遊戯王ARC-V145話の感想です。
デニスとのエンタメデュエルを無事成功させた遊矢。
今度こそ黒咲に会いに融合次元へと足を運びます。
瑠璃はどこだ
融合次元について最初に目についたのはボロボロになったアカデミアでした。
遊矢はズァークになってアカデミアを破壊していた事を悔やみます。
どうやら遊矢はズァークだった時の記憶が残っているようですね。
そんな遊矢に素良が駆け寄り遊矢をある場所へせかします。
そしてその場所では明日香が黒咲を静止しようとしていました。
黒咲は赤馬零王に対して叫びます。瑠璃はどこだと。
明日香が言うには零王は再度レイの復活を試みているようです。
ですが黒咲はレイが誰なのか知りません。
その質問には駆けつけてきた遊矢が答えます。
レイとは赤馬零王の娘でありその分身の1人が瑠璃だったと
勿論そんな話を聞いても黒咲は納得するはずがありません。
黒咲には確かに幼い頃から瑠璃と一緒にいた思い出が存在します。
それが偽りであるなどと黒咲にとって認められることでありません。
遊矢も柚子との記憶に関して黒咲と同じ気持ちを持っていました。
仕方なく明日香はプロフェッサーの間に通じる扉を開きます。
零王の邪魔をしないように明日香は言いますが黒咲さんガン無視
まあそもそも瑠璃攫われたのってもとをただせば零王の差し金ですからね。
黒咲としては一発ぶん殴っておかないと気が済まないでしょう。
彼女はもう瑠璃ではない
プロフェッサーの間に行くとそこには零王が1人マシンを動かしていました。
もうすぐレイが復活するといった状況ですが零王が言うには
復活するのがレイであるかは怪しいという事です。
既にズァークは遊矢の人格だけが残っており
ほかのズァークシリーズの存在は消滅してしまっています。
そして人の解説の中であっても
スポットライトを浴びたらポーズを取るエンターテイナーの鏡
これがレイにも同じことが言えるならばここにいるレイは柚子の人格であり
それ以外のレイシリーズの存在は消滅してしまっている事になります。
それは黒咲にとって親友と妹が既にいない事を表していました。
激昂する黒咲は零王にかけより殴りかけようとします。
思わず明日香が止めようとしますが零王は構わないといいます。
瑠璃の兄である彼には殴る権利があると。
零王は娘であるレイの事を想うがあまり瑠璃達レイシリーズの事は
元から存在していなかったものとして切り捨てていました。
それは彼女たちが生きてきた人生も
彼女たちと接してきた人たちの想いも無視していた事を意味します。
自責の念に囚われた零王を黒咲は殴る事が出来ませんでした。
そして黒咲は遊矢とのデュエルを受ける事にします。
それはやり場のない怒りと悲しみをどこかにぶつけたかった気持ちもあるのでしょう。
黒咲はもし自分が負けたら瑠璃とユートの事は諦めると言います。
そして自分が勝ったら二度と自分の前に姿を見せないでくれと遊矢に言います。
恐らくズァークであった遊矢の事に対する憎しみを捨てきれないのと
遊矢を見るとユートの事を思い出してしまい辛くなってしまうのでしょう。
こうして遊矢VS黒咲のデュエルが始まりました。
アクション魔法合戦
先行は黒咲です。
黒咲は新カード、RR-ラダー・ストリクスを召喚です。
このカードは召喚、特殊召喚した時に相手に300ダメージ与える効果を持ち
遊矢はそれに対してアクション魔法「加速」を発動しますが
同時に黒咲もアクション魔法「ノーアクション」でそれを無効、
遊矢にダメージを与えます。
黒咲はカードを1枚伏せてターンエンドです。
遊矢のターン、ドロー。
EMオッドアイズユニコーンとEMオッドアイズライトフェニックスで
ペンデュラムスケールをセッティング、
オッドアイズペンデュラム相生の魔術師をペンデュラム召喚です。
そして相生の魔術師のモンスター効果発動、
自身の攻撃力をこのターンの間オッドアイズペンデュラムと同じにします。
そしてオッドアイズペンデュラムでラダーストリクスを攻撃、
これに対して黒咲は罠カード「RR-リスキー・フライト」を発動、
RRが攻撃を受ける時に戦闘ダメージを半分にして戦闘破壊無効、
さらにバトルフェイズを終了する効果を持ちます。
さらにラダーストリクスが攻撃された事で更なる効果が発動、
手札からラダーストリクス2体を特殊召喚します。
そしてこのラダーストリクスも効果が発動し遊矢に600ダメージです。
これで黒咲の場にレベル4のRRが3体揃いました。
遊矢はこれでターンエンドです。
黒咲のターン、ドロー。
黒咲は早速3体のラダーストリクスでオーバーレイネットワークを構築、
