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砂塵の大嵐(さじんのおおあらし):遊戯王カード考察  特にアーティファクトと高相性!つまり相手ターンに使えという事です

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今回紹介するのはコード・オブ・ザ・デュエリストよりこのカードです。

 

 

 

砂塵の大嵐
通常罠
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
①:フィールドの魔法・罠カードを2枚まで対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

 

 

魔法罠破壊用の汎用通常罠です。

ものの見事に「砂塵の大竜巻」と「大嵐」を混ぜたようなイラストです。

相変わらず人3人と牛が飛んでます

大嵐よりもはっきりと映っておりこのカードであれば

遊矢もクイズで人数を間違えなかった事でしょう。

ちなみに牛が竜巻で飛ばされる描写は竜巻の脅威を描いた映画「ツイスター」における

有名なワンシーンでありこれのオマージュだと思われます。

遊戯王は結構映画のオマージュをしたカードがあったりします。

 

 

その効果はこのターンのバトルフェイズを放棄する代わりに

フィールドの魔法罠を2枚まで破壊するという魔法罠除去です。

言ってしまえばデメリットがついて罠カードになった代わりに

1:2交換が出来るようになったサイクロンとも言うべき代物です。

名前の通りに砂塵の大竜巻と大嵐の中間に位置する効果とも言えます。

 

 

サイクロンの基本的な使い道の1つとして

「相手の伏せカードを除去した上で安全を確保しつつ攻撃する」

というものがあり罠カードかつバトルフェイズが行えなくなる点は

この用途での使い方を大きく制限するものであり無視できるものではありません。

後攻やドローしたターンには使いづらい面もあるでしょう。

しかしそれを踏まえても1:2交換は強力でありこのデメリットも

伏せておいて相手ターンに使う分にはまったく問題にならないものです。

サイクロンのもう1つの基本的な使い方である

いわゆる「エンドサイク」での用途に特化したカードだと言えるます。

この程度のデメリットで1:2交換が出来るのならば十分すぎるでしょう。

 

 

このカードを特に活かせるデッキとして思い浮かぶのは【アーティファクト】です。

アーティファクトは相手ターンに自分の伏せカードを破壊する事が基本であり

特にダブル・サイクロンを採用しているようなデッキの場合

状況によって自分のカード2枚破壊も相手のカード2枚破壊も選べる

ダブル・サイクロンより融通の利くカードとして活用できます。

また魔封じの芳香との相性も非常によく、デメリットがほぼ関係ない上に

相手の伏せた魔法罠を効率よく破壊可能です。

 

 

勿論上記以外でも即効性よりもアドバンテージを是とするのであれば

サイクロンやツインツイスターよりも優先すべきカードとなるでしょう。

「魔法罠除去は欲しいけどそこまで大量に入れる余裕が無い・・・」

といったデッキでかつツインツイスター用の手札コストもきつい場合には

この砂塵の大嵐の出番です。

また罠カードなので王宮の勅命を警戒する場合や

逆に自分が王宮の勅命を使う場合にも選択肢として上がります。

先行1ターン目に伏せておくにはまったく問題がないカードなので

マッチ戦などで自分の先行が確定しているようなデュエルの場合に

サイドデッキから引っ張り出してくるという手もあります。

 

 

サイクロンシリーズもまた随分と種類が豊富になったものです。

そのうち荒野の大嵐とかも出てきたりするんでしょうか。

「沢渡さん!1:2交換っすよ!」

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