5月2日に「遊戯王OCGストラクチャーズ」の第10巻が発売されます。
今回紹介するのはその付属として収録されるこのカードです。
目次
カード説明
シンクロ・効果モンスター
星7/地属性/戦士族/攻2000/守1500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の墓地のレベル6以下の戦士族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
このカードはこのターンS素材にできない。
②:相手メインフェイズに発動できる。
戦士族モンスターを含む自分フィールドのモンスターを素材としてS召喚を行う。
地属性戦士族のレベル7モンスターです。
腰にハンマー、両手には刀を構える銀髪の男性です。
鋭い眼光をしており実に男前ですね。
「戦刀匠」という名前からこの刀は自分で作り上げたものなのでしょう。
ちなみに「せんとうしょう」ではなく「いくさとうしょう」なので注意です。
墓地からレベル6以下の戦士族を蘇生しつつ相手ターンにシンクロ召喚
シンクロ素材に特に指定はなくチューナーと非チューナーを
合計レベル7になるように揃えればシンクロ召喚可能です。
ただ効果を考えると何かしらレベル6以下の戦士族を採用したデッキで
活用するのが基本になるでしょう。
①:自分の墓地のレベル6以下の戦士族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
このカードはこのターンS素材にできない。
①の効果は1ターンに1度、
自分の墓地からレベル6以下の戦士族1体を効果無効で蘇生できます。
蘇生したターンには自身をシンクロ素材にする事はできないので
②の効果へ繋げるのが主な用途となるでしょう。
あくまで自分がシンクロ素材になれないだけなので
例えば蘇生したモンスターで別途レベル7のシンクロに繋げて
このカードと合わせてランク7エクシーズに繋げる、といった動きや
蘇生した戦士族と合わせて《聖騎士の追想 イゾルデ》のリンクに繋げるといった動きは可能です。
②:相手メインフェイズに発動できる。
戦士族モンスターを含む自分フィールドのモンスターを素材としてS召喚を行う。
②の効果は相手メインフェイズに1度、
戦士族を含む自分の場のモンスターを素材にシンクロ召喚を行えます。
このカード自身もシンクロ素材として扱う事が可能ですがこのカード自身はチューナーではないので
①の効果でチューナーを蘇生してこちらの効果に繋げるのがいいでしょう。
このカードがレベル7なので蘇生した戦士族と合わせて高レベルのシンクロに繋げやすく
例えばレベル3と合わせて《フルール・ド・バロネス》のシンクロ召喚が狙えます。
もう1体モンスターを用意して《氷結界の還零龍 トリシューラ》あたりを出すのもいいでしょう。
逆に言えば低レベルのシンクロ召喚は難しくなっています。
なおこのカードを素材に含めずにシンクロ召喚する事も可能です。
低レベルのシンクロを相手ターンに出したい場合は選択肢に入ります。
墓地からモンスターを蘇生しつつそれと合わせてシンクロ召喚できるという、
分かりやすく相手ターンのシンクロ召喚に向いた性能をしています。
相手ターンに出したい高レベルのシンクロモンスターがいるのであれば
様々な戦士族デッキに採用出来るポテンシャルがあるでしょう。
他にも【六武衆】ではレベル7シンクロの選択肢の1つとして有力で
墓地から各種六武衆を蘇生しつつこのカード自身は 《六武衆の軍大将》 のリンク素材になれます。
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相手ターンにシンクロ召喚できる効果は珍しくありませんが
非チューナーで持ってるとなると中々珍しくなるんですよね。
そういう意味でも使われるデッキは多そうです。
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