RR-ライズ・ファルコンをエクシーズ召喚です。
そしてライズファルコンの効果で攻撃力を3100まで上昇、
オッドアイズペンデュラムを攻撃してこれを撃破、
続けて相生の魔術師にも攻撃を仕掛けますが
遊矢はここでアクション魔法「奇跡」を発動してダメージを抑えようとします。
しかし黒咲もアクション魔法「アンコール」を発動、
墓地のノーアクションをコピーして再び遊矢のアクション魔法を封じます。
しかし遊矢もアクション魔法「アンコール」を続けて発動、
無効化された奇跡の効果をコピーして改めて戦闘ダメージを半減、
相乗の魔術師も戦闘破壊から防ぎました。
黒咲はカードを2枚伏せてターンエンドです。
新たなるオッドアイズ
遊矢のターン、ドロー。
遊矢はエクストラデッキからオッドアイズペンデュラムを、
手札から新カード、天秤の魔術師をペンデュラム召喚します。
レベル4が2体揃った事で黒咲はダークリベリオンの召喚を予測しますが
遊矢はそのままバトルフェイズに入ります。
そしてオッドアイズペンデュラムでライズファルコンを攻撃、
このまま攻撃が通れば遊矢の勝ちですが
黒咲は既に伏せてあった速攻魔法「RUM-バトルアップ・フォース」を発動、
これは戦闘をする時に2ランク上のランクアップをするランクアップマジックであり
これによりレヴォリューション・ファルコンにランクアップさせます。
そしてレヴォリューション・ファルコンの効果発動、
特殊召喚成功時に相手の特殊召喚されたモンスターを全て破壊、
その半分のダメージを遊矢に与えます。
これが決まれば黒咲の勝ちですが遊矢はここで天秤の魔術師の効果を発動、
レヴォリューション・ファルコンとオッドアイズペンデュラムの攻撃力を1000下げ、
それにより効果ダメージを低下させてライフ450で耐える事に成功しました。
さらにオッドアイズペンデュラムが破壊された事をトリガーに
場の相生の魔術師と天秤の魔術師をリリース、
手札からオッドアイズ・ランサー・ドラゴンを特殊召喚します。
名前的にもオッドアイズ・セイバー・ドラゴンを意識したオッドアイズですね。
もう頭や翼、股間や尻尾にいたるまでトッキントッキンです。
そしてオッドアイズランサーの効果が発動、
デッキからオッドアイズセイバードラゴンを墓地に送る事で
レヴォリューションファルコンの効果を無効にします。
そしてオッドアイズランサーでレヴォリューションファルコンを攻撃、
黒咲はアクション魔法「回避」でこの攻撃を防ごうとしますが
オッドアイズランサーはダメージステップ中の魔法罠の発動を防ぐ効果を持ち
そのままレヴォリューションファルコンを撃破します。
最後の砦となる隼
レヴォリューションファルコンが破壊され残りライフが750となる黒咲、
しかし破壊をトリガーに黒咲はRUM-デス・ダブル・フォースを発動、
レヴォリューションファルコンを蘇生させ、その倍となるランクである
ランク12、RR-ファイナル・フォートレス・ファルコンにランクアップです。
Final Fortress Falconと全部Fから始まる単語でまとめられています。
隼が巨大なアーマーを身にまとったような形状をしています。
間違いありません、これモチーフはネオジオングです
遊矢はカードを1枚伏せてターンエンドです。
黒咲のターン、ドロー。
ファイナルフォートレスファルコンでオッドアイズランサーを攻撃です。
遊矢はここでオッドアイズランサーの更なる効果を発動、
場のオッドアイズを手札に戻す事で破壊と戦闘ダメージを無効にする効果であり
遊矢はペンデュラムゾーンのオッドアイズを手札に戻して攻撃を防ぎます。
しかし黒咲もまたファイナルフォートレスファルコンの効果を発動、
オーバーレイユニットを全て消費する事で
墓地のRRを除外しそのたびに追加攻撃するというものです。
黒咲はライズファルコンを除外して再度攻撃、
遊矢は再びオッドアイズを戻してこの攻撃を防ぎますが
もうフィールドにオッドアイズは残っていません。
黒咲はレヴォリューションファルコンを除外して再び攻撃します。
ここで遊矢は罠カード「クロス・ダメージ」を発動、
戦闘ダメージをお互いのプレイヤーが受けるようにするというものです。
相打ち狙いかと思われましたが遊矢はライフ50で残り、
黒咲だけがライフ0となっていました。
遊矢はオッドアイズランサーの最後の効果を発動していました。
それは手札のオッドアイズ2体を墓地へ送る事で
戦闘ダメージを半分にしてその分を相手に与えるというものです。
これにより本来800受けるはずだった戦闘ダメージは400となり、
遊矢のライフはギリギリ50を残したわけです。
遊矢の勝利です。
