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遊戯王ゴーラッシュ!!第151話(最終話)『決闘者(デュエリスト)はここにいる』感想

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遊戯王ゴーラッシュ!!151話の感想です。

今回がいよいよ最終回となります。

前回の感想はこちらです。

 

 

敗北の確定した中でのターン5

攻撃力1万になった3体もの《マジェスティック・オブ・アウターバース》による攻撃、

それによってライフ0となるというまさに完全敗北を喫するユウディアス達。

そんな絶望のターン6という結果を見た中で時空が歪んで再度時間が逆戻り、

ターン5に戻ります。

しかし前回のターン3で確定した未来を覆す事が出来なかった事もあり

ターン6という結末に絶望してしまう事になる一同。

それでもユウディアスはドローを行います。

《トランザム・ライナック》《オービット・スケーター》《コズミック・サッカー》を召喚、

サッカーの効果でライフを回復しつつドローします。

もうあきらめろ言ってくる翁丁臼に対してなぜこんなことをするのかを問うユウディアス。

翁丁臼は答えます。自分は遊びの探究者であり

遊びとは何なのか、何が血をたぎらせ心を躍らせるのかをひたすら考えて来たと。

そんな様々な遊びの中でラッシュデュエルに大きな可能性を見出し、

時空を捻じ曲げ歴史を書き換えてでもラッシュデュエルを完全な遊びにしようとします。

ラッシュデュエルの創造主として、自分の作り上げたロードを皆に歩ませる為に。

なお、ベルギャー人の創造主であったオーティスは

翁丁臼から抜け出した彼のアースダマーであったようです。

要するに翁丁臼版ダマムーですね。

 

そんな翁丁臼の傲慢な野望に付き従ってたまるかと言わんばかりに

ユウディアスは認めぬ、拒絶すると怒りモードに入ります。

そしてリチュアル魔法《ディスカルマ・リチュアル》を発動し

《トランザム・ディスカルマ・ライナック》をリチュアル召喚、

さらに装備魔法《ミラー・スレイヤー》を装備させます。

しかしこれは敗北の未来をなぞっているも同然の展開であり

事実として翁丁臼は罠《カオス・オブ・アウターバース》を発動、

ディスカルマ・ライナックの効果を無効にしつつ3000のダメージを与えて

ユウディアス達のライフは400になってしまいます。そう、ターン6の最初と同じライフに。

 

 

3人のエースが1つとなった最終形態

実の所、ユウディアス自身も敗北の未来を悟っており

それでも何かやれることはないかと考えたのがリチュアル召喚を行い、

それで開かれた時空のひずみに遊飛と遊歩を未来へ行かせる事でした。

ユウディアスが時間を稼いでいる間に未来で時間移動装置を停止させる事で

翁丁臼の野望を阻止するという作戦ですね。

それは同時にユウディアスは未来へ帰らないという決断をするものでした。

その決断に驚愕する遊飛と、なんとなくユウディアスならそうするだろうと感づいていた遊歩。

自分で悩んで苦しんで考え抜いた道だというユウディアスですが

それでも遊飛は別れる事に納得できませんでした。

遊歩もユウディアスも別れたくない気持ちは一緒であり3人で寄り添い、泣き叫びます。

そして遊飛は言います。

「ここで翁丁臼の野郎をぶっ倒さねえか?」

そう、ターン6という絶望の未来を見てもなお、遊飛は諦めていませんでした。

あの野郎は気に食わない、思いっきりぶっ倒したいと。

それは遊歩も同じであり定められた未来がなんだと言わんばかりにやる気に満ちています。

そんな思いに呼応するかのようにデュエルディスクが光り出します。

そうして3人は再び立ち向かいます。

翁丁臼を、いや「定められた未来」に打ち勝つために。

 

すると3人は融合し、「王道遊ディアス」という新たな存在となります。

事前に公式ホームページの方でネタバレしていた新形態ですね。

ディスカルマ・ライナックを墓地へ送って魔法《ギャラクシー・ドロー》を発動、

1枚ドローをし、それが通常モンスター《ギャラクティカ・オブリビオン》だったので

更に相手の場のモンスターの数だけドローをします。

そして魔法《スター・フュージョン》を発動、

3体のモンスター、《ジョインテック・レックス》、《ブルートゥース・バースト・ドラゴン》、

そして《ギャラクティカ・オブリビオン》を素材にフュージョン召喚します。

 

顔をあげろ!足を止めるな!

