今回紹介するのは7月26日発売の
「DOOM OF DIMENSIONS (ドゥームオブディメンションズ)」よりこのカードです。
目次
カード説明
融合・ペンデュラム・効果モンスター
星12/闇属性/悪魔族/攻4000/守4000
【Pスケール:青13/赤13】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの「契約書」カードを任意の数だけ対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
その後、破壊した数までデッキ・EXデッキから「死偉王」Pモンスターを特殊召喚できる。
【モンスター効果】
悪魔族の融合・S・X・Pモンスター1体ずつ合計4体
「DDDD偉次元王アーク・クライシス」は1ターンに1度、
融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●自分のフィールド・墓地の上記のカードを除外した場合にEXデッキから特殊召喚できる。
①:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
相手フィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化される。
②:このカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。
③:モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。
このカードを自分のPゾーンに置く。
ブラック企業ディファレント・ディメンション社の新たな幹部となる
闇属性悪魔族のレベル12融合モンスターです。
緑のマントのようなものを纏い巨大なツインブレードを左手に持つ人型のモンスターです。
頭部の形状はDDD死偉王ヘル・アーマゲドンによく似ており
あちらが人の姿をとったようなモンスターとなっています。
またマントを羽織っている点など赤馬零児の父親である
赤馬零王を意識してるようなデザインにもなっています。
召喚方法が明らかに覇王龍ズァークの統合召喚を意識しており
このカードはDD版覇王龍ズァークともいえる存在だと思われます。
融合ペンデュラムモンスターですが実際には覇王龍ズァークと同じく
シンクロやエクシーズとしての要素も持っているのかもしれませんね。
またカード名は覇王龍ズァークが登場したパックである
「マキシマム・クライシス」からとっているものと思われます。
ちなみに「異次元王」ではなく「偉次元王」です。
契約を破棄しつつ超死偉王をエクストラデッキから直接特殊召喚
「DDDD偉次元王アーク・クライシス」は1ターンに1度、
融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●自分のフィールド・墓地の上記のカードを除外した場合にEXデッキから特殊召喚できる。
融合素材には
悪魔族の融合、シンクロ、エクシーズ、ペンデュラムモンスターを指定しています。
明らかに《覇王龍ズァーク》を意識した素材指定ですが
融合カードを使わずとも場や墓地から素材を除外する事で特殊召喚が可能になっています。
融合、シンクロ、エクシーズをそれぞれ用意する必要がありますが
【DD】では十分狙える範疇であり往年のシーザー、テムジン、アレクサンダーを並べる動きが
このカードを出す布石となります。
また実質的に《DDD零死王ゼロ・マキナ》1枚から出す事も可能です。
ただ展開はかなり複雑なのでwikiを参考にするといいでしょう。
相手フィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化される。
モンスター効果の①は特殊召喚した場合に
相手の表側モンスター全ての効果を無効にします。
永続的な無効であり、強力な耐性持ちを無力化させやすいですし
フリーチェーンの効果持ちもこの効果に対するチェーンを誘いやすいです。
相手ターンに特殊召喚できれば妨害手段としても使えますが
相手ターンにこのカードを融合召喚するのはかなり難しいです。
狙うつもりであれば《暗黒界の登極》で墓地融合が可能です。
モンスター効果の②は全体攻撃です。
4000打点で繰り出される全体攻撃はシンプルながら強力で
①の効果で効果を封じつつ殴りつける、といった動きを狙っていけます。
このカードを自分のPゾーンに置く。
③の効果はモンスターゾーンで破壊された場合に自身をペンデュラムゾーンへ置きます。
このカード自身は耐性の類がないので特に特殊召喚時に除去などが狙われやすいですが
この効果のおかげで破壊に対しては一定のフォローが効きます。
このカードが除外やバウンスされそうになった場合は
能動的に破壊をしにいってもいいでしょう。
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの「契約書」カードを任意の数だけ対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
その後、破壊した数までデッキ・EXデッキから「死偉王」Pモンスターを特殊召喚できる。
ペンデュラム効果は1ターンに1度、
自分の場の契約書を任意の枚数だけ破棄して
その数までデッキやエクストラデッキから死偉王と名の付くペンデュラムを特殊召喚できます。
特殊召喚出来るモンスターはどれも大型でそれをエクストラデッキから出せる強力な効果であり
《DDD超死偉王ダークネス・ヘル・アーマゲドン》と
《DDD超死偉王ホワイテスト・ヘル・アーマゲドン》を同時に出す事ができれば
自分のモンスター全体に強力な耐性を付与する事ができます。
また超死偉王の3枚はいずれもスケールが1であり
破壊されてこのカードと一緒にPゾーンにセッティングされる事になれば
レベル2から12のペンデュラム召喚が可能となります。
切り札らしい豪快な性能を秘めたカードであり
攻撃力4000による全体攻撃は状況次第でそれだけで
相手に壊滅的なダメージをもたらす事ができるでしょう。
ペンデュラム効果もうまく活かせれば強力ですが
さすがにこの性能のカードをわざわざ破壊するのは少々勿体ないので
除外やバウンスされそうになった場合に破壊するか、
もしくは相手がそのまま破壊してきた時の保険的な使い方になるでしょうか。
重い素材指定に見えてエクシーズ、融合、シンクロを全て活用するタイプのDDであれば
意外と普通に出していく事ができるのもポイントです。
ただペンデュラム効果も含めるとエクストラデッキの圧迫は相当なものになるので
このカードを使う場合は今まで以上にエクストラデッキとにらめっこする必要が出てくるでしょう。

DDDD超次元統皇ゼロ・パラドックスに続く2体目のDDDDであり
まさに他のDDDと比べても別格の存在である事が伺えます。
同時にアニメと漫画の要素を混ぜ合わせた存在であることも示唆されます。
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