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遊戯王VRAINS(ヴレインズ)第26話『希望を導くスリー・ドロー』感想

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遊戯王ヴレインズ26話の感想です。

トリックスター対策を用意して勝負を仕掛けてきたバイラ。

そのウイルスデッキに対して苦戦するブルーエンジェルですが・・・。

それにしてもEDは変わってもOPは変わらないんですね。

 

 

バイラさん30歳

アナザー現場に居合わせた謎の女性を発見した遊作、

遊作は以前彼女を見た事がありました。財前葵の担当医として。

彼女の素性は滝 響子30歳、遊戯王でこの年齢の女性は中々珍しいですね。

まあお医者さんですしこのぐらいの年齢ある方が自然ですよね。

彼女が何故ここに居合わせたかについて遊作は3つの可能性を提示します。

1、偶然居合わせた

2、アナザー被害者の知り合いだった

しかしこの2つの可能性はAiが否定します。

もしそうであれば医者である彼女が被害者を放置するとは考えづらいと。

そうなると残る可能性は1つです。

3、彼女はハノイのメンバーで様子見の為に現場を観察していた

 

さて場面は再びブルーエンジェルとバイラのデュエルへ。

ブルーエンジェルのターン、ドロー。

手札にあるのはキャンディナとマンドレイク。

どちらも守備力2000以下であり-C-ハックウィルスの影響を受けてしまいます。

これでは守りを固める事しかできず仕方なくキャンディナをセット。

しかしここでダークマミー・サージカル・クーパーの効果が発動、

お互いのターンに1度、モンスターが召喚か特殊召喚かセットされた時に

そのカードを破壊します。これによりキャンディアが破壊されます。

ブルーエンジェルはどうする事も出来ずにターンエンドです。

 

 

新たなるウィルスカード

バイラのターン、ドロー。

ここでバイラは自分が今ドローしたカード、

通常罠「-R(ルート)-ハックウィルス」をブルーエンジェルに開示します。

そしてここでサージカルクーパーのさらなる効果が発動、

ドローしたカードが罠カードであった場合に

それを提示する事で相手に500ダメージを与えます。

この時のダメージでブルーエンジェルがビルの中まで大きく吹き飛ばされます。

500のダメージ表現にしては少々やりすぎな演出です。

しかしそんなダメージにもめげずにブルーエンジェルは廊下をかけ走り

そのままガラス窓を突き破ってデュエルに復帰します。

電脳世界とはいえブルーエンジェルも中々にストロングです。

 

まだ諦めていないブルーエンジェルにバイラは更なる追い打ちを仕掛けます。

バイラはスキル「フォビドゥン・サージカル・オペレーション」を発動、

直訳すると「禁断の外科手術」です。実に医者らしいスキル名です。

墓地のレベル2以下の同名モンスター2体を除外、

デッキからそれと同じレベルの別の同名モンスター2体を特殊召喚するという

非常に強烈なスキルです。

これによりダークマミー・ゾンデ2体を除外して

デッキからダークマミー・シリンジ2体を特殊召喚します。

シリンジとは要するに注射器の事でその名に違わず足が注射器になっています。

シリンジはアンデット族リンクのリンク先に召喚か特殊召喚された時に

場のモンスターに罠カードの効果を受けない耐性を付与させます。

これによりサージカルクーパーは罠の影響を受けません。

ブルーエンジェルの罠カードによる対策もしてきました。

さらにリンク先にモンスターが置かれた事でサージカルクーパーの効果も発動、

リンク先のモンスター1体につき攻撃力を600アップさせます。

リンク先にはシリンジが1体おり攻撃力を3000にまで上昇させます。

そして王家の神殿の効果で罠カードをセットしてそのまま発動、

通常罠「-R(ルート)-ハックウィルス」今度もウィルスカードです。

攻撃力0の闇属性モンスター、シリンジをフィールドから墓地へ送る事で

場のリンクモンスターの攻撃力を0にしさらに効果まで無効にします。

これによりホーリーエンジェルを無力化されてしまいました。

本来このカードはバイラのサージカル・クーパーにも影響を及ぼしますが

先ほどのシリンジにより罠耐性を付与する事で影響を逃れています。

「ウィルス使いはワクチンの用意も万全」とはバイラの弁です。

そしてサージカルクーパーでホーリーエンジェルを攻撃、

ブルーエンジェルは永続罠「トリックスター・ペレニアル」を墓地に送る事で

ホーリーエンジェルに戦闘破壊耐性を付与しますがダメージまでは防げません、

3000のダメージをもろにくらいライフは100にまで減らされます。

さっきの500ダメージの方が明らかにダメージ演出過激だったよ!?

