今回紹介するのは1月25日に発売される
「ALLIANCE INSIGHT(アライアンス・インサイト)」よりこのカードです。
目次
カード説明
フィールド魔法
①:このカードの発動時の効果処理として、
自分のデッキの上からカードを6枚めくり、好きな順番でデッキの上に戻す。
②:1ターンに1度、1500LPを払って発動できる。
「マテリアクトル」Xモンスター1体を自分フィールドの
レベル3通常モンスター1体の上に重ねてX召喚扱いでEXデッキから特殊召喚する。
このターン、自分はXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
③:XモンスターがX召喚された場合に発動できる。
自分のデッキの一番上のカードを
自分フィールドの「マテリアクトル」Xモンスター1体のX素材とする。
【マテリアクトル】用のフィールド魔法です。
プリマ・マテリアクトルの口からマテリアクトル・ギガヴォロスが這い出ようとしています。
中々に生々しくグロテスクなイラストであり
マテリアクトルはこのようにして生まれるというのが伺えます。
「炉心貫通(メルトスルー)」とは原子力発電所において
核燃料が融解した結果、原子炉の底を溶かして突き破ってしまう事で
放射性物質が外に漏れだしてしまう原因となる重大事故の1つです。
このカードの場合、ギガヴォロスという核燃料が
プリマ・マテリアクトルという原子炉を突き破って出てくるという事なのでしょう。
レベル3通常モンスター1体でエクシーズを
自分のデッキの上からカードを6枚めくり、好きな順番でデッキの上に戻す。
①の効果は効果発動時に
デッキトップからカードを6枚めくって好きな順番でデッキトップに戻します。
直接的なアドバンテージには繋がらないものの
《原質の炉心溶融》やこのカードの③の効果でエクシーズ素材にするカードをある程度任意に選んだり
《プリマ・マテリアクトル》などでドローできるカードを調整できたりします。
「マテリアクトル」Xモンスター1体を自分フィールドの
レベル3通常モンスター1体の上に重ねてX召喚扱いでEXデッキから特殊召喚する。
このターン、自分はXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②の効果は1ターンに1度、ライフを1500支払う事で
自分の場のレベル3通常モンスターの上に
マテリアクトルエクシーズを重ねる形でエクシーズ召喚扱いで特殊召喚できます。
ライフコストが必要なもののレベル3通常モンスター1体でエクシーズが出せるので
展開がしやすくなります。
制約として効果を発動したターンはエクストラデッキから特殊召喚できなくなります。
他の召喚法のカードをエクストラデッキから出したければ
この効果の発動前に出しておくようにしましょう。
自分のデッキの一番上のカードを
自分フィールドの「マテリアクトル」Xモンスター1体のX素材とする。
③の効果はエクシーズモンスターがエクシーズ召喚された場合に
場のマテリアルアクトルエクシーズに
デッキトップのカードをオーバーレイユニットとして追加されます。
《原質の炉心溶融》の②の効果と似ていますが
発動条件が効果発動ではなくエクシーズ召喚になっています。
マテリアクトルエクシーズは何かとオーバーレイユニットを消費するので
その補充ができるのはありがたく、《マテリアクトル・エクサガルド》などで
実質的にデッキトップのカードを手札に加える手段としても活用できます。
ちなみにオーバーレイユニットを追加できるのはマテリアクトル限定ですが
発動条件となるエクシーズ召喚はマテリアクトルに限りません。
他のエクシーズを出した場合でも元からいたマテリアクトルエクシーズに
再度オーバーレイユニットを追加する事ができますし
なんなら相手がエクシーズ召喚をした場合でも同様に追加できます。
このカードがあればレベル3通常モンスター1体からマテリアルアクトルエクシーズが出せるので
【マテリアクトル】における展開力をより高めてくれるありがたい存在です。
その場合、オーバーレイユニットが1つしかない状態で出す事になるものの
③の効果でオーバーレイユニットを追加する事でフォロー可能と
更に①の効果でオーバーレイユニットにするカードもある程度選べると
何かと噛み合っています。
マテリアクトルはエクシーズ素材を手札に回収するというコンセプトな為か、
デッキからエクシーズ素材を補充する手段が豊富なのと同時に
何かとデッキトップを操作する手段も揃っていますね。
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