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遊戯王アークファイブ第57話『黒い旋風 クロウ・ホーガン』感想

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遊戯王ARC-V57話の感想です。

今更ですが自分録画環境無かったりします。

その為記憶を頼りに感想を書いてる影響で食い違いとかあるかもしれません。

どうかご了承ください。

 

 

コモンズの町並み、トップスの町並み

コモンズの町にまでやってきたセキュリティから身を隠すユーゴと柚子。

なにやら見覚えのある中国人風の店員が見えます。

ジャックやクロウ以外にも5D’sのキャラクターはちらほらいそうですね。

貧しいながらも人々は力強く生きているみたいです。

そしてやはり柚子は母親の顔は知らないようです。

今までずっと修造さんが男手1つで育ててきた事が明確になりましたね。

 

一方でデニスと権現坂はトップスの町に迷い込んだようです。

権現坂は慣れないシンクロ次元でも地道にはぐれた仲間を探しています。

そんな中デニスは息抜き代わりとばかりに軽くマジックを披露します。

カードをポンと叩いたら帽子が出現しました、見事なマジックです。

それを見て感動した子供はデニスにおひねりを投げます。

その反応を見たデニスは何かを思いついたようです。

 

 

子供の味方、クロウ・ホーガン

場面は変わって遊矢達、クロウの住処まで案内されて来ました。

子供を守ろうとしてた遊矢をクロウはすっかり気に入ったようです。

ツナ缶1つで大喜びする経済状況ですが食事もちゃんとご馳走します。

出てきた食事はサンドイッチ、実に美味しそうです。

食事をしながら遊矢達の事情を聞くクロウ。そしてでしゃばる沢渡

何も隠すことなど無いとばかりに別次元から来た事などをどんどん喋ります。

それを見たクロウは「やばいの連れてきちゃったかなー」と困惑気味です。

でもこれ、突拍子も無い話だけど嘘をついているとは思わなかったって事ですよね。

こういう時沢渡の口の軽さというのはプラスですね、裏表なさそうですし。

まあ自分を無敗と呼ばれている男といったり遊矢を弟子と言ったり

息を吐くように嘘ついてるんですけどね。

遊矢も異なる次元から来たのは本当の事だと沢渡の説明に援護をします。

クロウとりあえずそういう細かい話は抜きに遊矢達の味方をする事にしたようです。

 

 

デニスの圧倒的順応力

再び視点が変わってデニス組、いきなり映る超ローテンションの権現坂

デニスのマジックショーに無理矢理つき合わされているようです。

華麗なしぐさ次々とカードを実体化させていきます。ワンダー・ワンドが見えますね。

これもソリッドビジョンのちょっとした応用なのでしょうか。

その様子にトップスの住人達も大喜び、次々とおひねりが投げ込まれています。

紙幣にイェーガーが印刷されています、紙幣になっているという事は偉人のようです。

アークファイブのイェーガーは何をしているんでしょうね。

実に不満げな権現坂をなだめるデニス、素良に引き続きゴンちゃん呼びです。

 

 

やばい宗教勧誘のような何か

一方で柚子は融合次元から敵が迫っているという事を周りに演説しはじめます。

さすがにその説明のしかたはどうかと思うの

その様子は完全にやばい人です。「関わってはいけない人」のそれです。

カードにされたハリルとオルガを見せて脅威を伝わせようとしますが通じません。

この柚子の様子と比較すると日美香の演説がいかに上手だったかが判りますね。

というか指名手配されてるんだからもう少し大人しくしてないとまずいです。

案の定周りからは頭のおかしい人扱いされちゃっています、しょうがないね。

呆れながら見ていたユーゴですがそんな柚子を見かねてか柚子の弁明をします。

そして「実際に次元を超える所見せてよ」と安い挑発に乗っかるユーゴ。

なんか召喚口上投げやりすぎませんかねユーゴ君

まあそう都合よくは行かずやっぱり白い目で見られてしまいました。

そして営業妨害として通報されそうになっています、罪状が増えました。

しかしそのやり取りの隙に店の商品を盗み出す子供が登場。

その隙を付いてユーゴ達も退散する事にしました。

 

 

