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遊戯王アークファイブ第97話『気高き超魔導剣士』感想

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遊戯王ARC-V97話の感想です。

ジャックに父親ではなく自分の言葉で語れと指摘された遊矢。

はたしてそれを受けた遊矢はどうするのか。

 

 

17体同時破壊

レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトの効果発動

モンスターが軒並み破壊されてセキュリティが一瞬で全滅します。

合計8500の効果ダメージは遊矢にも迫ってきます。

遊矢はアクション魔法「回避」によってダメージを逃れます。

しかしジャックは間髪要れずにスカーライトでダイレクトアタックを仕掛けます。

遊矢はダメージを受けるものの続けてアクション魔法「ダメージドロー」を発動。

3000の大ダメージを受けながらもカードを2枚ドローします。

なんとか凌いだ遊矢、ジャックはカードを1枚伏せてターンエンドです。

 

完全にセキュリティがかませ扱いされメリッサにも煽られるロジェ長官、

「黙れぇぇぇぇぇぇ!」と思いっきり取り乱しています。

しかしそんなロジェ長官に追い討ちをかけるようにオペレーターから

ランサーズの一味が治安維持局に乗り込んで暴れているとの報告が。

そこでは素良と月影が捕縛隊なぎ倒している最中でした。

しかし捕縛隊の数はまだまだ多く、しかも仲間がワンキルされていながらも

一切取り乱す様子を見せません。

洗脳されていると踏んだ2人はまずはそれを解くことを優先します。

 

 

ジャックから譲り受けたカード

遊矢のターン、しかし動く様子を見せません。

ジャックからの言葉を受け自分のデュエルとは何かを悩む遊矢、

そんな遊矢に戦う意思がなければサレンダーしろと叱責するジャック。

しかし悩みながらも前に進み続けようとする遊矢。

ドローしたカードは調律の魔術師!

まず遊矢はペンデュラム召喚によってエクストラデッキの

刻印の魔術師とEMラディッシュ・ホースを場に出します。

その後調律の魔術師を通常召喚、その効果によって

自分のライフを400削りジャックのライフを400回復します。

そしてジャックのライフが回復した事をトリガーに

新カード、EMライフ・ソードマンを特殊召喚、

ジャックの回復した400分その攻撃力を上昇させます。

さらにラディッシュホースの効果を発動、

スカーライトの攻撃力を500下げライフソードマンの攻撃力を500上げます。

そして調律の魔術師と刻印の魔術師、ラディッシュ・ホースをチューニング、

エンライトメント・パラディンのシンクロ召喚を果たします。

その効果で墓地から回収した魔法カードはスマイル・ワールド。

まだ自分自身のデュエルというものを見つけられずにいる遊矢、

それでも親から、そしてジャックから譲り受けたカードを使い

今出来る事を全力で取り組もうとします。

ここでライフソードマンの効果発動、自身をリリースする事で自分の攻撃力、

つまり900をエンライトメントの攻撃力に加えます。

攻撃力3400となったエンライトメントでスカーライトを攻撃、

しかしここでジャックはレッド・クリスタルを発動し破壊を逃れます。

スカーライトを倒し損ねた遊矢、ここでターンエンド、

ライフソードマンとラディッシュホースの効果が切れ再び攻撃力は逆転します。

エンライトメントでもまだジャックには届きませんでした。

 

ジャックのターン、再びスカーライトの効果発動。

しかし遊矢はバブルドッグのペンデュラム効果によって破壊を無効、

代わりにペンデュラムゾーンのバブルドッグが破壊されます。

間髪いれずにスカーライトでエンライトメントを攻撃しますが

ゴムゴムートンのペンデュラム効果でエンライトメントを守ります。

しかしダメージは受け遊矢のライフはとうとう100となりました。

ジャックは再びカードを伏せてターンエンドです。

 

 

他のランサーズ達は・・・

治安維持局では相変わらず月影と素良のコンビが暗躍しています。

爆発起こしておいて「峰打ちだ」という月影=サン、峰ってどこだよ!

なんにしてもコントロールシステムを破壊する事に成功した2人、

セキュリティ達の洗脳は解けて統率が一気に乱れます。

正気に戻ったばかりで状況が把握できていなかったのもあり

押し寄せるコモンズの暴徒達を前に皆して逃げ出してしまいました。

このままではコモンズの暴走は加速を増すばかりでしょう。

それを見て赤馬零児はランサーズ達を連れて暴徒の足止めに向かいます。

シンジ達を倒してしまうのかと心配するクロウの子供達、

しかし沢渡や権現坂、そして零羅が大丈夫だと子供達を励まします。

すっかり凛々しい顔をするようになった零羅君、本当に成長しましたね。

エンジョイ長次郎は今回はランサーズについていかず見守る事にしたようです。

 

 

涅槃の超魔導剣士

ジャックの言葉から何かを感じ、自分自身の言葉を、デュエルを模索する遊矢。

その脳裏浮かんでいたのはかつての修造の言葉。

「ペンデュラムという扉を最初に開いた人間として

後に続く者たちの模範となれ!」

そう、ペンデュラム召喚を最初に使ったのは父榊遊勝ではない、

まぎれもなく榊遊矢自身の、自分自身の行動。

その事に気付いた時、胸に着けていたアクセサリーが光だし

その脳裏にはあるモンスターの姿が移りだします。

遊矢のターン、手札にあった相克の魔術師をセッティング。

ゴムゴムートンと合わせてペンデュラムスケールは1と3、

これによってレベル2のチアモールをペンデュラム召喚します。

そしてチアモールとエンライトメントでチューニングをすると宣言します。

これにはさすがのジャックも驚きを隠せません。

なぜならチアモールもエンライトメントチューナーモンスターではなく

シンクロ召喚の条件を満たしていないのですから。

しかし遊矢は言います。

この2体をリリースする事でシンクロ召喚できるモンスターがいると。

平穏なる時の彼方から、遍く世界に光を放ち蘇れ!

