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遊戯王OCG新カード考察:ラーの翼神竜-球体形(スフィア・モード)

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初代遊戯王のボス敵存在であり多くのファンを持つ人気カードであるラーの翼神竜。

ですが今までOCGのラーの翼神竜はそのあまりに残念な性能により「ヲーの翼神竜」だとか

「ライフちゅっちゅギガント」だとか散々な言われ方をしていました。

そうして待つ事5年以上、デュエリストパック決闘都市編に

ついに救済カードがやってきました!

 

ラーの翼神竜-球体形
効果モンスター
星10/神属性/幻神獣族/攻   ?/守   ?
このカードは特殊召喚できない。
このカードを通常召喚する場合、
自分フィールドのモンスター3体をリリースして自分フィールドに召喚、
または相手フィールドのモンスター3体をリリースして相手フィールドに召喚しなければならず、
召喚したこのカードのコントロールは次のターンのエンドフェイズに元々の持ち主に戻る。
①:このカードは攻撃できず、相手の攻撃・効果の対象にならない。
②:このカードをリリースして発動できる。
手札・デッキから「ラーの翼神竜」1体を、召喚条件を無視し、攻撃力・守備力を4000にして特殊召喚する。

 

 

不死鳥は 再び墓地より やっぱり舞い戻らない

 

既存の神のカードと同じように3体のモンスターをリリースして通常召喚する制約を持ち、

自身をリリースして手札、デッキからラーの翼神竜を攻撃力守備力4000の状態で特殊召喚できます。

これにより高い攻撃力を維持したままフィールドのモンスターを破壊する効果を使用できます。

ただし特殊召喚扱いである為、無効化されない効果も召喚時にカードを発動できない効果も、

適用されないので除去カードには気をつけなければなりません。

また「ラーの使徒」をリリースできない事にも注意しましょう。

 

そして最大の特徴はなんといっても相手のモンスターを3枚リリースして相手フィールドに召喚できる事です。

ヴォルカニック・クイーンや溶岩魔神ラヴァ・ゴーレムの強化版のような効果ですが、

こちらは特殊召喚でなく通常召喚であるのが大きな違いです。

しかもヒエラティックテキストを読み上げる事により次のターンの終わりに自分の元へと戻ってきます。

相手の場に3体以上並ぶ状況は難しいかもしれませんが狙える場面では是非狙っていきましょう。

 

またこのカード自体も相手の攻撃・効果の対象にならないという中々優秀な耐性を持っています。

その為場合によってはラーを出さないで壁として運用する事も可能でしょう。

いっそ事故防止の為に最初からラーの翼神竜をデッキに入れないという選択肢も普通にありです。

・・・あれ、これってラーの救済カードだよね?

 

 

 

以下は個人的に相性がいいと思われるカードを挙げていきます。

※カード名をクリックでwikiを表示します

 

地獄の暴走召喚

相手のモンスターを3体リリースする効果は非常に強力ですが、

実際には中々3体をリリースできる状況を作ることは難しいと思われます。

でしたらいっそ無理やり3体並べてしまいましょう。

本来ならばデメリットとなる相手のモンスターを特殊召喚する効果も、

このカードにとってはメリットと成り得ます。

また相手の場に並べられない時でも自分の場に3体並べる手助けになります。

 

 

連撃の帝王

やはり何度か述べているように相手のモンスターが都合よく3体並んでいるという状況は中々ないと思われます。

しかしこれが相手のターンであればどうでしょう?

展開の途中で相手の場にモンスターが3体が並ぶ状況は十分にありえます。

その時に無理矢理リリースしてしまえば、大きなアドバンテージを得る事が可能です。

ラヴァ・ゴーレム等と違いこのカードは通常召喚で呼び出す為、連撃の帝王の効果を適用させる事が可能です。

ただ、もしかしたら「相手モンスターをリリースして召喚する場合はアドバンス召喚扱いにならない」

という裁定が出てしまうかもしれません。その場合はこのカードとのコンボは不可能になります。

また相手ターンに出す関係上ヒエラティックテキストを読み上げる前に処理されてしまう可能性もあります。

 

 追記:問題なく連撃の帝王の効果で召喚できるみたいです。やったね!

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