泥棒はいけません

泥棒の子供達はどうやらクロウが養っている子供のようです。

子供達はクロウが喜んでくれるかなと期待して家路へ付きます。

しかし当然ながら盗品で喜ぶはずもなくクロウはしっかりとげんこつで叱ります。

駄目な事はしっかり駄目と教えないといけませんからね、クロウはしっかり者です。

そしてここで遊矢達に収容所の事やトップス、コモンズの説明をします。

マーカーに関しては指でなぞる程度の簡単なものでしたが遊矢達には伝わったようです。

どうやらマーカーの設定も5D’sと同じと見てよさそうですね。

そして子供達の証言からユーゴと柚子の情報を遊矢達は入手します。

早速探そうとしますが指名手配されている身としてクロウに静止されます。

しかし遊矢の真剣なまなざしからクロウは自分が代わりに探すと言ってくれます。

クロウの人の良さがしっかり出ていますね、遊矢達はしばらくクロウのお世話になりそうです。

 

 

大道芸人、デニスとゴンちゃん

そして突如はじまるメリッサ・クレールの中継。中継対象はデニスと権現坂です。

あれからずっとマジックショーをしていたのか、すっかり注目されています。

権現坂は相変わらず不満気ですがデニスは目論見どおりといった感じです。

テレビ中継されれば仲間に見つけてもらう可能性はぐっと高くなりますからね。

合流する為の手段としてはかなり合理的です。

そしてより場を盛り上げようとデニスと権現坂はデュエルをする事になりました。

それもヒーローショーのデュエルです、権現坂は悪役です。

こうしてテレビ中継でのアクションデュエルがはじまりました。

 

 

デニスのエンターテイメント精神

そしてここからはまさにエンタメと言えるデュエルがはじまります。

デニスは永続魔法「バーンギフト」を使ってEmヒグルミを権現坂の場に召喚します。

Emヒグルミは何気に登場したペンデュラムのエンタメイジです。

いつの間にこんなもの手に入れたのでしょう。社長からもらったのでしょうか。

そしてEmヒグルミの効果で権現坂が火に包まれ悪役としてメイクアップ完成です。

さらにEmウィンド・サッカーを特殊召喚、こちらもペンデュラムモンスターです。

そしてエンタメイジ・ハリケーンを使ってバーンギフトを戻し、その効果で呼び出した

Emヒグルミを破壊して権現坂にバーンダメージを与えます。

挙動の1つ1つに観客を盛り上げようとするエンタメ精神が伝わってきます。

本当にデニスのエンタメは見てて心がワクワクします、だから騙されたんですよチクショウ。

そんなデュエルの様子に何やら車の中から黒人の人が注目しているようです。

 

 

ゴンちゃん激おこ

デニスにやりたい放題やられている権現坂はもう怒りまくっています。

そもそも自分が悪役である事が大きな不満のようです、割と融通聞かない人でした。

そんなわけで本当に悪いのはデニスの方だと観客に主張しはじめます。

そんな様子を見たデニス、華麗に正義の味方から悪役へとシフトします。

口調も変え、マスクも付け、見事なまでの転身っぷりです。

もしかしたらこの展開は予測済みだったのかもしれません、それでも実に華麗です。

正義のヒーローも悪の怪人も自由自在、まさにエンターテイナーの鑑です。

これにはメリッサも大興奮、ノリノリで実況をしています。

そしてCMに入る前に「チャンネルはそのままで」と発言、メタいです。

 

 

ユニオン!?生きていたのかユニオン!?

ノリノリで悪役を演じるデニスに権現坂も応戦します。

次々とモンスターを展開してシュテンドウーGのシンクロ召喚を決めます。

そして新カードである超重武者装留シャイン・クローと超重武者装留ダブル・ホーンを召喚、

シュテンドウーGに装備させます。超重合体フルアーマーシュテンドウーG!

わざわざ合体シーンまで披露する演出の懲りようです。

それにしてもこの2枚の新規、「1ターンに1度装備できる」という効果説明がありました。

これはユニオンの特徴のそれです、ユニオンモンスターと見ていいのでしょうか?

 

 

テレビ中継されるペンデュラム召喚とエクシーズ召喚

シュテンドウーGで相手の魔法罠を破壊した後2回攻撃によってデニス大ダメージを与えます。

しかしデニスにも悪役としての意地があります。悪が強大であるほどショーは盛り上がるのです。

またまた新規のペンデュラムEmであるEmミラー・コンダクター、

そしてEmファイヤー・ダンサーをセットしペンデュラムスケールをセッティングします。

そのままペンデュラム召喚からEmトラピーズ・マジシャンのエクシーズ召喚につなげます。

初めて見るペンデュラム召喚とエクシーズ召喚にメリッサも驚きを隠せません。

一方でロジェ長官は冷静に分析していました、この人本当に有能です。

また車に乗っていた黒人もエクシーズ召喚には心当たりがあるようです。

そのままペンデュラム効果とトラピーズ・マジシャンの合わせ技により

見事に権現坂に大ダメージを与えます、これで仕返し成功ですね。

なおこの時ペンデュラム召喚を悪の召喚方法と説明しています。

確かに何度も再生する様子はさながら再生怪人のそれです。デニスノリノリすぎです。

それにしてもEmミラー・コンダクター、凄まじく強力なペンデュラム効果です。

さすがにOCG化される場合弱体化とかありそうですね。

 