 

その様子を見て兄、財前晃はデュエルを止めようと立ち上がりますが

それを部下の女の子が止めます。

「妹が必死になって戦っているであればそれを見届けるのがお兄さんの役目」

と部下は説得、晃もその言葉を受け立ち止まります。

 

 

ウィルス大好きバイラさん

完全に追い詰められたブルーエンジェル。

手札のマンドレイクを見て対抗手段を思いつきますがそれはあまりに危険な賭けでした。

ですがそれでもブルーエンジェルはその賭けを実行します。

ブルーエンジェルはスキル「トリックスター・フロード」を発動、

手札を1枚捨てる事で相手の手札が3枚になるようにドローするというものです。

問題はフィールドにいるサージカル・クーパーの存在です。

3枚のうち1枚でもバイラが罠カードをドローすればその瞬間500ダメージが発生、

残りライフ100しかないブルーエンジェルはそれでデュエルに敗北です。

おまけにバイラはウィルスデッキ、罠カードの割合はかなり多いと推測できます。

自ら破滅に突き進むのかというバイラに対しそれでもブルーエンジェルは実行、

こうしてブルーエンジェルの命運を握るバイラのドローが始まりました。

1枚目ドロー、引いたのは装備魔法「疫病ウィルス ブラックダスト」!

入れてんのかい!

知らない人に説明するとこれは装備モンスターの攻撃を不可能にし

2回目のエンドフェイズにそのモンスターを破壊、再び手札に戻ってくるというものです。

そして2枚目のドロー、引いたのはモンスター「ジャイアントウィルス」!

それあんまりダークマミーとシナジーないよね!?

守備力0であればハックウィルスの媒体として重宝したかもしれませんが・・・。

バイラさんウィルスカード好きすぎです。多分同族感染ウィルスとかも入ってますね。

もしかしたら「ウィルス」と名の付くカードのサーチ手段があるのかもしれません。

そして3枚目最後のドロー、引いたカードは・・・永続魔法「ウィルスメール」!

まあダークマミーは低レベルが主力ですし

バイラのデッキであれば墓地へ送られる前にウィルスのコストに出来るので

これはまあ上記2枚に比べればシナジーある方ですね。

いずれにしても罠カードは1枚も引く事はありませんでした。

見事にブルーエンジェルはこの危険な賭けを乗り切りました。

そしてここでトリックスター・マンドレイクの効果発動、

手札から捨てられた事で墓地からこのカードを蘇生します。

バイラはこれでターンエンドです。

この時トリックスター・フロードの効果でドローしたカードは除外されます。

 

一方で遊作は早速、先ほどのバイラの正体と思われる女性のマンションに出かけました。

マンションの入り口には案内用のロボットがおり遊作に要件を伺ってきます。

沈黙を貫く遊作に案内用のロボットが警告を発しようとしますが

すぐにその機能を停止、草薙がクラッキングを仕掛けシステムを乗っ取ったようです。

そしてそのまま遊作は響子の部屋までたどり着きます。

電子ロックもAiがちょちょいのちょいで解除します。結構有能ですAi。

「やばいと感じたらすぐ逃げろ」という草薙の忠告を受けながら慎重に侵入する遊作、

一切の言い訳のしようがない不法侵入です。遊作君どんどん犯罪行為重ねていきます。

 

 

LINK-4の毒花

ブルーエンジェルのターン、ドロー。引いたカードはトリックスター・ナルキッス!

ここから反撃開始です。ブルーエンジェルはナルキッスを通常召喚、

ウィルスの効果で攻撃力0効果無効になりますが押し通ります。

ホーリーエンジェル、ナルキッス、マンドレイクでサーキットコンバイン、

LINK-4、トリックスター・ベラマドンナをリンク召喚です。

ベラドンナ、猛毒を持ちますが同時に薬用としても重宝される毒草です。

そしてこの時墓地のマンドレイクの効果も発動、

リンク素材となった時に相手リンクモンスターのリンクモンスターを破壊する効果を持ち、

これによりサージカルクーパーのリンク先のシリンジを破壊します。

これは墓地で発動効果でありウィルスの影響下でも効果を発動可能です。

さらにシリンジによる罠耐性が消えた事でサージカルクーパーは

-R-ハックウィルスの影響を受け攻撃力が0になってしまいます。

しかしそれはベラマドンナも同様、効果が無効となり攻撃力が0とならない!