黒咲は敗北していましたがその顔にはどこかすっきりしたものがありました。
先ほどのデュエルの最中遊矢の中にユートの面影が見えたといいます。
それはつまり遊矢の中にユートが残っているという事であり
そうであるならばレイの中にも瑠璃が残っているはずだという考えです。
黒咲は敗北してもユートの事も瑠璃の事も諦めるつもりはありませんでした。
見事黒咲に勝利した遊矢ですがそんな遊矢に克を入れる人物がいました。
ジャック・アトラスです。
ジャックはそんなデュエルでは誰も笑顔に出来ないと遊矢に言います。
何か黒咲さん、「遊矢の中でユートが生きている」と納得していましたが
本当にそれでいいんでしょうか・・・
ズァークシリーズにもレイシリーズにもそれぞれの人生があるわけで
その人生を歩むためにはそれぞれの体が必要だと思うんですが・・・
個人的にはこのままの状態でハッピーエンドと呼ぶのは少し抵抗がありますね。
そういう意味では今後の展開が気になる所です。
次回予告 146話『ディメンション・ハイウェイ』
VSジャック戦です。ライディングデュエルをしています。
エクシーズ次元の面々も観戦しておりどうやら全次元中継のようです。
どうやら遊矢は4体の召喚法を冠する竜を全て持っているようですが
恐らく再びズァークになるのを恐れているのでしょう。
使うのをためらっていたようです。
超熱血!デュエル塾
司会は遊矢、素良、黒咲、そして塾長修造。
解説は今回のデュエルのおさらいとそのデュエルで使用した
ランク12、RR-ファイナル・フォートレス・ファルコンと
オッドアイズ・ランサー・ドラゴンについての解説です。
RR(レイド・ラプターズ)-ファイナル・フォートレス・ファルコン
エクシーズ・効果モンスター
ランク12/闇属性/鳥獣族/攻3800/守2800
鳥獣族レベル12モンスター×3
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
除外されている自分の「RR」モンスターを全て墓地に戻す。
②:自分の「RR」モンスターが攻撃したダメージステップ終了時、
このカードのX素材を取り除いて発動する。
このターン、自分の墓地の「RR」Xモンスター1体を除外する毎に、
その「RR」モンスター1体は続けて相手モンスターに攻撃できる。
ついに登場したランク12のレイドラプターズエクシーズです。
フォートレスとか言いながらめっちゃ攻撃的な性能をしています。
オッドアイズ・ランサー・ドラゴン
効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2000
①:自分フィールドの「オッドアイズ」モンスターが破壊された場合、
自分フィールドの「オッドアイズ」モンスター1体または
それ以外の自分フィールドのモンスター2体をリリースして発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
手札・デッキから「オッドアイズ」モンスター1体を墓地へ送り、
相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果は無効になる。
③:このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
④:自分のモンスター1体が戦闘を行うダメージ計算時、自分フィールドの
「オッドアイズ」モンスター1体を持ち主の手札に戻して発動できる。
そのモンスターはその戦闘では破壊されず、
その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
⑤:自分のモンスター1体が戦闘を行うダメージ計算時、
手札の「オッドアイズ」モンスター2体を墓地へ送って発動できる。
そのモンスターはその戦闘では破壊されず、
その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは半分になり、
その数値分だけ相手にダメージを与える。
新しいオッドアイズの進化形です。
テキストなげぇ!効果5つと覇王眷竜と同等の効果数を持っています。
全ての効果がオッドアイズに関係しており
まさにオッドアイズデッキにおける切り札といった感じです。
クロス・ダメージ
通常罠
①:相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは相手も受ける。
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