今回紹介するのは3月22日発売の
「デッキビルドパック ジャスティス・ハンターズ」よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星7/風属性/ドラゴン族/攻2700/守1700
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが融合召喚の素材となって墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「ドラゴンテイル」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
その後、フィールドのモンスター1体を破壊できる。
②:このカードが墓地に存在する状態で、
自分フィールドの表側表示の融合モンスターが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
このカードをデッキの一番下に戻し、
自分の墓地から融合モンスター以外の「ドラゴンテイル」モンスター1体を特殊召喚する。
【ドラゴンテイル】に属する風属性ドラゴン族のレベル7モンスターです。
六本の足と緑色の長い髪を持つヤギのような怪物です。
ドラゴン族ではありますが竜らしさはあまり感じられませんね。
モチーフとなるのは12星座の1つ、やぎ座からだと思われます。
名前の由来はそのやぎ座の由来となった牧神パーンからでしょうか。
融合素材になれば魔法罠をセットしつつモンスター破壊
①:このカードが融合召喚の素材となって墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「ドラゴンテイル」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
その後、フィールドのモンスター1体を破壊できる。
①の効果は1ターンに1度、融合素材として墓地へ送られた場合に
ドラゴンテイル魔法罠1枚を自分の場にセットし
更にそのあと場のモンスター1体を破壊できます。
メインデッキのドラゴンテイルが共通で持つ融合素材となった時の効果ですが
このカードはそれに加えてモンスター破壊のおまけまでついています。
特に《星辰砲手ファイメナ》などで相手ターンに融合素材となった場合には
展開の妨害手段としても機能してくれます。
②:このカードが墓地に存在する状態で、
自分フィールドの表側表示の融合モンスターが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
このカードをデッキの一番下に戻し、
自分の墓地から融合モンスター以外の「ドラゴンテイル」モンスター1体を特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、
自分の場の融合モンスターが相手によって効果破壊された場合に
墓地にあるこのカードをデッキボトムに戻す事で
融合以外のドラゴンテイル1体を墓地から蘇生できます。
相手依存の発動条件ではありますが何かしら効果で破壊されればいいので
発動できる機会は多いでしょう。
ドラゴンテイル2体で融合召喚していれば蘇生対象の確保もしやすく
特にサーチ効果を発動出来る《星辰槍手ルキアス》は蘇生する有力候補となります。
とにかく融合素材として優秀
このカードを融合素材にするだけで魔法罠の確保と除去が同時にできるという
とにかく融合素材として優秀なカードです。
《羅睺星辰》はこのカードをデッキから融合素材にする事が可能であり
あとはもう1枚の融合素材となる手札の適当なモンスターが1枚あれば
融合モンスターを出しつつ魔法罠のセットをしてモンスターの除去が可能であり、
このカードが墓地へ送られるので②の効果の準備にもなります。
前述の通りファイメナで相手ターンに融合素材にするのも強力で
自分ターン、相手ターンそれぞれで融合素材としてお世話になるでしょう。
ドラゴン族なのでドラゴンテイル以外の融合素材としても使いやすく
その場合でも①の効果は問題なく発動できます。
①の効果でこのカードのサーチと融合召喚を同時にできる《計都星辰》をセットできるので
ドラゴン族の融合デッキにこの2枚を出張セットとして採用してもいいでしょう。
《星辰爪竜アルザリオン》も一緒に採用していればより幅広い運用が可能です。
場で発動出来る効果の類がないので基本的に融合素材として活用するのがメインですが
攻撃力は2700と結構高めです。
墓地に複数のこのカードがあれば②の効果で同名カードを蘇生する事もできるので
打点が欲しい時には特殊召喚する場面もあるでしょう。

ドラゴンテイルは星座モチーフの中でも
「星座の由来となった存在」を結構押してる感じですね。
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