ベラマドンナの効果、それはリンク先にモンスターが一切存在しない状態では

自身以外の効果を一切受けないという限定的な完全耐性でした。

そしてさらに1ターンに1度、リンク先にモンスターが一切存在しない時に

墓地のトリックスターモンスターの種類×200のダメージを相手に与えます。

墓地にいるトリックスターは6種類、よってバイラに1200のダメージです。

そしてベラマドンナでサージカルクーパーを攻撃、

シャイニング・エスポワール!

この状況を作り出す為に先ほどの危険な賭けに挑戦し見事成し遂げたブルーエンジェル、

バイラはそんなブルーエンジェルに何かを感じとり

攻撃を受ける直前、何かのプログラムを起動させました。

そして2800のダメージを受けライフが0に、ブルーエンジェルの勝利です。

 

デュエルが終わった頃、遊作は部屋にたたずむ響子を発見しました。

彼女はヴレインズにログインしておりそのモニターにはブルーエンジェルの姿、

そして多数のアナザー患者の姿が映し出されていました。

彼女がハノイの騎士幹部、バイラで間違いありません。

 

 

バイラの覚悟

デュエルが終わった後、ブルーエンジェルとバイラがビルの屋上に立っていました。

ブルーエンジェル完全復活を讃えるバイラと

ただ自分の為に、復讐を遂げる為に戦っていただけと否定するブルーエンジェル、

そこには既にバイラに対する憎しみの感情はありませんでした。

そんな彼女に仮面を外し空を見るように言うバイラ、

そこには無数の光が降り注ぎアナザー患者たちが次々と意識を取り戻していました。

先ほど起動していたのはウィルスのワクチンプログラムだったのです。

例え自分の為に戦う者であってもそれが人の期待を背負って戦う者ならば

それは皆の為に戦っているものだと、

そしてそんなブルーエンジェルだからこそ自分の心も変えたのだと、

バイラも昔は可能性を信じて未来を目指す若者であったと、

そう言葉を述べてバイラはそのまま消えていきました。

 

しかしログアウトをしたはずなのに響子が意識を戻す気配がありません。

モニターに映るのは静かに手を下すリボルバーの姿、

恐らく響子は全て承知の上でこのまま意識不明となったのでしょう。

救急車を呼んでくると言って外を出る草薙、

・・・・・・どうやってこの状況説明するつもりなんでしょう?

高層マンションの一室だよね?そこで意識不明の女性発見って・・・。

 

そして今夜も一緒に小さなテーブルで食事を共にする財前兄妹。

恐らく兄から叱られるのを覚悟していたであろう葵ですが

晃が口にしたのはブルーエンジェルとして戦った事を褒める言葉でした。

その言葉を受けて葵は満面の笑顔で喜びました。

ようやく自分の活動をお兄様に認めてもらえた幸せをかみしめて。

 

 

 

 

 

というわけでブルーエンジェルVSバイラ決着です。

ようやく財前兄妹のわだかまりが氷解されましたね。

そしてバイラもまた意識不明になりました。

ゲノムもですがこのまま退場してしまうには惜しいキャラですね。

それにしてもバイラさんウィルス好きすぎです。

 

次回予告 27話『闘う男、島 直樹』

歴戦のデュエリストが集う場所、リンクヴレインズ

ここにまた1人 新たなデュエリストが誕生した

弱きを助け強きをくじく正義の使者

その名もロンリーブレイブ!

全てが謎に包まれた彼の正体とは!?

サブタイトルで盛大に正体をバラしていくスタイル。

というわけで今度は島くんにスポットライトが当たる回のようですね。

アバターはアメコミヒーロー的な感じで実に島くんらしい感じです。

僕のヒーローアカデミアあたりにいてもまったく違和感がありません。

どうやらサイバース族を使うみたいですね。

果たしてどうやって入手したのか、もしかしたら遊作の正体に気づき

そこから勝手に拝借したのかもしれません。

そして予告に映ってるモンスター・・・インヴェルズ・グレズ!?

え、マジで?インヴェルズアニメ出るの?

インヴェルズ強化とかワンチャンある!?

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