遊戯王ヴレインズ第12話の感想です。
3週も続いているプレイメーカーVSリボルバー、
こっちのすげぇドラゴンとあっちのすげぇドラゴンが並び
2人のデュエルもいよいよクライマックスを迎えます。
運命のドロー
早速こっちのすげぇドラゴンことファイアウォール・ドラゴンの効果発動。
フリーチェーンで相互リンクしている数まで場のカードを手札に戻す効果ですが
あっちのすげぇドラゴンことヴァレルロード・ドラゴンは対象耐性を持っており
この効果の対象にする事が出来ません。
やむを得ずマグナ・ヴァレット・ドラゴンを対象に選択するプレイメーカーですが
こっちはこっちで対象に選ばれた時に自爆してモンスターを破壊する厄介な効果を持ちます。
プレイメーカーはこれに対し墓地のサイバネット・リフレッシュを除外、
完全耐性を付与する事でやり過ごします。
ファイアウォールの効果が完全に裏目に出てしまいました。
なにはともあれこれでようやくリボルバーのターンは終了です。
プレイメーカーのターン、ドロー。
手札0の状況で引いたカードは永続魔法「バトル・バッファ」!早速発動します。
バトル・バッファにより相互リンクしているモンスターが存在している間
リボルバーのヴァレルロード以外のモンスター効果を封じます。
これで対象に選ばれた時に発動する効果を気にする必要がなくなりました。
そしてファイアウォールでヴァレルロードを攻撃、
ファイアウォールの攻撃力は2800、ヴァレルロードには届きませんが
この時にエンコード・トーカーの効果が発動しダメージと戦闘破壊を無効に、
そして戦闘をトリガーにバトル・バッファの更なる効果が発動しカウンターが1つ乗ります。
これによりカウンター×700の数値だけプレイメーカーのモンスターの攻撃力が上がり
エンコード・トーカーの攻撃力が3300に、ヴァレルロードを上回りました。
エンコードでヴァレルロードを攻撃しますがこのタイミングでヴァレルロードの効果が発動、
フリーチェーンでエンコードの攻撃力を下げます。しかもチェーン不可です。
これによりエンコードの攻撃力は2800にまで下がり返り討ちに会ってしまいました。
戦闘を行った事でバトル・バッファのカウンターがもう1つ乗りますが
相互リンクを失った事でヴァレット達の効果が復活してしまいました。
10年前の因縁
しかしプレイメーカーはまだ諦めていません。
ヴァレルロードの効果は1ターンに1度、もう使った今こそが最大のチャンスです。
恐らくリボルバーにターンを渡したら敗北必至と考え更なるあがきを続けます。
墓地のリコーデッド・アライブを除外して効果発動、
デコード・トーカーをヴァレルロードの前の前に蘇生させます。
これによりデコード・トーカーとバトル・バッファの効果により攻撃力が4500にまで上昇、
ヴァレルロードを攻撃しますがリボルバーは「ヴァレル・レフリジェネレーション」を発動、
アネス・ヴァレットをリリースする事でヴァレルロードに装備カード扱いで装備、
「自分のモンスター1体に破壊耐性を付与するフリーチェーン効果」を与えます。
そして早速この効果をマグナ・ヴァレットに対して発動。
ヴァレルロードの効果扱いで対象にした為にマグナ・ヴァレットの効果条件を満たし
その効果で自らを破壊してデコード・トーカーを破壊しました。
デコード・トーカーによる攻撃も防がれましたがプレイメーカーはまだ諦めません。
プレイメーカーはリボルバーに負けられない3つの理由を主張します。
・ハノイの騎士を滅ぼし10年前の真実をつきとめる
・自分の失った記憶を取り戻す
・助けてくれた友を救う
そしてプレイメーカーのこの3つの口癖にリボルバーは何か覚えがあるようでした。
リボルバーは問います。お前は10年前の事件と関係があるのかと
プレイメーカーは堪えます。自分は復讐の使者だと。
10年前の事件についてゴーストガールが、財前晃が、鴻上博士が興味を持ちます。
リボルバーは10年前の真実を知らずにSOLに手を貸すプレイメーカーに激昂しますが
プレイメーカーはそれでもハノイの騎士から真実を聞き出そうと決意しています。
プレイメーカーは墓地のパラレルポート・アーマーの効果を発動、
パラレルポート・アーマーと墓地のリンク2体を除外する事で
ファイアウォールに連続攻撃効果を付与します。
そしてファイアウォールでヴァレルロードを攻撃、
