今回紹介するのは4月26日発売の
「 DUELIST ADVANCE(デュエリスト・アドバンス)」よりこのカードです。
カード説明
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1350/守1200
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:お互いは、元々のレベルが4以下で攻撃力か守備力が
1350より大きいモンスターを手札から召喚する場合、
モンスター1体をリリースしてA召喚しなければならない。
②:このカードが光属性モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
そのモンスターを破壊する。
③:このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから攻撃力1350のモンスター1体を手札に加える。
くろいマントをはおった まじゅつし
しょうたいは ことばをはなす シシ
闇属性魔法使い族のレベル4モンスターです。
レオ・ウィザードのリメイクモンスターとなります。
ビフォー
↓
アフター
元のイラストから立ち上がったようなポーズになっており
ローブもより黒いものになって目が隠れています。
これはゲームボーイソフトである
遊戯王DMシリーズのイラストを意識したものであり
《ジョングルグールの幻術師》と同じくゲームボーイ版イラストを意識した白い枠があります。
1350より大きいモンスターを手札から召喚する場合、
モンスター1体をリリースしてA召喚しなければならない。
①の効果はこのカードが場に出ている間、
お互いに元々のレベルが4以下で攻撃力か守備力が1350超過のモンスターは
手札から召喚する場合に1体リリースのアドバンス召喚をしなければいけなくなります。
一風変わった効果ですがこれは攻撃力1400か守備力が1400以上だと
上級モンスターとなっていた遊戯王DMのゲーム性を再現したものであり
ステータスの高いモンスターを疑似的に上級モンスター扱いにします。
結構なラインのレベル4モンスターが召喚を制限される効果であり
《妖精伝姫-カグヤ》などは場に出しづらくなるでしょう。
とはいえ特殊召喚に関しては問題なく行えるので刺さらない相手も多いです。
あと残念ながら通常召喚主体なふわんだりぃずの下級は全てこのロックをすり抜けます。
そのモンスターを破壊する。
②の効果は光属性と戦闘を行うダメージステップ開始時にそれを破壊できます。
黒魔族は白魔族に勝利できたという遊戯王DMのルールを再現したもので
このカードを黒魔族、相手の光属性モンスターを白魔族として疑似的に扱っています。
こちらも機能する相手は限定されますが光属性は比較的よく見かけるので
機能する場面も結構あるでしょう。
相手の場に送り付けた原始生命態トークンを送り付ける手段などにもなります。
③:このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから攻撃力1350のモンスター1体を手札に加える。
③の効果は1ターンに1度、戦闘破壊か効果破壊された場合に
攻撃力1350のモンスターをサーチできます。
かなりピンポイント気味なサーチ範囲ですがこの手の効果では珍しく同名カードもサーチ可能であり
このカードを複数枚採用するだけでも機能します。
それ以外では《メメント・シーホース》 あたりがサーチに対応しています。
自分の効果で破壊してもいいので
《激流葬》あたりで巻き込んでも効果を発動できます。
全体的に癖の強い性能をしていますが特に①の効果は遊戯王DMを意識した面白い性能で
通常召喚したい下級モンスターを採用したい様々なデッキにおいて
意外といやらしいロックとなります。
攻撃力1400以下を破壊できる《王虎ワンフー》 とはお互いを補うような性能をしており
2体を一緒に並べてロックをしかけてみるのも面白いでしょう。
ただしこのカードを先に出すとあちらもこのカードの①の効果に引っかかる点に注意です。

ちなみに遊戯王DMでは黒魔族であり
下級最高攻撃力の1350という事で強カードの一角でした。
そういうエピソードがあるからこその今回のリメイクなんでしょうね。
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