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ディアバウンド・カーネル:遊戯王カード考察

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毎ターン相手の攻撃力を下げてやれ!

 

今回紹介するのは20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVEよりこのカードです。

 

 

 

ディアバウンド・カーネル
効果モンスター
星5/闇属性/悪魔族/攻1800/守1200
「ディアバウンド・カーネル」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの攻撃宣言時に発動する。
このカードの攻撃力は500アップする。
②:相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、このカードの攻撃力分ダウンする。
その後、このカードを次のターンのスタンバイフェイズまで除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。

 

 

闇属性悪魔族のレベル5モンスターです。

原作遊戯王においてバクラが使っていたカードであり

同時に盗賊王バクラの精霊獣(カー)として様々な活躍をしました。

原作では相手の能力を盗むという実に盗賊らしい能力を持っていました。

 

下半身が蛇となっている銀色のモンスターです。

力を吸収するたびに形状を変化させている為、

もしかしたら違う形態のディアバウンドも登場するかもしれません。

 

 

①の効果は攻撃宣言時に攻撃力を永続的に500アップさせるというものです。

元々の攻撃力が1800である為実質的に2300打点として運用が可能です。

攻撃力の上昇は永続な為複数回攻撃すればそのたびに攻撃力を上昇させる事が出来ますが

②の効果などでこのカードがフィールドから離れると攻撃力は元に戻ってしまうため

2300より攻撃力を上昇させる事は少し難しいです。

一応シャーク・フォートレスなどで連続攻撃効果を付与すれば

攻撃した数だけ攻撃力を上昇できる点は覚えておくといいかもしれません。

 

 

②の効果は1ターンに1度、相手の場の表側表示モンスター1体を選択、

このターンの間選択したモンスターの攻撃力をこのカードの攻撃力分下げ、

その後このカードを次のスタンバイフェイズまで除外するフリーチェーン効果です。

素の状態であっても1800、①の効果を発動していれば2300と

大幅な相手モンスターの弱体化が狙える上にフリーチェーンで発動できる点も優秀で

相手の除去に対して発動して自身を除外する事で高い生存性能を発揮できます。

ゼンマイラビットに近い生存性能を持っていますが

後半の除外効果は弱体化させる相手モンスターがいなければ発動しない為、

モンスターがいない時にブラック・ホールや強制脱出装置を撃たれた場合は無力です。

またブルーアイズ・カオス!MAX!ドラゴンのような対象耐性持ちも注意です。

このカードが除外される関係上戦闘の巻き戻しが発生する点も覚えておきましょう。

 

 

その性能から2300打点として運用しつつや除去されそうになったら

②の効果で相手モンスターを弱体化しつつ自身を除外して避難という

場持ちのいいアタッカー&妨害用のカードとして活躍が期待できます。

実際の所相手からすればかなり除去しづらい厄介なモンスターであり

特に打点で攻める系のデッキにとっては目の上のタンコブのような存在となるでしょう。

 

 

単純な戦闘補助用のカードとしても十二分に優秀ですが

毎ターン発動できるノーコストの攻撃力減少効果として

No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロの効果を積極的に狙っていける他、

その攻撃力減少量からNo.33 先史遺産-超兵器マシュ=マックと組み合わせるのも面白いです。

KA-2 デス・シザースの効果発動も非常に狙いやすくなるでしょう。

相手に海亀壊獣ガメシエルを送り付けた上でディアバウンドで攻撃力を1800減少、

その後デス・シザースで戦闘破壊すれば合計4600ダメージです。

 

 

実にバクラらしいトリッキーでいやらしい性能を秘めたカードです。

自身は身を隠して相手の攻撃をやり過ごしつつ、

相手の力を奪っていくという盗賊王としての手口を見せつけてやりましょう。

 

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