ファイアウォールの攻撃力は現在7200であり
一気に4200ものダメージを与えてリボルバーのライフを削り切りました。
4週にもわたるデュエルはプレイメーカーの勝利で決着をつけます。
決着がつき・・・
プレイメーカーが勝利した瞬間、Aiがリボルバーに対して牙をむきます。
かつてハノイの騎士にしたようにリボルバーを食べようとするAi、
リボルバーは右腕を犠牲になんとかその攻撃を回避します。
間髪入れずにリボルバーに襲いかかろうとするAiですが
鴻上博士がAiを足止めし、その間にリボルバーを助ける事に成功します。
リボルバーは退散しながらも約束を果たすと葵の除去プログラムを渡します。
そしてリボルバーは言います、これは始まりにすぎないと。
リボルバーが渡した除去プログラムは正常に作動し
ブルーエンジェルはログアウトする事に成功しました。
何も言わずに立ち去るプレイメーカーに晃はただただ感謝をします。
ログアウトした晃に車を用意して出迎える黒服、磯巻さん。
どうやらエマが手配してくれていた様子です。
そのまま葵の病室まで出向くとやがて葵は意識を取り戻しました。
晃は「何も言わなくていい、ゆっくり休め」と優しく葵に言い
そして無事帰って来た葵を前に涙をこぼします。
そんな兄を見て安堵の笑みを浮かべる葵、
すれ違っていた兄妹ですが妹を想う晃の気持ちは葵に届いた事でしょう。
盗撮していた草薙もその様子を見て安堵の表情を浮かべますが
隣を見るとプレイメーカーは椅子に座り眠りについていました。
よっぽど今までの事で疲れがたまっていたのでしょう。
また草薙は早速Aiがリボルバーから食べたプログラムを解析しようとします。
そのリボルバーは無事帰還し、失った右腕も修復します。
博士はイグニスの確保が出来なかった為に最終手段の実行にとりかかるようです。
そしてリボルバーはプレイメーカーの3つの口癖について思案していました。
一方のSOLテクノロジー社の幹部たち、
財前晃が余計な情報を入手してしまった為に失脚させる事にし
代わりに野心家で扱いやすい手駒を財前のいた位置に落ち着かせるようです。
駒の姿をした幹部たちが駒について話しているのは一種のシャレでしょうか。
目を覚ました遊作、夢で見ていたのは意思を持つAIについての回想。
果たしてAiが生きているのかどうかを考える遊作と草薙ですが
Aiは「生きているに決まってるだろ」と自己について迷う様子がありません。
そしてリボルバーのプログラムを食った事でAiは本来の姿を取り戻せたといいます。
デュエルディスクから貞子よろしく這い上がってくるAiの本当の姿は禍々しく・・・
ちっちゃ!
本来の姿を取り戻しおおはしゃぎなAiですがどうやら手に入れたのはそれだけのようで
遊作と草薙はそんなAiを華麗にスルー、解析の続きにとりかかりました。
もっと本来の姿についてのリアクションが欲しいAiの寂しい叫びだけが響いていました。
というわけでプレイメーカーVSリボルバー、決着です。
4週にわたる長いデュエルでしたね。
そしてやっぱりプレイメーカーの言う友がリボルバーである可能性は高そうですね。
そして良心とも言える晃が失脚した事でSOLテクノロジーの動きが怪しくなってきました。
今後はSOLテクノロジーと対峙する機会が増えてきそうですね。
あとリボルバーの使ったヴァレル・レフリジェネレーションに関してなんですが
あれ、「ヴァレル」リンクモンスターに装備できるって書いてあるんですよね。
この書き方をしているという事はヴァレルロード以外のヴァレル、
恐らくはヴァレルロードの進化形態が出てくると期待していいでしょう。
リボルバーの今後の活躍にも楽しみですね。
次回予告 13話『激闘の記録』
リンクヴレインズを巡る1つの戦いは終わった
だがこれはただの通過点に過ぎない
意思を持つAI その言葉が遊作に重くのしかかる
いつ果てるとも知れない文明の相克はまだ始まったばかり
どうやら今回は総集編でしょうか、草薙さんのポエムも控えめです。
Aiは体を取り戻せて大分はしゃいでますね。
プログラムもデュエルマッスルする時代のようです。
あと順調に自我っぽいのが形成されてるお掃除ロボがかわいいです。
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