今回紹介するのは4月26日発売の
「 DUELIST ADVANCE(デュエリスト・アドバンス)」よりこのカードです。
目次
カード説明
リンク・効果モンスター
闇属性/爬虫類族/攻 100/LINK-3
【リンクマーカー:左上/上/右上】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
効果モンスター2体以上
自分はこのカードのリンク先にモンスターを出せない。
①:このカードのリンク先のモンスターは攻撃できず、
そのモンスターの発動した効果は無効化される。
②:このカードの攻撃力は、このカードのリンク先のモンスターの元々の攻撃力分アップする。
③:このカードのリンク先にモンスターが存在しない場合、
このカードは戦闘及びモンスターの効果では破壊されない。
闇属性爬虫類族のLINK-3リンクモンスターです。
黒い機械の触手のようなものをいくつも展開する色白な女性です。
人型に近い姿ですが右腕がかなり歪な形状をしており
そもそも全身が機械の体なのかもしれません。
いかにも機械族といった感じの見た目ですが爬虫類族です。
「ジロフソニア」とは嫉妬や羨望を意味するギリシア語です。
ゴルゴーンはギリシア神話に登場する神の罰で怪物になった三姉妹であり
その中でもメデューサはアテナ神の嫉妬によって怪物にされたという説もあるので
このカードの名前はそこから来ているのかもしれませんね。
リンクマーカー先の攻撃と効果を封じるし攻撃力も自分のものにできる
効果モンスター2体以上
自分はこのカードのリンク先にモンスターを出せない。
リンク素材は効果モンスター2体以上です。
シンプルな素材指定であり様々なデッキでリンク召喚が狙っていけるでしょう。
リンクマーカーは上方向に3つありますが
この手のマーカー配置のお約束でリンク先にモンスターを出せなくなっています。
今の時代でも安易なエクストラリンクは許されない模様です。
基本的には効果を活かす為にエクストラモンスターゾーンに出す形となります。
そのモンスターの発動した効果は無効化される。
①の効果はこのカードのリンク先のモンスターの効果発動を無効にし、
さらに攻撃を封じます。
EXモンスターゾーンに置けば三か所のメインモンスターゾーンを抑制する事ができ
《クシャトリラ・シャングリラ》など使用不可ゾーンをつくるカードと組み合わせれば
更に相手の動きを制限できるでしょう。
単純にフリーチェーンで発動出来る効果持ちの相手に後出しで出すのも手であり
相手はこのカードがリンク召喚される前に対処する必要があります。
②の効果はリンク先のモンスターの元々の攻撃力合計分だけ
自身の攻撃力をアップさせます。
相手の場に大型のモンスターがいれば大幅な攻撃力上昇が見込め、
アタッカーとしての運用も期待できます。
あらかじめ相手の場に《雷撃壊獣サンダー・ザ・キング》 あたりを送り付けておき
攻撃力を上乗せするのもいいでしょう。
このカードは戦闘及びモンスターの効果では破壊されない。
③の効果はリンク先にモンスターが一切いなければ
戦闘破壊耐性と効果破壊耐性が付与されます。
相手がこのカードのリンク先を避けて展開してきた場合は
このカードの処理に手間取る事となります。
ただその場合、②の効果による強化も受けれなくなるので攻撃力が100しかなく、
サンドバッグにされる危険性が出てきます。
実質的に《クシャトリラ・フェンリル》などように
相手の使用可能モンスターゾーンを縛る事のできるモンスターですが
それらとは違い、出すこと自体は制限できない代わりに後出しでもいいというのがポイントです。
単純に厄介なフリーチェーン効果持ちを後出しで黙らせる手段にもなりますし
《I:Pマスカレーナ》など相手ターンにリンク召喚する手段があれば
相手の展開に合わせてリンク先を被せるように出して効果を封じる事ができます。
総じて先出しても後出しでも一定の活躍が期待できるカードであり
素材からも新たな汎用LINK-3の選択肢として候補に入ってくれるでしょう。
爬虫類族なので【蕾禍】などでも問題なく運用可能ですし
【クシャトリラ】のように元からモンスターゾーンを縛りやすいデッキとも高相性です。

LINK-2とLINK-4は強力なカードが多いのですが
LINK-3は意外と汎用性の高いカードは少なかったんですよね。
色々なデッキでお世話になりそうです。
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