の「時械神」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻す。
その後、手札・デッキから
「無限械アイン・ソフ」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットできる。
無限械アイン・ソフ
永続罠
自分の魔法&罠ゾーンの表側表示の
「虚無械アイン」1枚を墓地へ送ってこのカードを発動できる。
①:このカードは1ターンに1度だけ相手の効果では破壊されない。
②:1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分・相手のメインフェイズに発動できる。
手札から「時械神」モンスター1体を特殊召喚する。
●自分の墓地の「時械神」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻す。
その後、手札・デッキから
「無限光アイン・ソフ・オウル」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットできる。
無限光アイン・ソフ・オウル
永続罠
自分の魔法&罠ゾーンの表側表示の
「無限械アイン・ソフ」1枚を墓地へ送ってこのカードを発動できる。
①:このカードは相手の効果では破壊されない。
②:自分フィールドの「時械神」モンスターは効果の対象にならず、
お互いにフィールドの「時械神」モンスターをデッキに戻す事はできない。
③:1ターンに1度、自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地からそれぞれ1体まで、
カード名が異なる「時械神」モンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する。
時械神のサポートとなる永続罠3つです。
基本的に3つセットでの運用になるのでまとめて紹介します。
5D’sにおいてZONEが不動遊星戦で使用し
アイン→アイン・ソフ→アイン・ソフ・オウルと繋げたのちに
その効果で究極時械神セフィロンの特殊召喚に繋げました。
タッグフォース版にも存在するカードですが
アニメ、タッグフォース、OCG版それぞれで割と別物のカードになっています。
アイン、アイン・ソフ、アイン・ソフ・オウルと続いていくたびに
リングが1つ増えていきそこから光が発しています。
ヘブライ語でアインは「無」、アイン・ソフは「無限」、
アイン・ソフ・オウルは「無限光」を意味し
それぞれ0、00、000の数字で表されます。
セフィロトにおいてはアインからアイン・ソフが生まれ、
そしてアイン・ソフからアイン・ソフ・オウルが生まれると言われています。
虚無械アイン
①:このカードはフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、
相手の効果では破壊されない。
虚無械アインの①の効果は1度だけ相手の効果では破壊されない破壊耐性です。
フィールドにいる限り1度なので出来るだけ早めに
無限械アイン・ソフに繋げるのがいいでしょう。
②:1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●手札からレベル10モンスター1体を捨てて発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
●自分の魔法&罠ゾーンにこのカード以外のカードが存在しない場合、
自分の墓地の「時械神」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻す。
その後、手札・デッキから
「無限械アイン・ソフ」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットできる。
虚無械アインの②の効果は1ターンに1度、
2つある効果のうち1つを使用するというもので
1つは手札からレベル10モンスターを1体捨てて1枚ドローする手札交換効果、
もう1つはこのカード以外に魔法罠ゾーンにカードが存在しない場合に
墓地の時械神1体をデッキに戻す事で
手札かデッキから無限械アイン・ソフをセットするというものです。
どちらの効果も無限械アイン・ソフに繋げる為の布石といった効果になっており
最初に手札交換効果で時械神を墓地に捨てる事で
アイン・ソフをセットする為の墓地コストを確保する事が可能です。
手札交換効果を2回発動する事が出来れば
アイン・ソフの効果の墓地コストも確保出来るので狙える時は狙いましょう。
無限械アイン・ソフ
自分の魔法&罠ゾーンの表側表示の
「虚無械アイン」1枚を墓地へ送ってこのカードを発動できる。
無限械アイン・ソフは表側表示の虚無械アインを墓地へ送る事で発動できます。
虚無械アインの効果でお膳立てが出来るのでそこから繋げるのが基本となります。
両方とも手札にあるのであれば同時にセットしてしまうのもいいでしょう。
①:このカードは1ターンに1度だけ相手の効果では破壊されない。
アイン・ソフの②の効果は1ターンに1度、効果で破壊されない耐性です。
アインよりも少しだけ耐性が強くなっていますね。
②:1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分・相手のメインフェイズに発動できる。
手札から「時械神」モンスター1体を特殊召喚する。
