今回紹介するのはディメンション・オブ・カオスよりこのカードです。
RR-デビル・イーグル
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/闇属性/鳥獣族/攻1000/守 0
レベル3「RR」モンスター×2
「RR-デビル・イーグル」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードのX素材を1つ取り除き、
相手フィールドの特殊召喚された表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
レイドラプターズの新しいエクシーズモンスターであり初のランク3です。
アークファイブにて黒咲隼がデニス戦で使用したカードで
RR-スカルイーグル2体でエクシーズ召喚され攻撃力が1600になっていた他
RUM-レイドフォースによりRR-フォース・ストリクスにランクアップしていました。
アニメではバーン効果がフリーチェーンで発動できるという恐ろしいカードでしたが
さすがに強すぎたのかOCG化にあたりフリーチェーンで使えなくなっています。
また自分のモンスターを参照にする事も出来なくなっています。
スカル・イーグルの攻撃力上昇効果を踏まえても攻撃力が低い為
基本的には守備表示で出した方がいいと思われます。
その効果はオーバーレイユニットを1つ消費する事で
相手の特殊召喚されたモンスター1体を対象に元々の攻撃力のダメージを与えるものです。
No.61 ヴォルカザウルスなど対象を破壊してバーン効果を与えるカードとは違い
このカードは対象を破壊しない事が欠点でもあり、利点でもあります。
破壊耐性を持った相手も対象に出来る所はヴォルカザウルスに勝る点と言えるでしょう。
wikiなんかだとあんまり評価の高くないカードですが
個人的には中々馬鹿にできないカードだと思っています。
RRである為、RR-レディネスで戦闘破壊から守れるのは大きな利点であり、
これにより次のターンにもう一度効果を使えるチャンスが結構あります。
エースモンスター相手に使えば2000から3000のダメージは十分に狙う事ができ、
仮に攻撃力3000のモンスターを2回対象にしてバーンを与える事が出来れば
相手もこのカードのえげつなさに気づく事でしょう。
エクシーズ素材を使いきった後はRUM-アストラル・フォースで
RR-ブレイズ・ファルコンになれば更なる追加ダメージも期待できます。
他のランク3と一緒に未来皇ホープに繋げるのもいいでしょう。
このカードの最大の問題点はそのランクとエクシーズ素材です。
レベル3のレイドラプターズというのは現状RR-スカル・イーグルしか存在せず、
スカル・イーグル2体でオーバーレイネットワークを構築するか、
ランク2のエクシーズにRUM-レイド・フォースを使う必要があります。
どちらの出し方もあまり効率のいい召喚の仕方とはいえず、
ランク3の中でも中々召喚するのに難儀するモンスターだといえます。
スカル・イーグルの攻撃力上昇効果も奈落の落とし穴に引っかかるラインになる為、
デビル・イーグルにとっては余計なお世話になってしまうケースもあります。
ただスカル・イーグルを2体並べる事に関しては丁度いいカードが一緒に出ました。
せっかくなのでそのカードも紹介したいと思います。
RR-ワイルド・ヴァルチャー
効果モンスター
星6/闇属性/鳥獣族/攻1600/守2000
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンの
自分メインフェイズにこのカードをリリースして発動できる。
レベルの合計が6になるように、
自分の手札・墓地から「RR」モンスター2体を選んで特殊召喚する。
黒咲隼がオベリスク・フォース戦で使用したカードであり、
仲間のカードを借りてペンデュラム召喚した印象的なモンスターでもあります。
その効果は成功・特殊召喚に成功したターンのメインフェイズに
このカードをリリースしてレベルの合計が6になるように
手札・墓地からレイドラプターズ2体を選んで特殊召喚するというものです。
現状では実質スカル・イーグル2体を呼び出す専用の効果となっています。
そもそもレイドラプターズがレベル4を中心とするテーマである為、
通常のレイドラプターズに採用するのは難しく、むしろスカル・イーグルと一緒に
ランク3をメインとするデッキに採用する方が上手く扱う事が出来るでしょう。
墓地からスカルイーグルを2体特殊召喚する事が出来れば
デビル・イーグルのエクシーズ召喚もぐっと狙いやすくなるでしょう。
またデビル・イーグルだけでなく他のランク3のエクシーズを狙う場合にも
攻撃力を合計600上昇させる事が出来る為重宝するでしょう。
問題点は2つ、レベル6のワイルド・バルチャーをどうやって場に出すか
そしてスカル・イーグル2体をどうやって手札と墓地に2枚揃えるかです。
ワイルドバルチャーを場に出すのは墓地から蘇生させるのが手っ取り早いでしょう。
スカル・イーグルとまとめて墓地に落とす手段の確保が必要になります。
他の出し方としてはレベルを5にしたミミクリー・レイニアスに
トランス・ターンを使用する方法もあります。
使いづらいカードであるのは確かですが侮りがたい性能を秘めています。
もし今後レベル3のレイド・ラプターズが増える事になれば
デビル・イーグルやワイルド・ラプチャーの評価も変わってくると思います。
以下は個人的に相性がいいと思われるカードを挙げていきます。
※カード名をクリックでwikiを表示します
バーンダメージを狙うデッキのお供とも言えるカードの1枚ですね。
デビル・イーグルを戦闘から守りつつバーンダメージを与えます。
破壊輪などと違って破壊せずにそのまま対象をフィールドに残すのも
デビル・イーグルの効果を再度使うのに都合がいい場合もあります。
デビル・イーグルのバーン効果は相手フィールドに
高い攻撃力のモンスターがいる事が前提となります。
相手によっては高い攻撃力のモンスターを出さない事もある為、
そういった時に自分から相手フィールドに出せるこのカードは重宝します。
ラヴァ・ゴーレム自身の効果と合わせて4000ものダメージが狙えます。