 

デニスとゴンちゃん、勧誘される

しかしここからは権現坂の反撃です。

悪役から正義サイドに映った事ですっかりノリノリです。それでいいのか不動のデュエル。

まず2体の超重武者装留をシュテンドウーGから外して場に召喚します。

やっぱりこの2枚はユニオンモンスターと見ていいのでしょうか。

そして新しいチューナーである「超重武者ツヅ-3」を召喚します。

そして4体のモンスターでスサノーOのシンクロを召喚を決め

その効果でデニスの使ったエンタメイジ・ハリケーンを

逆に利用してペンデュラムモンスターをバウンス、これで攻撃力が元に戻りました。

そのままスサノーOの攻撃を決めてフィニッシュです。

デニスは敗北こそしましたが完全に計算通りの敗北と見ていいでしょう。お見事です。

おひねりも大量に手に入ったみたいでエンタメデュエルは大成功みたいですが、

権現坂はやっぱり納得いかないようすです。でもノリノリでしたよね?

そして先ほどの黒人であるギャラガーはデニスと権現坂の腕を見込んだようで

2人を勧誘しに来ました。はたしてこのギャラガーは何者なのか。

 

 

次回予告『闇デュエルへの招待』

ギャラガーが招待しようとしていたのはなんと闇デュエルでした。

反対しようとする権現坂でしたがそこで黒咲と再会します。

一方で零羅は何やらアマンダといい雰囲気です。

シンクロ次元の出会いを通じて少しずつ心を開いていく感じでしょうか。

それにしても「しかしそこでは黒咲が大活躍をしていた!」ってわりと腹筋に来ます。

もうすっかりシンクロ次元に適合しているみたいですね黒咲さん。

 

 

超熱血!デュエル塾

今回はデニスのエンタメイジに関する説明です。

今回デニスの使用した多くのEmペンデュラムモンスターのデータが乗っていました。

 

Emミラー・コンダクター
ペンデュラム・効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻600/守1400
【Pスケール:青3/赤3】
①:相手フィールドの特殊召喚されたモンスターの元々の攻撃力・守備力は、
その内の低い方の数値になる。
【モンスター効果】
①:このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時、
このカードを攻撃対象とした相手モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの攻撃力・守備力を、そのダメージ計算時のみ入れ替える。

Emファイヤー・ダンサー
ペンデュラム・効果モンスター
星4/炎属性/魔法使い族/攻1400/守1200
【Pスケール:青6/赤6】
①:1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ、相手に戦闘ダメージを与える。
【モンスター効果】
①:このカードが戦闘で破壊された場合、
このカードを破壊したその相手モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの攻撃力は500ダウンする。

Emヒグルミ
ペンデュラム・効果モンスター
星4/炎属性/魔法使い族/攻1000/守1000
【Pスケール:青5/赤5】
①:自分フィールドのモンスターが破壊された場合に発動できる。
Pゾーンのこのカードをモンスターゾーンに特殊召喚する。
【モンスター効果】
①:自分フィールドのこのカードが破壊された場合に発動できる。
手札からレベル4以下の「Em」モンスター1体を選んで特殊召喚する。

Emウィンド・サッカー
ペンデュラム・効果モンスター
星5/風属性/魔法使い族/攻2100/守   0
【Pスケール:青4/赤4】
①:1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルをターン終了時まで1つ下げる。
【モンスター効果】
①:相手フィールドにモンスターが存在し、
自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。

 

 

デニスの凄さを見せ付けられたような回でした。

やはり彼はエンターテイナーとして1つ次元の違う実力を持っています。

シンクロ次元にいってもしっかりと周りを魅了しているそのエンタメは本物です。

しかし今回デニスはペンデュラム召喚を邪悪なものとして演出していました。

これは遊矢も悪役扱いされるフラグでしょうか。

でも自分は遊矢にもデニスのような悪役としてのエンターテイメントも見たいですね。

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