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遊戯王カード考察:ヤジロベーダー さあなんか新用語が出て来ましたよ

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今回紹介するのはフレイム・オブ・デストラクションよりこのカードです。

 

 

 

ヤジロベーダー
効果モンスター
星5/闇属性/爬虫類族/攻2200/守 0
①:このカードは中央以外のメインモンスターゾーンに召喚・特殊召喚した場合、破壊される。
②:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカードを隣の使用していないメインモンスターゾーンへ移動する。
③:相手フィールドにモンスター1体のみが召喚・特殊召喚される度に発動する。
その相手モンスターの位置が異なる縦列の場合、
このカードをその相手モンスターに近づくようにとなりのメインモンスターゾーンへ移動する。
その後、移動したこのカードと同じ縦列の他のカードを全て破壊する。

 

 

闇属性爬虫類族のレベル5モンスターです。

 

まさにヤジロベエのようなポーズを取っているタコ型宇宙人が

明らかに本人の大きさから考えて小さすぎるUFOを必死で操縦士

妙に細長いビルの上でフラフラしています。

このUFO、本当に用途が意味不明すぎます。

というかまずなんでこんなビルの上で立ってるのかが意味不明です。

名前の由来はヤジロベー+インベーダーと考えていいでしょう。

弥次郎兵衛(ヤジロベー)は日本の伝統的なおもちゃの1つで

左右に細長く伸びた腕を重りとして揺れながらもバランスを保つおもちゃです。

これ以上ないほどにスピードロイドにピッタリな題材だと思うのですが

意外にもヤジロベーモチーフのスピードロイド出ませんでしたね。

 

 

①:このカードは中央以外のメインモンスターゾーンに召喚・特殊召喚した場合、破壊される。

①の効果は中央以外のメインモンスターゾーンに

このカードを召喚特殊召喚した場合に破壊される自壊効果です。

この制約により基本は中央に特殊召喚するのが前提となります。

まずは中央に立たせておかないと倒れてしまうのでしょう。ヤジロベーらしい制約です。

 

 

②:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカードを隣の使用していないメインモンスターゾーンへ移動する。

②の効果は1ターンに1度、隣のメインモンスターゾーンが相手いれば

そこに移動できるというものです。

ヤジロベー的に考えればこの効果が「揺れる」という事なのでしょう。

これにより①の効果で中央にしか出す事が出来ないながらも、

ある程度は位置を調節する事が可能になっています。

 

 

③:相手フィールドにモンスター1体のみが召喚・特殊召喚される度に発動する。
その相手モンスターの位置が異なる縦列の場合、
このカードをその相手モンスターに近づくようにとなりのメインモンスターゾーンへ移動する。
その後、移動したこのカードと同じ縦列の他のカードを全て破壊する。

③の効果は相手の場にモンスターが1体のみ召喚か特殊召喚され、

さらにそのモンスターがヤジロベーダーと位置が違っていた場合に発動、

このカードをその召喚されたモンスターに近づくように・・・・・・

近づくように!?

唐突に新用語が出て来ました。まあ意味は分かりますが。

まあとにかくその相手モンスターの咆哮へと隣のモンスターゾーンへ移動、

そして移動したゾーンと同じ縦列のカードを全て破壊するというものです。

中々に豪快な効果ですが問題はこれが強制効果という点であり

しかも相手モンスターが効果発動のトリガーになるという関係上

基本この効果を発動する権利は相手側にある事になります。

下手をすると逆にこちらのカードを破壊されてしまう事になりかねない為、

このカードを使うのであれば破壊されて困るカードは

あまりフィールドに残しておかない方がいいでしょう。

 

 

中々扱いの難しいカードであり、上手く機能させるには準備などが必要になります。

思いつく使い方としてはまず相手がEXデッキからモンスターを出そうとするタイミングで

リビングデッドの呼び声などで相手ターンに特殊召喚する事です。

この状況を作り出すと

「相手がEXデッキにモンスターを出す=このカードがその列に移動する」

という状態になる為EXデッキからモンスターを出すのをけん制する事が可能になります。

ただ相手が別のカードの召喚、特殊召喚を挟んだ場合は成立しなくなる為

本当に相手がEXデッキからカードを出す直前を見計らう必要が出てくるでしょう。

 

もう1つが壊獣やトーチ・ゴーレムなどで

相手のモンスターゾーンにこちらからモンスターを特殊召喚してしまう事です。

これならばこちらから意識的にこのカードを動かす事が可能になる為、

中央の両隣にあるカードの除去が狙いやすくなります。

 

 

ヤジロベーの名に恥じずあっちへふらふらこっちへふらふらと

非常にトリッキーなカードであり使いこなすのは簡単ではないでしょう。

ですがこういうカードこそ上手く使うとカッコいいものです。

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