今回紹介するのはCYBERNETIC HORIZONよりこのカードです。
サイバー・ドラゴン・ヘルツ
効果モンスター
星1/光属性/機械族/攻 100/守 100
このカード名の②③の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:このカードのカード名は、
フィールド・墓地に存在する限り「サイバー・ドラゴン」として扱う。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
このカードのレベルをターン終了時まで5にする。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は機械族モンスターしか特殊召喚できない。
③:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地からこのカード以外の
「サイバー・ドラゴン」1体を選んで手札に加える。
サイバー流の新規となる光属性機械族のレベル1モンスターです。
青いケーブルが各所に繋げられた白いサイバー・ドラゴンです。
随所にみられるヘクス状のマークが特徴的ですね。
ヘルツとは周波数や振動数の単位・・・・・・ではなく
この場合はドイツ語で「心臓」の事でしょう。
サイバー・ドラゴン・コアを意識したネーミングだと思われ
形状や色からもサイバー・ドラゴン・コアと同一や対比が各所で見られます。
①:このカードのカード名は、
フィールド・墓地に存在する限り「サイバー・ドラゴン」として扱う。
①の効果は場か墓地にいる間サイバー・ドラゴンとして扱う名称変更効果です。
サイバー・ドラゴン関連のモンスターではすっかりお馴染みの効果であり
サイバー・ドラゴン・ズィーガーのリンク素材にしたり
キメラテック・メガフリート・ドラゴンの素材にしたりと便利です。
このカードの場合機械複製術から
サイバー・ドラゴン2体を特殊召喚する事も可能です。
このカード名の②③の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
このカードのレベルをターン終了時まで5にする。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は機械族モンスターしか特殊召喚できない。
②の効果は1ターンに1度、特殊召喚に成功した場合に
そのターンの間だけ自身のカードのレベルを5にする事が出来るレベル変動効果です。
サイバー・ドラゴン・ノヴァをエクシーズ召喚したい場合に重宝します。
特殊召喚に成功した場合で通常召喚では効果を発動できませんが
レベル1の為ワン・フォー・ワンや金華猫などで特殊召喚が狙えます。
効果の発動後、機械族しか特殊召喚できない制約が発生しますが
機械族のランク5エクシーズにはサイバー・ドラゴン・ノヴァの他にも
超量機獣マグナライガーやNo.33 先史遺産-超兵器マシュ=マックなどがあり
意外とエクシーズ召喚の選択肢はあったりします。
このカード名の②③の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
③:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地からこのカード以外の
「サイバー・ドラゴン」1体を選んで手札に加える。
③の効果は1ターンに1度、このカードが墓地へ送られた場合に
デッキか墓地から自身以外のサイバー・ドラゴン1体を手札に加えるというものです。
墓地でサイバー・ドラゴンとして扱うカードはかなり多く
【サイバー・ドラゴン】デッキにおいて幅広いカードを墓地から回収可能です。
条件が墓地へ送られた場合と非常に緩く
エクシーズ素材や手札コストとして墓地へ送られても効果を発動可能です。
②の効果とどちらか片方しか同じターンに発動できない為、
サイバー・ドラゴン・ノヴァのエクシーズ召喚に繋げた場合などは
そのターンは墓地へ送らないようにするなどの工夫をするといいでしょう。
要約すればサイバー・ドラゴン・ノヴァの素材になれるし
サイバー・ドラゴンの補充もしてくれるという非常に便利な奴です。
レベル1というのも大きく【サイバー・ドラゴン】デッキに
ワン・フォー・ワンや金華猫といったレベル1サポートを採用する選択肢も出来ました。
ちょっと個人的にはダイナミストあたりと混ぜたサイバーデッキ作りたいですね。
また③の効果は墓地にもう1枚サイバー・ドラゴン・ヘルツがあれば
そちらを回収する事も可能です。
上手く手札と墓地にそれぞれこのカードを用意する事が出来れば
毎ターン利用できる手札コストとしても活用する事が可能です。
しかもいざという時には場に出す事で相手のEXモンスターゾーンのカードと共に
キメラティック・メガフリート・ドラゴンにもなれる為、
単なる手札コストに収まらないポテンシャルを持っています。
メガフリート・ドラゴンと共に様々なデッキに
手札コスト要員として出張させるのも大いにアリです。