今回紹介するのは20th ANNIVERSARY DUELIST BOXよりこのカードです。
E・HERO ネビュラ・ネオス/Elemental HERO Nebula Neos
融合・効果モンスター
星9/地属性/戦士族/攻3000/守2500
「E・HERO ネオス」+「N・グラン・モール」+「N・ブラック・パンサー」
自分フィールドの上記カードをデッキに戻した場合のみ、
EXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
①:このカードがEXデッキからの特殊召喚に成功した場合に発動する。
相手フィールドのカードの数だけ自分はデッキからドローする。
その後、フィールドの表側表示のカード1枚を選び、
その効果をターン終了時まで無効にする。
②:エンドフェイズに発動する。
このカードをEXデッキに戻し、
フィールドのカードを全て裏側表示で除外する。
ネオスの新しい形態となる地属性戦士族のレベル9融合モンスターです。
元は海外で先に登場していたカードですがこの度日本にも上陸しました。
グラン・ネオス、カオス・ネオス、ストーム・ネオスに続く
4体目のトリプルコンタクト融合体です。
黒いボディに大きなウィングパーツを持つネオスであり
右手にはドリルを2つ、左手にはダークパワー的なものを宿し
グラン・モールとブラック・パンサーの力を表しているのでしょう。
ちなみにネビュラとは星雲の事です。
「E・HERO ネオス」+「N・グラン・モール」+「N・ブラック・パンサー」
自分フィールドの上記カードをデッキに戻した場合のみ、
EXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
融合素材をデッキに戻してエクストラデッキから特殊召喚する
いわゆるコンタクト融合と呼ばれる召喚方式です。
このカードはネオスと2体のネオスペーシアンを融合素材に指定しており
いわゆるトリプルコンタクト融合に分類されます。
ネオスペース・コネクターを召喚する事で融合素材の内2体は揃えられるので
あと1体の素材を蘇生カードなりで用意するといいでしょう。
もしくは全部一旦墓地へ送った後に
ミラクル・コンタクトで特殊召喚する手もあります。
①:このカードがEXデッキからの特殊召喚に成功した場合に発動する。
相手フィールドのカードの数だけ自分はデッキからドローする。
その後、フィールドの表側表示のカード1枚を選び、
その効果をターン終了時まで無効にする。
①の効果はエクストラデッキから特殊召喚した場合に
相手の場にあるカードの数だけドローし
さらにフィールドのカード1枚の効果をそのターンの間無効にします。
相手の盤面に依存しますが大量のドローを見込める豪快な効果であり
状況次第ではコンタクト融合分の消費を引いてもお釣りがくるでしょう。
おジャマトリオやブラック・ガーデンなどで相手の場にトークンを生成する事で
さらに大量のドローを狙う事も可能です。
また無効にする効果は戦闘破壊耐性のあるカードを突破するのに役立ちますし
このカードに使う事でデッキに戻るのを防ぐ事も可能です。
②:エンドフェイズに発動する。
このカードをEXデッキに戻し、
フィールドのカードを全て裏側表示で除外する。
②の効果はエンドフェイズ時にこのカードをエクストラデッキに戻し
フィールドのカードを全て裏側表示で除外する強制効果です。
コンタクト融合特有のデッキに戻ってしまうデメリットですが
トリプルコンタクト融合の例にもれず
デッキに戻る際に強烈な置き土産を残します。
しかも裏側表示で除外という再利用の困難な除去でありある種
ストーム・ネオスの全カードデッキバウンスよりエグい置き土産と言えます。
自分のカードの全て除外してしまうため
出来るだけ自分の場にカードを残さない形で発動するのが理想的です。
どちらの効果も相手の場にカードが多ければ多いほど
強烈なアドバンテージを生み出せる非常にロマンに満ち溢れたカードです。
勿論相手の場にカードが多いという事はこのカードの召喚が妨害されたり
除去されてしまう可能性が高いという事でもありますが
それを考慮しても狙いたくなる魅力のあるカードだと言えるでしょう。
上手くこのカードによるドローと除外が決まれば
それこそ不利な盤面を一気に覆すことも可能です。
また相手のカードを一気に複数裏側表示で除外できるカードは貴重です。
このカードとNo.89 電脳獣ディアブロシスを組み合わせる事で
大量のデッキ破壊を狙う事もできるでしょう。
コンタクト融合のサポートとして有用なネオスペース・コンダクターは
レベル7のネオス2体を並べてランク7のエクシーズに繋げられるので
両方のカードを1つのデッキに両立させることは十分に可能です。
コメント
ディアブロシスと両立とあるが効果の発動条件満たせなくない?
ああ、効果の発動トリガーにするわけでなくネビュラネオスで相手のカードの大量除外を狙えるのでその場合ディアブロシスの効果の除外量も増えるという意味です。