今回紹介するのは4月26日発売の
「 DUELIST ADVANCE(デュエリスト・アドバンス)」よりこのカードです。
目次
カード説明
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/炎族/攻2000/守2500
レベル4「VS」モンスター×2体以上
「VS ロックス」は、「VS」モンスターが戦闘を行ったターンに1度、
自分フィールドの「VS」モンスターか「闘神の虚像」の上に重ねてX召喚する事もできる。
①:このカードがX素材としているモンスターの属性によって、
このカードは以下の効果を得る。
●闇:相手フィールドのモンスターの攻撃力は800ダウンする。
●炎:自分フィールドの「VS」モンスターの攻撃力は1000アップする。
●地:このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
相手フィールドのカード1枚を破壊する。
闇属性炎族のランク4エクシーズモンスターです。
実にカラフルな衣装をまとった少年です。
所々緑色に発行しており、またオーラで出来た蛇を従えています。
両手には爪を装備しておりこれがメイン武器なのでしょうね。
彼の服装は闘神の虚像のイラストにある像とよく似ています。
恐らくはこの像のモデルとなった闘神がなんらかの手段でよみがえったのでしょう。
子供のような姿をしているのは復活が不完全で子供の姿となっている、
もしくはこの子供の姿こそが全盛期の力を発揮できる状態なのかもしれません。
ヴァンキッシュ・ソウルの中でも唯一のエクシーズモンスターである事から
格ゲー的なモチーフとしてはラスボスを倒した後、特定の条件を満たす事で登場する
隠しボス的な位置づけであると思われます。
「ストリートファイター」シリーズにおける豪鬼などが代表例ですね。
ラスボスをも凌駕する圧倒的な戦闘能力を有する事が基本ですが
プレイヤーキャラとして見た場合、全体的に高性能な技を持つ万能キャラである一方で
体力が低めに設定されておりちょっとしたミスが命取りになるような性能を持つ事が多いです。
このモンスターもそういった体力が低い代わりに高性能な技を持つキャラだと思われます。
素材の属性に応じた3つの効果
「VS ロックス」は、「VS」モンスターが戦闘を行ったターンに1度、
自分フィールドの「VS」モンスターか「闘神の虚像」の上に重ねてX召喚する事もできる。
リンク素材にはレベル4のヴァンキッシュ・ソウル2体を指定していますが
ヴァンキッシュ・ソウルが戦闘を行ったターンに1度、
ヴァンキッシュ・ソウルか《闘神の虚像》に重ねる形で出す事も可能です。
重ねる形で出した方が損失は抑えられますが戦闘を介する必要があるというのが少々厄介で
戦闘前に効果が欲しい場合や複数のオーバーレイユニットが欲しい場合は
普通にエクシーズ召喚をした方がいい場面もあります。
レベル4のヴァンキッシュソウルは
《VS ラゼン》、《VS パンテラ》、《VS Dr.マッドラヴ》の3体であり
まずパンテラを特殊召喚してもう1体のレベル4VSを出す、
もしくはマッドラヴで《VS コンティニュー》をサーチして蘇生するなりで素材を揃えられます。
このカードは以下の効果を得る。
その効果はオーバーレイユニットにしている属性に応じた3種類の効果を適用します。
闇属性をオーバーレイユニットにしている場合は
相手モンスター全ての攻撃力が800ダウンします。
このカードの攻撃力は2000と少々低めですが
この弱体化を含めれば2800打点までは戦闘破壊可能となります。
他のモンスターの戦闘補助にもなるでしょう。
炎属性をオーバーレイユニットにしている場合は
自分の場のヴァンキッシュ・ソウルの攻撃力を1000アップします。
自身もVSなので実質的な3000打点のアタッカーとして運用できます。
闇属性の効果よりも純粋な戦闘補助としては数値が上ですが
VS以外のモンスターには恩恵がないので
他のテーマを混ぜていたりするとやや使い勝手が悪くなります。
相手フィールドのカード1枚を破壊する。
地属性をオーバーレイユニットにしている場合は
オーバーレイユニットを1つ消費する事で相手のカード1枚を破壊できます。
唯一オーバーレイユニットを消費する効果ですが唯一直接除去ができる効果でもあり
ターン1制限もないので2体素材で出していれば2連続で除去が可能です。
この場合、オーバーレイユニットを使い切った後は
《闘神の虚像》のリンク素材にでもしてしまうといいでしょう。
闘神の虚像に繋げるついでに除去を狙える
3つの効果は複数の属性をオーバーレイユニットにしていれば
その属性の分だけ効果の恩恵が得られます。
例えば《VS ラゼン》と《VS Dr.マッドラヴ》を素材にしていれば
相手モンスターの弱体化とVSの強化が同時に適用されるので
戦闘面で大いに有利になるでしょう。
いずれにせよ炎属性や闇属性を素材にした戦闘面の補助、
もしくは地属性を素材にして除去効果を発動してから《闘神の虚像》に繋げるのが
このカードの主な使い方となるでしょう。
戦闘を介する必要こそあるものの直接《闘神の虚像》に繋げるよりも
《VS パンテラ》や《VS ホーリー・スー》などの地属性VSを
このカードに重ねてから《闘神の虚像》に繋げる方が除去1回分お得なので
エクストラデッキに余裕があるのなら積極的に出していっていいでしょう。

格ゲーの隠しボスはトラウマとして語り継がれるようなのもいますが
はたしてロックスはどれくらいのトラウマになってくれるか興味深いですね。
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