今回紹介するのは5月1日から完全受注生産品として登場する
「LIMITED PACK GX -オシリスレッド-」よりこのカードです。
目次
カード説明
特殊召喚・効果モンスター
星7/地属性/岩石族/攻2700/守2000
このカードは通常召喚できない。
「超電導戦士 リニア・マグナム±」は1ターンに1度、
自分の手札・デッキ・フィールド(表側表示)から
元々のレベルが4以下の「マグネット・ウォリアー」モンスター2体を
墓地へ送った場合に特殊召喚できる。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドの他の地属性モンスター1体を対象として発動できる。
その攻撃力の半分だけこのカードの攻撃力をターン終了時までアップする。
②:このカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
このカードを手札に加える。
地属性岩石族のレベル7特殊召喚モンスターです。
遊戯王GXにおいて三沢大地が使用し
磁石の戦士Σ+と磁石の戦士Ω-を墓地へ送って特殊召喚され
自己強化をしつつ相手モンスターを戦闘破壊したり
速攻魔法《パワーオフ》によって上記2枚の蘇生に繋げたりしました。
アニメにおいて三沢のしようしていた磁石の戦士は
プラスの能力とマイナスの能力を付与するかなり特殊な効果を持っていましたが
OCG化の際にそのあたりは簡略化されている他、
他にもさまざまな変更点が加えられています。
肩から巨大な電磁砲を発射する黄色いボディのロボットです。
人型に近い姿をしていますが脚部はかなりの大型になっており
また腕部は銃になっています。
デッキから磁石の戦士2体を墓地へ落として特殊召喚
「超電導戦士 リニア・マグナム±」は1ターンに1度、
自分の手札・デッキ・フィールド(表側表示)から
元々のレベルが4以下の「マグネット・ウォリアー」モンスター2体を
墓地へ送った場合に特殊召喚できる。
特殊召喚モンスターであり、
1ターンに1度、手札、デッキ、場のいずれかから
レベル4以下の磁石の戦士2体を墓地へ送る事で特殊召喚できます。
デッキから2体の墓地肥やしをしつつ特殊召喚できるという破格の特殊召喚条件であり
特に《磁石の戦士δ》は墓地の磁石の戦士を利用する効果を持っているので
あちらの効果発動を大いに助けてくれます。
①:フィールドの他の地属性モンスター1体を対象として発動できる。
その攻撃力の半分だけこのカードの攻撃力をターン終了時までアップする。
①の効果は1ターンに1度、
場の他の地属性モンスター1体を選択して
1ターンの間自身の攻撃力をその半分だけアップさせます。
このカードの元々の攻撃力は2700あり、
とりあえず適当に攻撃力1000当たりのモンスターを選択するだけでも
3000打点を超える攻撃力を確保可能です。
《磁石の戦士マグネット・バルキリオン》あたりを隣に並べる事ができれば
4450打点まで到達します。
《ダイナレスラー・パンクラトプス》のように
場に出しやすい地属性モンスターを別途用意してもいいでしょう。
また相手の場に地属性モンスターがいればそれを参照する事も可能です。
例えば相手の場に《粘糸壊獣クモグス》を送り付ける事で
自身の攻撃力を3900にできます。
②:このカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
このカードを手札に加える。
②の効果は自身が破壊されて墓地へ送られた場合に自身を手札に回収します。
破壊されたとしても次のターン再度特殊召喚&墓地肥やしに繋げる事が可能です。
墓地肥やし目的の為に能動的に発動を狙うのであれば
自爆特攻をするのもいいでしょう。
ちなみに強制効果なのでなんらかの手段で相手に送り付けて
戦闘破壊してしまう事でも手札に回収できます。
とうとう効果すら発動せずに墓地肥やししつつ出せるカードが出てしまいました。
《斬機サーキュラー》のようにコストで墓地肥やしをしつつ特殊召喚という
無効にしようがなんだろうが墓地肥やしは達成できるモンスターは最近増えていますが
このカードはそもそも無効にするための効果発動すらありません。
各種モルガナイトなどで手札からのモンスター効果が封じられていたとしても
このカードは問題なく墓地肥やししつつ特殊召喚する事が可能です。
【磁石の戦士】において強力な墓地肥やし要員として機能してくれるのは勿論、
①の効果でアタッカーとしてもしっかり活かす事ができます。
レベル7なので《巌征竜-レドックス》など他のレベル7と一緒に並べて
ランク7のエクシーズ召喚に繋げてもいいでしょう。
ちなみに②の効果は《神の通告》などで特殊召喚を無効にされても発動できます。
この場合、同じターンに再度特殊召喚する事も可能であり、
その場合、もう1回墓地肥やしを行う事ができます。
《神の通告》などは自分が特殊召喚したモンスターも無効にして破壊する事もできますが
実際に自分で無効にして破壊する価値がある珍しいモンスターと言えるでしょう。

このカードの元になった磁石の戦士Σ+と磁石の戦士Ω-は
果たして今後OCG化されるのでしょうか。
磁石の戦士はまだまだ強化の余地を残してそうですね。
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