お前に挑む宇宙とやらにあらがいつづけろ!

フュージョン召喚!アルティメット・トリニティ・スターゲイザー!!

ユウディアス、遊飛、遊歩、3体のエースを素材にして誕生した

新たなフュージョンモンスター、《アルティメット・トリニティ・スターゲイザー》です。

略してUTS!まさに3人の集大成ともいえるモンスターです。

翁丁臼は罠《OTSギャラクシーフォーム》を発動して相手の種族を天使族に、

自分の種族をギャラクシー族にして再び攻撃力を10000にしますが

UTSの効果、デッキトップ1枚を墓地へ送る事で

相手モンスター全ての攻撃力を7500ダウンさせます。

そしてUTSの攻撃でマジェスティック・オブ・アウターバース1体を戦闘破壊、

遂にターン6という未来を覆す事に成功しました。

それでもターン6の確定した未来は絶対に変わらないと豪語する翁丁臼に

それはどうかな?とデュエル哲学をかます遊ディアス。

伏せていた罠カードを発動します。それは《フュージョン・キャンセル》。

UTSはデッキに戻り、その素材となっていた3体のモンスター、

3人の一番最初から支えていた3人のエースが特殊召喚されます。

 

歴史とは定められた未来をなぞるものでは決してない。

歴史とは激しく流れる大河のように巨大な力ですべてを押し流してしまうもの。

しかしそんな大河の濁流でも流されない小さな小石は存在する。

その小さな小石が川の流れにうねりを作り、やがて新たな流れを作り出し、

川そのもの形を変えていくかもしれない。

それが歴史の中に確かに存在する小さな個なのでしょう。

 

場面は突然未来の、SEVENSの時代に切り替わります。

無事に未来に戻れていた遊我はいつもの4人と一緒に平和なひと時を過ごしています。

ガクトとロミンの背後に何やら石碑らしきものがありますがこれが何なのかは後々分かります。

ルークは双眼鏡で月を見ていましたがどうやらそこに変なクレーターがある模様。

「あんなものあったっけ?」と疑問に思っているあたり、

今のこの瞬間に未来が変わったのかもしれません。

遊我は「こうしている間にも世界は変わり続けている」のだと

そして「君がここにいるのだってそうでしょ?」と見えない誰かに話かけます。

この遊我が語り掛けた相手は最後まで不明です。本当に誰の事なんでしょうね。

 

1体が破壊された事で攻撃力が0となった残り2体のマジェスティク・オブ・アウターバース。

ジョインテック・レックスとブルートゥースの攻撃により2体が戦闘破壊され、

翁丁臼のライフも残り100となります。

未来では確実に勝利していたはずなのに今のこの状況が理解できない翁丁臼。

何故だと叫ぶ彼に対してユウディアスは答えます。

何が起こるか分からないのがラッシュデュエルだと。

そしてオブリビオンの直接攻撃、によって翁丁臼のライフは0となります。

ゴーラッシュ!!の最後をしめくくる一撃は残りライフ100に対するエースの直接攻撃という

豪快なオーバーキルでした。

 

