遊戯王ヴレインズ49話の感想です。
前回のあらすじ:まるで主人公のようだ・・・
なんか合体した
新たなるイグニス、不霊夢を持つソウルバーナーに
様々なデュエリスト達が注目しています。
そしてこのソウルバーナーと不霊夢、
プレイメーカーとAiに負けず劣らずの凸凹コンビのようです。
というかこの不霊夢、妙にアストラルを連想させます。
イグニスを持っているなら放っておけんという事で
ビットとブートも予定を変更して不霊夢の回収をする事に、
そしてビットとブートは合体シーケンスと宣言するとなんと合体、
あしゅら男爵的な融合を果たしたビットブートになりました。
そんなわけでソウルバーナーVSビットブートのデュエルが開始です。
先行はビットブート。
まずはDスケイル・サーベルサーディンを通常召喚、
このDスケイルというのがビットブートのテーマなのでしょう。
サーベルサーディンの効果でライフを500払いトークンを生成します。
そしてこの2体でサーキットコンバイン、
LINK-2、Dスケイル・バトルシーラをリンク召喚です。
バトルシーラの効果発動、リンク先のメインモンスターゾーンに移動させます。
次に装備魔法「Dスケイル・トービード」をバトルシーラに装備
さらにスキル「マーカーズポータル」発動、
前回ボーマンの使っていたスキルでやはり同じようにリンクマジックをサーチ、
サーチするリンクマジックもボーマンと同じく裁きの矢でこれを発動。
不霊夢が言うには故郷を滅ぼした相手もリンクマジックを使っていたそうです。
彼らは彼らでサイバース世界を滅ぼした相手を追っているみたいですね。
まるで主人公のようだ・・・
ビットブートはさらにもう1度、バトルシーラをリンク先に移動させます。
そしてトービードの効果発動、装備モンスターが移動をした時に
その移動回数×800のダメージを与えるというもので
いきなりソウルバーナーに1600のダメージです。
このコンボを名付けて「地獄への航海」とビットブート誇らしげです。
まあカードの移動を航海に見立てているのでしょう。
ビットブートはこれでターンエンド。
転生炎獣
ビットブートのターン、ドロー。
まずカードを1枚伏せ、そして手札の転生炎獣(サラマングレート)1体を墓地へ送り
サラマングレート・ミーアを特殊召喚です。
さらに場に表側表示の魔法罠がある時に同じく手札のサラマングレートを墓地へ送り
サラマングレート・フォクシーを特殊召喚です。
フォクシーはさらに特殊召喚時に魔法罠1枚を破壊する効果を持っており
これで裁きの矢を破壊しようとしますがスキルによって発動した裁きの矢は
効果破壊耐性が付与されておりこの破壊を無効にします。
これは前回ボーマンが説明していましたね。
しかしソウルバーナーはこれで諦めません。
場のミーアを手札に戻す事で墓地のサラマングレート・ファルコを蘇生、
そしてミーアの更なる効果も発動、通常ドロー以外の方法で手札に加わった時に
自身を特殊召喚する事が可能です。
現れろ!未来を変えるサーキット!
ミーア、フォクシー、ファルコの3体でサーキットコンバイン、
LINK-3、サラマングレート・ヒートライオをリンク召喚です。
ヒートライオの効果、リンク召喚時に相手の魔法罠1枚をデッキに戻します。
これには効果破壊耐性のある裁きの矢も耐えられずデッキバウンス、
さらに裁きの矢がフィールドから離れた事で
そのリンク先にあるバトルシーラも破壊されてしまいます。
場ががら空きになった所でヒートライオでダイレクトアタック、
一気にビットブートのライフを2300削る事に成功しました。
ソウルバーナーはこれでターンエンドです。
ソウルバーナーのカードもビットブートのカードもサイバース族であり
SOL社のデータには登録されていないカードです。
そして財前晃はソウルバーナーもまたロスト事件の被害者ではないかと疑います。
そうであれば4人目の被害者という事になりますね。
インチキスキルもいい加減にしろ!
