久々に考察ブログらしい事をやります。
そろそろ終わりも近づいてきた感のある「遊戯王ゴーラッシュ!!」。
今作のライバルポジションにいるズウィージョウ・ズィル・ベルギャー。
ベルギャー人でありユウディアスの上官である彼は
基本的に寡黙な性格でどこか冷たい印象を与える人物でした。
なんかこいつここの所妙にテンション高くないですか?
当初に比べると随分はっちゃけているというか生き生きしてるというか、
そんな雰囲気を彼から感じます。
特にオーティス遊飛と一緒にサムシングしてる所なんか滅茶苦茶楽しそうでした。
きっかけはまあなんとなくわかります。
ズウィージョウは1度ベルギャー人としての寿命を迎えて消滅し、その後に復活しました。
この時にズウィージョウ自身が1度死んで生まれ変わったと称しており
本人なりに第2の人生を歩もうとしているのでしょう。
そこで今までとは違う生き方をしようと心がけているのだと思われます。
結果としてそれからのズウィージョウが妙に生き生きしている事もあり
第2の人生をやたら謳歌しています。
では実際に彼は第2の人生をどのように謳歌しているのか。
彼は復活した後、最初はダークメン・ズウィージョウとなり
ダークマイスター遊歩の部下として行動しました。
その後に遊飛がオーティスとなった後はそのオーティスに付き従う形で
サムシングするようになりました。
おそらくはもっともオーティス遊飛を慕っていたのがズウィージョウであり
オーティス遊飛が消滅した後も彼が残したサムシングの精神はズウィージョウに強く刻まれています。
そしてユウディアスに怒りや憎しみの心が芽生えた後は
彼に将としての器を見出して彼を上に立つものとして祀り上げるような行動が見受けられます。
ここまで説明して気付いた人もいるかもしれませんが
復活した後のズウィージョウの行動や立場にはある共通した部分があります。
「誰かの部下でいる事」
最初に復活した時にはダークマイスター遊歩を、
遊飛がオーティスになった後にはオーティスを、
ユウディアスに負の心が芽生えた時にはユウディアスを、
それぞれ主として見出し、自分自身はその部下として働くように動いています。
そしてそんな風に誰かの部下として活動しているズウィージョウは
今までになく楽しそうに生きているのです。
ズウィージョウにとっては誰かの部下として動く生き方がよほど性に会っていたのでしょう。
当初ズウィージョウは「ベルギャー星突撃部隊最高司令官」というたいそうな立場の人です。
それゆえの苦悩も多かったと思われ
本人としても、もう自分が上に立って動く事には嫌気がさしていたのかもしれませんね。
実際に彼は生まれ変わった後、
かつての部下であったディノワやミューダを避けているような描写が見られます。
生まれ変わったのだからかつての部下にも新しい生き方をしてほしいという気持ちもあると思いますが
自分が上官として祀り上げられるのはもう避けたいという気持ちもあるのかもしれませんね。
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