今回紹介するのは4月26日発売の
「 DUELIST ADVANCE(デュエリスト・アドバンス)」よりこのカードです。
目次
カード説明
通常罠
①:デッキからカードを手札に加える効果を含む、
魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その効果は「相手は自身のデッキからカード1枚を選ぶ。自分はそのカードを手札に加える。
自分はこの効果で手札に加えたカードを公開し続け、このターンのエンドフェイズに、
公開しているそのカードを元々の持ち主のデッキに戻し、自分は1枚ドローする。」となる。
汎用の通常罠です。
成金ゴブリンがもけもけがダンボール箱を運んでいます。
もけもけが描かれている箱から怒れるもけもけが、
逆に怒れるもけもけが描かれている箱から普通のもけもけが顔を出しており
包装するべきものを間違えた結果、返品作業に追われているのでしょう。
ちなみに過去に《サプライズ・チェーン》のイラストで
既にもけもけの箱に怒れるもけもけが入っている事が確認できます。
ここから誤出荷が発覚して返品作業が始まっているのでしょう。
返品作業に追われているゴブリンの皆様の苦労が偲ばれます。
相手のカードでなく自分のカードを渡す、後日返品作業に
魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その効果は「相手は自身のデッキからカード1枚を選ぶ。自分はそのカードを手札に加える。
自分はこの効果で手札に加えたカードを公開し続け、このターンのエンドフェイズに、
公開しているそのカードを元々の持ち主のデッキに戻し、自分は1枚ドローする。」となる。
その効果はデッキから手札に加える効果を持つ魔法罠やモンスター効果が発動した時に
その効果を相手が好きなカードをデッキから選んで発動して自分の手札に加えて公開し続け、
エンドフェイズに公開したカードをデッキに戻して1枚ドローする、
という効果に書き換えるものです。
本来サーチやドローするべきカードが間違えて相手のカードが届いた結果、
間違ったカードが届いた事を表す為に公開し、
後日(エンドフェイズ)に改めて本来の自分のカードを受け渡してもらえるという
まさに誤出荷による返品作業を現した効果になっています。
少々複雑な効果に思えますが言ってしまえば
「相手がサーチかドロー効果を発動したらその代わりに自分のデッキから1枚渡す」
「渡したカードを相手がエンドフェイズまで使わなかったら1枚ドローする」
といった効果です。
基本的には発動や特殊召喚が困難なカードか、出してくれた方が都合がいいカードを渡して
そのままエンドフェイズまで使わせないようにする形となるでしょう。
相手が渡したカードを使わない前提であれば
「相手のサーチ効果やドロー効果をエンドフェイズに1枚ドローする効果に書き換える」
というカードだと考えてもいいでしょう。
発動条件そのものは普通にセットしてから使う《聖王の粉砕》と同じであり
あちらはそもそも相手にカードを渡す必要もなく無効にできるので
単純に使う場合、名称ターン1制限がない以外はあちらの下位互換になってしまいます。
とはいえ効果自体は普通に有用であり《聖王の粉砕》だけでは足りない場合などは
4枚目以降の代用カードとして採用してもいいでしょう。
手札に加えさせる効果をうまく有効利用したいのであれば
《ドロール&ロックバード》の発動トリガーなどに利用する手があります。
また何らかのハンデスと組み合わせる事ができれば
疑似的な墓地肥やしとして機能させる事もできます。

もけもけ、やたら大量生産されてるけど
なんの需要があって大量生産されてるんでしょうねこいつ。
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