そして現れるのはシンクロモンスターにしてペンデュラムモンスター、

レベル10!ニルヴァーナ・ハイ・パラディン!

前代未聞のそのモンスターにジャックの顔にも笑みがこぼれています。

その攻撃力は3300、スカーライトを上回っています。

そしてバトルフェイズ、ニルヴァーナでスカーライトを攻撃します。

これに対してジャックは永続罠「キング・スカーレット」を発動。

スカーライトの破壊を無効にした上でチューナー扱いで特殊召喚されます。

新しい切り札、ニルヴァーナの攻撃も見事防いだジャック。

遊矢はこれでターンエンドです。

 

 

ダブルチューニング

ジャックのターン。

さらにもう1体のチューナー、ミラー・リゾネーターを召喚します。

今度は俺自身のデュエルを見せると遊矢に言い放ち

なんと通行止めされていた道を無理矢理走り出します。

その道路は途中で穴があいており道が続いていな状態です。

しかしジャックは「己の道は己自身で切り開く」と言い放ち大ジャンプ

そしてスカーライトと2体のチューナーでダブルチューニングを実行。

2体のチューナーを同時にチューニングするその召喚方法は

遊矢だけでなくシンクロ次元の人間でさえ見た事が無かったようです。

王者と悪魔、今ここに交わる!
赤き竜の魂に触れ、天地創造の雄たけびを上げよ!
シンクロ召喚!現れよ、レベル10!
レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント!

その召喚口上の通り召喚の際には赤き竜の姿が見えています。

アークファイブのジャックもまた赤き竜の力を得ているのかもしれません。

こうして現れたレッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント、

その攻撃力は3500、またしても遊矢のモンスターを上回りました。

そしてタイラントの効果発動、自身以外の全てのカードを破壊します。

これによりニルヴァーナはペンデュラムゾーンのカード諸共吹き飛ばされます。

しかしここでニルヴァーナの効果が発動、ペンデュラムゾーンに置かれます。

そしてがら空きになった所にタイラントのダイレクトアタック、

遊矢はアクション魔法「回避」によって攻撃を無効にしようとするも

タイラントの効果によって魔法カードが無効になります。

しかしさらにその無効をトリガーに手札から曲芸の魔術師を守備表示で特殊召喚!

攻撃の目標を曲芸の魔術師に移しそれを破壊しますが

曲芸の魔術師もまたニルヴァーナと同様破壊された際にペンデュラムゾーン行きです。

遊矢もまたジャックの新しい切り札の攻撃を凌ぐ事に成功しました。

まさに一進一退の攻防、観客も大盛り上がりです。

 

 

遊矢のデュエル

見事に自分のデュエルを表現した遊矢にジャックはある言葉を告げます。

対話の為の言葉は誰から習ってもいいと、それ自体はなんら間違いではないと。

そして習った言葉を使いこなし、いかしにして伝えるかが重要なのだと。

確かに遊矢が夢見ていたのは父、榊遊勝のようなエンタメでした。

しかし遊矢が教わったのは決して榊遊勝だけではありません、

修造や柚子をはじめ、今までに出会った様々な人物から

様々な事を教わってきたのです。

そうした様々な人から教わった上で自分自身を見つけ出すのだと。

 

他のランサーズも各地で活動を続けていました。

権現坂と沢渡はモンスター達と共にコモンズの前で仁王立ち、

黒咲はクロウとシンジ達の争いの仲裁に入っています。

月影と素良も柚子と合流する事に成功した模様です。

 

遊矢のターン、ドローしたのはオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!

そしてセッティングしたニルヴァーナと曲芸の魔術師によって

レベル3から7のペンデュラム召喚を実行します。

EMゴムゴムートン!

EMバブルドッグ!

EMラディッシュホース!

刻剣の魔術師!

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!

5体同時ペンデュラム召喚を見事成し遂げました。

皆と一緒に戦うのが俺のデュエルだと宣言する遊矢、

エンタメイト、魔術師、そしてオッドアイズ。

3種類のテーマそれぞれが力を合わせて戦うこのデュエルこそが

榊遊矢の言う「皆で戦う」デュエルを体現しているのかもしれません。

 

 

 

 

遊矢とジャックそれぞれが新しい切り札を出すという実に熱い展開でした。

やはり一進一退の攻防を見ててとても心躍るものがありますね。

最後に決めた5体同時ペンデュラムに対して

ジャックはどのように立ち向かうのかが実に楽しみです。

 

次回予告 98話『ひとつの道へ』

スマイル・ワールドによってジャックがとてもいい笑顔をしています。

その他にも地下にいたデュエルチェイサー227達や

和解して応援にかけつけたクロウやシンジ達などの姿も見えます。

いよいよ遊矢とジャックのデュエルも終盤だと言えるでしょう。

 

超熱血!デュエル塾

 

今回の司会は赤馬社長と権現坂。

ジャックの切り札、レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト、

そしてそれが真価したレッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラントの解説です。

ユーゴもですがエースモンスターを活かすに特化したデッキ構築というのは

そのカードに対する信念的なものが伝わってきますね。

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