6月20日にVジャンプ8月号が発売されます。
今回紹介するのはその付属として収録されるこのカードです。
目次
カード説明
通常罠
このカードは手札の魔法使い族モンスター1体を相手に見せて、
セットしたターンに発動する事もできる。
①:「ブラック・マジシャン」のカード名が記されたカードの効果の発動にチェーンして、
モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その効果を無効にし、このターン、
そのモンスターと元々のカード名が同じモンスターが発動した効果は無効化される。
②:このカードが墓地に存在する状態で、自分が「ブラック・マジシャン」を特殊召喚した場合、
2500LPを払って発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。
ブラック・マジシャン用のサポートとなる通常罠です。
黒の魔導陣を重ね合わせたような円形の護符です。
中央には五芒星と五角形を2つずつ重ねたような文様が刻まれています。
ブラック・マジシャンサポートにチェーンしたモンスター効果を無効
セットしたターンに発動する事もできる。
①:「ブラック・マジシャン」のカード名が記されたカードの効果の発動にチェーンして、
モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その効果を無効にし、このターン、
そのモンスターと元々のカード名が同じモンスターが発動した効果は無効化される。
①の効果は効果テキストに《ブラック・マジシャン》があるカードの効果発動に対して
相手がモンスター効果をチェーンした時に、それを無効にして
さらに1ターンの間は無効にしたモンスターと同じ名前の発動した効果を無効にします。
《灰流うらら》などの手札誘発を無効にしつつ展開する事が可能であり
1ターンの間は効果の発動を封じるので
《召命の神弓-アポロウーサ》のような複数回の妨害が可能なモンスターも無力化できます。
また手札から魔法使い族を見せる事でセットしたターンに発動する事が可能です。
このために相手が十分に展開した後の後攻からでも
セットしたこのカードでモンスター効果を無効にしつつ展開していけます。
2500LPを払って発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。
②の効果は《ブラック・マジシャン》を特殊召喚した場合に
ライフを2500支払う事で自分の場にセットできます。
手札に魔法使い族があればセットしてそのまますぐさま再利用できますが
ライフコストは重く、3回発動すればライフが残り500になってしまいます。
逆に言えばライフが減らなければ3回までは発動可能です。
各種ブラック・マジシャンサポートに対してチェーンされるモンスター効果を無効にできる点から
特に後攻からの捲り手段として強烈に機能してくれる存在です。
その上で①の効果も②の効果も1ターンに1度の制限がなく、
ライフ8000と手札に見せる魔法使い族があれば4回繰り返し発動可能、
つまり相手のモンスターによる妨害手段を4回まで強引に突破できます。
「妨害効果持ちのモンスターを複数出して後攻の動きを封殺する」
という現代遊戯王のセオリーを真っ向から打ち崩す画期的なカードとなっています。
特に後攻の場合、手札に1枚は欲しいカードだと言えるでしょう。
とても強力なカードですがあくまで無効にできるのはモンスター効果のみであり
魔法罠に対しては無力です。
【蟲惑魔】や【ラビュリンス】といった罠カードによる妨害を主軸とするデッキ相手では
上手く機能しなくなってくるでしょう。
魔法罠のケアは《黒・魔・導》 あたりでうまく対処していきたい所です。

ブルーアイズの方は原石と組んで活躍してますが
ブラック・マジシャンの方も最近新規が充実してきてますね。
もしかしたらブラック・マジシャンの時代もくるかもしれません。
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