そしてユウディアスは・・・

翁丁臼が倒されると同時に彼の体から無数の光が飛び出していき、

月の形をした時空のひずみへ向かっていきます。

彼が吸収した『ここに似た場所』の力が戻っていったという事でしょう。

なお倒された翁丁臼はクァイドゥールがどこかへ連れ出してしまったようで

同時にタイムマシーンが改めて稼動し、元の時代へ戻れるようになります。

いよいよ帰還する時が近づいて

ですがユウディアスやズウィージョウといったベルギャー人達は

元の時代には戻らず、戦国時代に残り続ける事にしました。

領主となった今、民たちを放置するわけにはいかないというのがユウディアスの主張ですが

遊飛は他にも理由があるんだろ?とユウディアスの嘘を見抜きつつも

その理由までは聞かないようにしました。

その代わりに絶対に帰ってくるように約束しろといい、ユウディアスもそれに応えます。

同胞たちが遊飛コール、遊歩コールをする中で未来へと戻る皆。

そして彼らが帰ったのを見届けたのと同時に、空の色が変わります。

残った者たちに付き合わせてすまないと謝罪するユウディアスに

それでも彼と共に戦う決意をする一同。

そんな中にはドールも存在しており

ちゃっかり元の翁丁臼から二代目翁丁臼としてユウディアスに乗り換えています。

そしてユウディアスは声高らかに叫びます。

今から行うのは未来の同胞たちの恩義に報いるための闘いだと

彼らの未来の為に絶対に負ける事のできない闘いだと。

そしてUTSの掛け声とともにデュエルディスクを構える一同。

空からやってきたのは無数の戦力、

『ここに似た場所』からユウディアス達の世界を観測し、侵略にやってきたもの達です。

あれ・・・この侵略者たち・・・何か見覚えがあるような・・・。

猫探しを依頼してたモブ子(公式名称)じゃねーか!?

あんた本当に何者なんだよ!?結局最初から最後まで1番の謎だったよ!?

ともかく彼女たちからこの時空を守る為の闘いが開始されました。

 

そして現代に戻った人々はそれぞれの道を再び歩み始めました。

ゴーハコーポレーション引き続き様々な分野を手広く展開しており、

マニャもCMに引っ張り出されて出演しています。

ザ☆ルーグはそれを模型田ムベンベやチュパ太郎と一緒に見ながら執筆しています。

彼らをアシスタントとして雇っている感じでしょうか。

 

ユウナ本人はアサカを開発部門へ勧誘しようとしていますが

アサカは新しい趣味を見つけたといって修理屋を営んでいます。

周囲には田崎さんらUTSの姿もいるのでUTSの1事業なんでしょうね。

そこから発展して後のムツバ重機となり田崎さんらを引き抜いたりするのかもしれません。

ユウナもそんな新しい道を歩むアサカを無理に引き留めようとせずに

充実してる感じの彼女を見て微笑んでいます。

 

UTSは最初と変わらずに様々な依頼を引き受けており、

一番最初に行っていた猫探しの依頼を最終回でもやっています。

そんな猫探しを行っていたのはダークメン一同であり

傷だらけになりながらも猫探しの依頼を完遂しています。

改めて彼らもUTSの一員になったという事ですね。

マナブやニャンデスターもUTSに入っています。

 

今までと何かが変わっているようなそうでもないような不思議な感覚。

未来が変わるというのは案外そんなものなのかもしれません。

そんな中で確かな違いとして現代に残っている王道城跡の石碑。

SEVENSの時代でちょっとだけ映っていた石です。

ユウディアスはあの後、王道遊天亜守(おうどうゆうでいあす)を名乗り、

城の統治を続けた結果、こうして現代でも名前が残っています。

遊飛と遊歩の2人はユウディアス関連のグッズでも買おうとお土産屋に立ち寄りました。

そこで店員をしていたのは、ペラペラの体となったとあるベルギャー人でした。

顔こそ映していませんがこのペラペラなベルギャー人の正体は1つでしょう。

 

 

 

 

というわけで遊戯王ゴーラッシュ!!堂々簡潔です。

最終回のバトルにOPが流れてくるのはお約束ですが

ゴーラッシュ!!のは歴代主題歌を全部流すという超豪華しようでした。

なんならエンディング曲も流しています。

 

そしてユウディアスが戦国時代に残り、かつ王道の名を名乗るようになった事から

王道家についての伏線も回収された形となっています。

銀河がぶつかり合う形をした家紋も、埋蔵金が宇宙船だったのも

全てユウディアスが王道家の先祖であれば繋がります。

最初からこの設定は狙っていたという事なんでしょうね。

 

それでも多くの謎は残ったままになっていますが。

いや本当に何者なんだモブ子さんは。

コメント

  1. 匿名 より:

    遊我が話しかけたのはユウディアなんでしょうね。
    SEVENS4人組が集まっていた場所は土産屋の近くですから。

  2. 匿名 より:

    結局オーティスってなんだったんだ…
    アースダマーもよく分かんないまま終わったし

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