今回紹介するのはインベイジョン・オブ・ヴェノムよりこのカードです。
超重忍者サルト-B
シンクロ・効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻2000/守2800
機械族チューナー+チューナー以外の「超重武者」モンスター1体以上
このカードはルール上「超重武者」カードとしても扱う。
①:このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。その場合、
このカードは守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。
②:1ターンに1度、自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、
フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、相手に500ダメージを与える。
この効果は相手ターンでも発動できる。
闇に潜む忍びの者よ、
山に木霊する叫びとともに
荒れ果てた戦場(いくさば)に現れよ!
シンクロ召喚!いざ出陣!
超重忍者サルト-B!
超重武者のレベル8シンクロモンスターです。
アークファイブにおいて権現坂昇が天城カイト戦で使用したカードであり
ソード999とカゲボウーC、そしてホラガーEを素材にシンクロ召喚され
カイトのサイファー・チェーンを破壊しました。
忍装束とちょんまげ型のパーツが印象的な青色を基調としたロボットです。
忍者と呼ぶにはやたらと丸っこい体系です。
色合い的にはサムライスピリッツのガルフォードを連想させますね。
体型はアースクエイクですが
カード名の由来は猿飛佐助で間違いないでしょう。
架空の人物とも実在した人物とも言われる謎の多い忍者です。
レベル8のシンクロモンスターであり
素材には機械族のチューナーとチューナー以外の超重武者を要求します。
超重武者にとってはレベル8というのは厄介な数値であり、
超重武者だけでは2体だけでレベル8になる組み合わせは現状ありません。
アニメのように3体の素材でシンクロ召喚するか
もしくは超重武者以外の機械族チューナーを用意する必要があります。
レベル3の機械族チューナーを用意する事が出来れば
手札から特殊召喚できるヒキャ-Qかビッグワラ-Gと共にシンクロ素材になれます。
①の効果は表側守備表示のまま守備力を攻撃力扱いとして攻撃できる効果で
超重武者として扱う効果外テキストと合わせて
超重武者ではすっかりおなじみとなった効果です。
このカードの守備力は2800ある為
アタッカーとしても十分に働いてくれるでしょう。
②の効果は1ターンに1度、自分の墓地に魔法罠が存在しない場合に
フィールドの魔法罠1枚を破壊しつつ
相手に500ダメージを与えるフリーチェーン効果です。
これまた超重武者ではおなじみの効果の発動条件であり
基本的にはフルモンスターで使うのが前提となります。
超重神鬼シュテンドウ-Gと違い破壊できるのは1枚ずつですが
フリーチェーンで使えるのが魅力でエンドサイクや
ペンデュラム召喚の妨害にはこちらの方が重宝するでしょう。
繰り返し効果を発動しやすい為500のバーンダメージも結構馬鹿にならず
着実にダメージを積み重ねることが可能です。
またいざという時には自分の魔法罠を破壊する事も可能であり
ペンデュラムゾーンのカードを張り替える使い方もあります。
ちなみに名前に「忍者」とついている為、忍者カテゴリにも属しており
忍者サポートにも対応していますがシンクロ素材に超重武者を要求しており
なおかつフルモンスターが前提のモンスターである為、
【忍者】デッキで使うのは難しいでしょう。
ただ黄昏の忍者将軍-ゲツガの効果で蘇生させる事が可能であり
蘇生対象としてはかなり有力な候補であると同時に
ランク8のエクシーズ召喚にも繋げる事が可能です。
フィールドに出せる算段があるのなら
超重武者に黄昏の忍者将軍-ゲツガを混ぜてみるのも面白いです。
超重武者シンクロに新たにレベル8が登場しました。
これによりタマーCでレベル6の相手モンスターを吸えるようになり
レベル3、4、6、7、8の相手モンスターが
タマーCの効果でシンクロできる範囲に収まることになりました。
後はレベル7の超重武者シンクロが登場すれば磐石ですね。
コメント
①の効果は効果外テキストではなく、ルール効果です。
超重武者モンスターは効果を無効にされると
守備表示では攻撃できなくなります。
効果外テキストは「超重武者として扱う」の方を指しているつもりでした。
少しややこしい文章だったかもしれませんね。