アイン・ソフの②の効果は1ターンに1度、
2つの効果のうちどちらかを発動するというもので
1つは自分、相手のメインフェイズに手札から時械神を特殊召喚するというものです。
これにより通常召喚と合わせて時械神を2体場に並べる事が可能で
さらに時械巫女と違い特殊召喚も制限されない為
2体の時械神でランク10のエクシーズ召喚といった芸当も可能となります。
もし時械神ミチオンと時械神サンダイオン、
もしくは時械神ミチオン2体を並べてその効果でライフを奪った後に
超弩級砲塔列車グスタフ・マックスのエクシーズ召喚に繋げれば
それで8000ライフを奪う事が可能です。酷いですね。
エクシーズ召喚に繋げる事はもう片方の効果の為に
コストとなる時械神を墓地に送る意味でも重要です。
●自分の墓地の「時械神」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻す。
その後、手札・デッキから
「無限光アイン・ソフ・オウル」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットできる。
もう1つの効果は自分の墓地の時械神1体をデッキに戻す事で
手札かデッキから無限光アイン・ソフ・オウルをセットするというものです。
アインの持つ効果と似ていますがこちらはセットできるカードが代わり
また発動条件も緩くなっています。
無限光アイン・ソフ・オウル
自分の魔法&罠ゾーンの表側表示の
「無限械アイン・ソフ」1枚を墓地へ送ってこのカードを発動できる。
無限光アイン・ソフ・オウルもアイン・ソフがアインを墓地へ送って発動するように
アイン・ソフを墓地へ送る事で発動できます。
この無限光アイン・ソフ・オウルこそが大本命と言えるので
出来るだけ早めに繋げたい所です。
①:このカードは相手の効果では破壊されない。
①の効果は効果破壊耐性でとうとう発動回数の制限がなくなりました。
それでも除外やバウンスには無力なので
コズミック・サイクロンあたりには気を付けましょう。
②:自分フィールドの「時械神」モンスターは効果の対象にならず、
お互いにフィールドの「時械神」モンスターをデッキに戻す事はできない。
②の効果は自分の時械神に効果の対象にならない対象耐性を付与し
さらにデッキに戻す事が出来なくなるというものです。
セフィロン以外の時械神は元々戦闘破壊耐性と効果破壊耐性を持っており
これに対象耐性が加わる事によって非常に場持ちがよくなります。
さらにデッキに戻ってしまうデメリットも無視する事が出来なくなり
各種時械神を本領発揮して暴れさせる事が出来る効果と言えるでしょう。
③:1ターンに1度、自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地からそれぞれ1体まで、
カード名が異なる「時械神」モンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する。
③の効果は1ターンに1度、自分の場にモンスターがいない場合に
手札、デッキ、墓地からそれぞれ1体ずつ
カード名が異なる時械神モンスターを召喚条件無視で特殊召喚可能です。
「まで」なので手札やデッキに時械神がなくとも
デッキから1枚だけ出すといった芸当が可能です。
最大で3体の時械神を同時に特殊召喚でき、
おまけに1体はデッキから好きな時械神を出せるという無法効果であり
アイン・ソフの場合は手札に該当カードが2枚必要だった
「グスタフマックスのエクシーズに繋げて8000ダメージ」
が墓地か手札にどちらか片方があれば狙えるようになりました。
時械巫女のサーチ効果も合わせればより狙える状況が増えるでしょう。
また究極時械神セフィロンもデッキから特殊召喚が可能であり
そちらの蘇生効果も含めれば最大4体の時械神を並べる事が可能です。
こっちもこっちで十分すぎるぐらいに1ターンキルが狙えるでしょう。
3種類のカードをデッキに入れなければならず、
また破壊耐性こそあるものの場にある程度は維持しなければならないものの
アイン・ソフ・オウルまで繋げる事が出来ればやりたい放題出来るので
それらのリスクを顧みても狙う価値は十分にあるでしょう。
アインより先にアイン・ソフやアイン・ソフ・オウルが来ると困るので
狙う場合はおろかな副葬などのデッキから墓地に落とす手段と
ブービートラップEを用意すればより狙いやすくなるでしょう。
是非ともアイン・ソフ・オウルまで繋げて時械神を大量展開し
相手の希望を打ち砕きモーメントを抹消させましょう。
コメント
いかにしてアインを呼んでくるかが重要なんだけどなかなか難しいのよね。
あと、アイン・ソフ・オウルの発動タイミングには注意が必要。
展開効果の発動条件がモンスターレスなので、スタンバイフェイズに時械神がデッキに戻る前に発動しちゃうと場が空かずに発動ができなくなるから。
特に場に時械神1体の時にやっちゃうと、アドバンス召喚も妥協召喚もできないセルフロック状態に陥る羽目になる。
この事から、アイン・ソフ・オウルでメタイオンを出すことはあまり好ましくない。
自身の効果を発動すると自動的に上記の「自分フィールドに時械神1体とアイン・ソフ・オウルのみ」という状況を作り出してしまうため。
出すならエクシーズやリンクに使用する素材目的かその効果発動でゲームを終わらせられる時だけにしておきたい。
対象耐性つく関係で強制脱出装置とかもできませんしそのあたりは注意ですね