今回紹介するのはプレミアムパック18よりこのカードです。
No.37 希望織竜スパイダー・シャーク
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/水属性/海竜族/攻2600/守2100
水属性レベル4モンスター×2
「No.37 希望織竜スパイダー・シャーク」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分または相手のモンスターの攻撃宣言時、
このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力はターン終了時まで1000ダウンする。
②:このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時、
このカード以外の自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
今こそオレたち二人の力を合わせる時!
これがオレとお前で作り出す希望!
眠りし大地と海の力が紡がれしとき新たな命の光が噴出する!
エクシーズ召喚!目覚めよNo.37!希望織竜スパイダー・シャーク!
新しく登場するランク4のナンバーズです。
漫画版ZEXALにおいて神代凌牙がe・ラー戦で使用したカードであり、
元はNo.70 デッドリー・シンだったカードが凌牙の元で変異したナンバーズです。
神代凌牙と八雲興司の2人の力が込められているカードであり、
「スパイダー・シャーク」の名が示す通り蜘蛛と鮫の特徴を併せ持った独特の形状です。
ランク、属性、種族、攻撃力、守備力、エクシーズ素材にいたるまで
全て漫画版凌牙のエースであるバハムート・シャークと同一のものとなっています。
このあたりからもバハムートシャークが進化したという側面が強いと言えるでしょう。
漫画版では蘇生に関する様々な効果を持っていましたが、
OCG化にあたり蘇生に関する効果はシンプルにまとめられる事になりました。
①の効果は1ターンに1度自分、相手問わずいずれかのモンスターの攻撃宣言時に
オーバーレイユニットを1つ消費する事で相手の全モンスターの攻撃力を
そのターンの間1000ダウンさせるというものです。
このカード単体でも攻撃力3600までのモンスターを処理できますが、
相手のモンスター全ての攻撃力を下げられる所が大きなポイントであり、
複数のモンスターで一斉攻撃してこそ真価を発揮する効果だと言えるでしょう。
1000という攻撃力低下はかなりのものであり、
下級アタッカークラスのモンスターでも大抵の相手を戦闘破壊できます。
②の効果は1ターンに1度、このカードが破壊され墓地へ送られた時、
自身以外の墓地のモンスターを特殊召喚できるというものです。
原作の蘇生効果に比べると随分とシンプルなものになりましたが、
蘇生できるモンスターには一切制限がなく、優秀な効果には変わりないでしょう。
①の効果を組み合わせると攻撃力が3600以上のモンスター相手でも、
このカードが戦闘破壊されてもより攻撃力の高い後続を出して無理矢理突破する、
もしくは壁モンスターを出して次のターンに備える、といった行動を取りやすいです。
リビングデッドの呼び声や竜魂の幻泉で蘇生させる対象としても効果的であり、
相手がサイクロン等でリビングデッドの呼び声を破壊しようとしてきた時に
このカードを蘇生させて破壊させる事で他のモンスターの完全蘇生を狙えます。
ただし「時の任意効果」でありタイミングを逃す類の効果である点には注意です。
また①の効果も含めてホープ・ザ・ライトニングは天敵となるでしょう。
①、②どちらの効果も強力でランク4の中でも優秀なモンスターだと言えるでしょう。
エクシーズ素材に水属性を要求している点はバハムート・シャークと同じであり、
バハムート・シャークをメインに扱うデッキであれば同様の手段で召喚が狙えます。
このカード自身も水属性である為、ダブルフィン・シャークも問題なく扱えます。
②の効果によって1度儀式召喚に成功したモンスターの蘇生も狙える為、
リチュア・ビースト等を採用した【リチュア】で使うのも面白いと思います。
以下は個人的に相性がいいと思われるカードを挙げていきます。
※カード名をクリックでwikiを表示します
当然ながら②の効果は除外やバウンスをされてしまうと発動が出来ません。
安全地帯などで対象耐性を着ければ除外やバウンスを防ぎやすくなるでしょう。
安全地帯が除去されてスパイダーシャークが破壊されれば蘇生効果を発動可能です。
またリビングデッドの呼び声なども一緒に採用しているならば
マジック・プランターでのドローも狙いやすくなるでしょう。
同様に禁じられた聖槍などもスパイダー・シャークを守る手段として効果的です。
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