今回紹介するのは6月28日発売の
「TACTICAL-TRY PACK -黒魔導・HERO・御巫-」よりこのカードです。
目次
カード説明
融合・効果モンスター
星8/闇属性/魔法使い族/攻2800/守2600
「ブラック・マジシャン」+光・闇属性モンスター
「滅びの黒魔術師」は1ターンに1度、融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●魔法カードの効果が発動したターン、
自分フィールドのレベル6以上の魔法使い族・闇属性モンスター1体を
除外した場合にEXデッキから特殊召喚できる。
①:このカードのカード名は、
フィールド・墓地に存在する限り「ブラック・マジシャン」として扱う。
②:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
「ブラック・マジシャン」1体またはそのカード名が記されたカード1枚をデッキから手札に加える。
闇属性魔法使い族のレベル8融合モンスターです。
マジシャン・オブ・ブラック・カオスのリメイクモンスターとなります。
マジシャン・オブ・ブラック・カオスの神が灰色になっており
また服装に赤黒い部分が増えています。
直立で立った状態で杖から魔力を放出しているのは
ノーモーションで魔法を使う感じで独特な威厳が感じられますね。
よく見ると足元にちゃんと黒の魔導陣が形成されています。
レベル6以上の闇属性魔法使い族を除外して特殊召喚
「滅びの黒魔術師」は1ターンに1度、融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●魔法カードの効果が発動したターン、
自分フィールドのレベル6以上の魔法使い族・闇属性モンスター1体を
除外した場合にEXデッキから特殊召喚できる。
融合素材には《ブラック・マジシャン》と光属性か闇属性モンスターを指定しています。
が、普通に融合召喚する他に、
魔法カードをが発動されたターンにレベル6以上の闇属性魔法使い族を
自分の場から除外する事でもエクストラデッキから特殊召喚できます。
【ブラック・マジシャン】では自然と満たせる条件であり
特に融合モンスターしか出せなくなる制約が気にならないのであれば
《融合派兵》1枚からこのカードの特殊召喚に繋げられます。
墓地に《ブラック・マジシャン》があれば
《ティマイオスの眼光》を使って融合召喚する手もあります。
それ以外にも《簡素融合》で《クリッチー》を出す事でも条件を満たせます。
フィールド・墓地に存在する限り「ブラック・マジシャン」として扱う。
①の効果は場や墓地に存在している間、
カード名を《ブラック・マジシャン》として扱う名称変更効果です。
豊富なブラック・マジシャンサポートに対応しているだけでなく
《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》や
《合体魔竜ティマイオス》の融合素材としても機能します。
このカード自身の制約で蘇生は不可能な点には注意です。
「ブラック・マジシャン」1体またはそのカード名が記されたカード1枚をデッキから手札に加える。
②の効果は特殊召喚した場合に
効果テキストに《ブラック・マジシャン》の単語があるカードか
ブラックマジシャンそのものをサーチできます。
このカード自身がブラック・マジシャン扱いになるので
《ティマイオスの眼光》をサーチすればそのまま自身を素材に融合召喚したり
《黒・魔・導》をサーチして相手の魔法罠をすべて破壊したり
《対峙する宿命》をサーチして相手モンスターの効果をフリーチェーンで無効にしたりと
様々な動きが行えます。
出しやすいので出張セットにも
総じて【ブラック・マジシャン】においては
様々な手段からこのカードの特殊召喚に繋げつつ
②の効果でサポートをカードをサーチできる優秀なカードとなっています。
ただ調子にのって《ブラック・マジシャン》を除外したりしていると
墓地にブラック・マジシャンを用意できずに蘇生できないといった事態もありえます。
除外ゾーンから特殊召喚する手段を用意したり
他の素材を用意しておくのもいいでしょう。
ブラック・マジシャンをメインとしないデッキであっても
高レベルの魔法使い族を採用しつつ何かしら魔法カードを積極的に活用していれば
容易に特殊召喚が狙えます。
前述の通り《簡素融合》で《クリッチー》を出せば実質1枚で出す事ができますし
そうでなくとも《黒魔女ディアベルスター》あたりは出しやすく
このカードの素材に活用しやすいです。
特に《ティマイオスの眼光》をサーチして
《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》に繋げる動きは優秀で
これだけでもこのカードを出す手段を出張セットとして確保する価値はあるでしょう。

このカードの登場でクリッチーが一気に評価高まったそうですね。
本当に遊戯王は過去のカードがいきなり注目される事がよくありますね。
コメント