ビットブートのターン、ドロー。
Dスケイル・ピアースソーリーを通常召喚、さらに効果発動、
手札のサーベルサーディンを墓地へ送る事で墓地のDスケイル1体、
今回の場合バトルシーラを攻撃力半分で蘇生させます。
さらになんと2度目のスキル「マーカーズポータル」を発動、
再度裁きの矢を発動させます。
スピードデュエルにおいてスキルは1デュエルに1回のみが原則、
にもかかわらず2回発動したのは彼らがビットとブートが合体した存在であり
ビットとブートそれぞれのスキルを発動したからという理屈を説明します。
いややっぱりインチキだろ!とソウルバーナーもご立腹です。
そんな事意に返さないとばかりにピアースソーリーとバトルシーラでコンバイン、
LINK-3、Dスケイル・フルメタルダンクルをリンク召喚です。
そしてカードを1枚伏せた後にバトルフェイズ、
フルメタルダンクルでヒートライオを攻撃します。
裁きの矢で攻撃力は倍となり4800に、これを食らえばひとたまりもありません。
これに対してソウルバーナーは通常罠「エナジー・オブ・ファイア」を発動、
墓地に存在していたサラマングレートをデッキに戻してその攻撃力分ライフ回復、
さらに戦闘をしていたモンスターに戦闘破壊耐性を付与するというものです。
これによりライフを残しまたヒートライオも残しました。
ビットブートはこれでターンエンドです。
転生リンク召喚
ビットブートのターン、ドロー。
しかしこのタイミングでビットブートは通常罠「Dスケイル・チャフ」を発動、
Dスケイルリンクのリンクマーカーの数が
相手の手札とフィールドのモンスターの数以上の時、
その手札とモンスター効果の発動を不可能にしさらに攻撃も無効にします。
手札のカードを封じられさらに次のターンには再び4800の攻撃が襲い掛かる状況、
しかしソウルバーナーは「もう勝ったつもりか?」とまったく諦めていません。
ソウルバーナーのスキル「バーニングドロー」発動、
これはライフを100にして、失ったライフ1000につき1枚ドローというもの。
まるで主人公のようだ・・・
そしてこのスキルでドローしたフィールド魔法、
「転生炎獣の聖域(サラマングレート・サンクチュアリ)」を発動します。
そしてソウルバーナーは言います、リンク召喚の新たな可能性を見せると。
逆巻く炎よ! 浄化の力でヒートライオに
真の力を呼び覚ませ!
転生!リンク召喚!甦れ!
炎の平原を駆け抜ける百獣の王!ヒートライオ!!
なんとヒートライオを素材に新たなるヒートライオをリンク召喚しました。
ヒートライオのリンク素材は炎属性効果モンスター2体、
当然本来では不可能なリンク召喚です。
しかしサラマングレート・サンクチュアリの効果により
同名モンスターを素材にしてリンク召喚する転生リンク召喚が行えるとの事、
このヒートライオは新たにフィールドに出た扱いであり
Dスケイル・チャフの影響も受けません。
そしてリンク召喚された事でヒートライオの効果で裁きの矢をデッキに戻します。
この際裁きの矢の効果でフルメタルダンクルが破壊されるはずですが
フルメタルダンクルは効果破壊耐性を持っており破壊を免れます。
さらにフルメタルダンクルの効果発動、自身をリンクマーカー先に移動させ
同じ縦列にあるモンスターをエンドフェイズに破壊します。
攻撃力もフルメタルダンクルの方が上であり
もうだめだぁ・・・おしまいだぁ・・・とうなだれる不霊夢、
しかしソウルバーナーは言います。もう勝負はついていると。
ヒートライオの更なる効果、それは転生リンク召喚に成功した時に
相手モンスター1体の攻撃力を自分の墓地のモンスター1体と同じにするというもの。
ソウルバーナーが選んだのは攻撃力800のミーア、
これでフルメタルダンクルの攻撃力も800です。
そしてバトルフェイズ、ヒートライオでフルメタルダンクルを攻撃、
ヒートストーム!!
ビットブートのライフは0となりました。ソウルバーナーの勝利です。
デュエルが終わった後「やはり私達の敵ではなかったな」と不霊夢、
さっき終わったと思ってがっくりしてたやつの言葉です。
一方でソウルバーナーは膝をついて苦しそうです。
どうやらスキルでライフを100にしたのが効いている様子です。
デュエルに負けたビットブートは責任の擦り付けあいをしています。知ってた
「クビだ!」「お前こそクビだ!」と北村部長のような言い争いに対して
「2人ともクビ」と強制ログアウトさせるハル。
そしてそんなハルを追いかけるプレイメーカー。
「仁のデータは貰っていく」と明らかに仁をターゲットにした発言をしています。
そしてハルは進入禁止エリアに穴をあけて見事逃げ切ってしまいました。
取り逃してしまったプレイメーカーに近づくソウルバーナー、
プレイメーカーは去ろうとするソウルバーナーに名前を聞こうとすると
ソウルバーナーは名乗り、また会おうぜと去っていきました。
まるで主人公のようだ・・・
というわけで新キャラ、ソウルバーナーの顔見せとも言える回でした。
新しいイグニスであるAiはなんていうか個人的な印象としては
「ポンコツなアストラル」といった感じです。
ソウルバーナーが使うのはサイバース族テーマ「転生炎獣(サラマングレート)」
炎を纏った獣達というなんとも熱いテーマです。
炎属性のテーマであり同名モンスターを素材にリンク召喚する
「転生リンク召喚」を主軸に据えたテーマであると考えていいでしょう。
今回闘ったビットブートが使ったのは「Dスケイル」
ダライアステーマですね!
こちらもサイバース族テーマであり「モンスターの移動」を各種トリガーにする
なんとも10期らしいテーマとなっています。
次回予告 50話『転校生 穂村 尊』
焦燥を掻き立てるかのように警告音が鳴り響く
無情にも進入禁止エリアが行く手を阻み
犯人が姿を消した
その後 手掛かり無く現実世界に戻った遊作の前に
1人の男が現れる
自らをソウルバーナーだと名乗って
ハルとボーマンの前にシルエット姿の何者かがいます。
こいつが今回の敵対組織のボスでしょうか。
そしてAiをめぐってなのか
リンクリボーとロボッピが火花を散らしています。可愛い。
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