3月21に「ザ・ヴァリュアブル・ブックEX5」が発売されます。
今回紹介するのはその付属として収録されるこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星6/地属性/戦士族/攻2300/守2100
このカードはルール上「ミレニアム」カードとしても扱う。
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドにレベル5以上のモンスターカードが存在する場合、
このカードはリリースなしで召喚できる。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
その間に相手が攻撃表示で召喚・特殊召喚したモンスターのレベルは7つ上がる。
③:相手がモンスター効果を発動した時、このカードを除く、
自分フィールドのレベル5以上の表側表示のモンスターカード1枚を墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
暗黒騎士ガイアのリメイクとなる地属性戦士族のレベル6モンスターです。
暗黒騎士ガイアの馬が前足を大きく上げたようなポーズをしています。
このイラストは原作における暗黒騎士ガイアのイラストを再現したものであり
レベルが6になっている点もこの原作版を再現したものになっています。
作中で表遊戯は双六のデッキを「爺ちゃんの魂が宿っている」と評しており
これがこのカードの名前の由来になっていると思われます。
原作のステータスやイラストになっている事も含めて
「武藤双六の暗黒騎士ガイア」としてデザインされたカードなのでしょう。
レベル5以上を墓地へ送ってモンスター効果無効
まずルール上「ミレニアム」と名の付くカードとして扱う効果外テキストがあります。
これにより《千年の眠りから覚めし原人》 でサーチが可能となっています。
このカードはリリースなしで召喚できる。
①の効果はレベル5以上のモンスターが場に存在していれば
自身をリリースなしで召喚できます。
このレベル5以上は自分と相手、どちらの場にいてもよく
自分でレベル5以上のモンスターを展開していればそれで条件を満たせますし
相手が何かしらレベル5以上を展開していても問題なく場に出せます。
千年やミレニアム関連のモンスターはレベル5以上が多く存在しているので
あちらのデッキであれば自然と条件は満たしていけるでしょう。
その間に相手が攻撃表示で召喚・特殊召喚したモンスターのレベルは7つ上がる。
②の効果はこのカードが場に出ている間、
相手が攻撃表示で召喚や特殊召喚したモンスターのレベルを7上げられます。
特に《心宿りし青眼竜》とのシナジーが考えられた効果であり
あちらが持つ「レベル8以上のモンスターを特殊召喚されたらそれを墓地に送って蘇生できる」
という効果の条件を下級モンスター相手でも満たせるようになります。
それ以外でも変動効果としては上昇値が相当に大きく、
エクシーズ召喚やシンクロ召喚を困難にさせられます。
ただ守備表示で特殊召喚されたモンスターは影響しない点には注意です。
③:相手がモンスター効果を発動した時、このカードを除く、
自分フィールドのレベル5以上の表側表示のモンスターカード1枚を墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
③の効果は1ターンン1度、相手がモンスター効果を発動した時に
自身以外の自分の場のレベル5以上のモンスターを墓地へ送る事で
それを無効にして破壊できます。
コストこそ必要なものの場、墓地、手札とどこで発動されたモンスター効果も無効にできるので
強烈な妨害手段として機能します。
なおコストにするレベル5以上は魔法罠ゾーンのモンスターでも構いません。
千年モンスターやミレニアムモンスターは手札から魔法罠ゾーンにおけるので
そちらをコストにするケースも多いでしょう。
【千年/ミレニアム】用のカードとしてデザインされているものの
レベル5以上のモンスターを扱うのであれば問題なく活用できる性能をしています。
コストさえ用意できるのであれば③の妨害は優秀であり
召喚権が余っているデッキであれば妨害手段の選択肢として採用が検討できます。
相手次第では②の効果でエクシーズ召喚やシンクロ召喚の妨害もできるので
対エクシーズ、対シンクロ相手では特に優秀な妨害要員となるでしょう。
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千年、ミレニアム系のデッキも新規の自由度高そうですね。
実質遊戯が初期に使っていたカードなら何でもOKなレベルです。
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