遊戯王ゴーラッシュ142話の感想です。
前回の感想はこちらです。
目次
戦国時代での感動の再開
学玄の主君、翁丁臼の元へ伺いに行くことになったユウディアスらうぬら五人。
粗相がないようにと言われそれならば手土産でも持っていこうかと好物を聞いてみます。
学玄は好きなものは知らないけれど嫌いなものならあるといい、
そこで出てきたのがけだものの姫という狩猟団。
けだものたちを率いて侍に襲い掛かる異形の姫であり
先日も木をこっていた洗井のご先祖様らしき存在が撃退され川へ流されました。
そんなけだものの姫をユウディアスは自分が討ち取り、
取り戻した森を手土産に交渉を試みようと宣言します。
交渉もまた戦場において重要な要素であり
ユウディアスが武将としてまた成長している事にズウィージョウは関心します。
ユウディアスって888万の兵を率いていた隊長だったと思うんですが
今までしてなかったんか交渉・・・。
まあともあれ話はまとまったところで学玄から
領地を自由に歩けるようにする為の陣笠を貰って出かける事になりました。
で、とうの襲撃されたという領地を見るとものの見事に破壊されていました。
元は城だったようですが見る影もありません。
そんな所でマナブが危険を察知、森の方を見ると見事に獣の集団がいました。
様々な動物たちが大集合といった感じで狐に狸に遊飛・・・・・・いや遊飛いるよ。
しかも判別方法がパンツでした。いやまあ戦国時代なら確かに目立つでしょうが。
けだものの姫も自分がエポックである事を明かして
割とあっさりと感動の再開をしています。
感極まってユウディアスに抱き着いています。よっぽど寂しかったんでしょうね。
そして遊飛と遊歩も感動の再開をしています。
ちゃんとした形でこの2人が出会うのもかなり久しぶりですね。
遊飛としてここにいるという事はもうオーティスという存在は消滅したのかもしれません。
実際遊飛もオーティスでいた時の事はまったく覚えておらず、
気が付いたらこの時代にやってきたようです。
そうして途方に暮れていたら一足先にこの時代に来ていたエポックと合流、
説教されながらも船長として部下の責任は自分が取るとエポックに許され
今はこうして一緒にけだものを率いて武将に喧嘩を売っていたそうです。
で、エポックは何でそんな事をしているのかというと
この時代で侍たちが森を切り開いて住処を追われる動物たちを目撃、
侍たちがデュエルディスクをしていたのを確認したのでラッシュデュエルで追い払い、
森を守る為に「上城義野獣カンパニー」を設立したとの事です。
侍たちが森を切り開いているのはデュエルディスクが木製な事に影響しているのかもしれませんね。
というわけで翁丁臼を倒す為に協力してほしいとユウディアスにお願いするエポック。
しかしユウディアスはその前に翁丁臼の事を知る方が大事だと主張します。
そもそもまだ敵かどうか分かっていない状態ですからね。
ユウディアスとしてもなんとなくそうした方がいいからという直感からの判断ですが
翁丁臼を敵だと決めつけているエポックはそれに反発、
こうしている間にも動物たちが終われているからと
一緒に戦わないなら敵として追い出すとユウディアス達に牙を向けます。
そしてユウディアスもそれに真っ向から対立する意思を決めますが
エポックは部下にした遊飛と一緒に戦う腹積もりのようで
それならばとユウディアスもズウィージョウとタッグを組んでラッシュデュエルに挑む事になりました。
え!?この流れでユウディアスとズウィージョウがタッグするの!?
この2人のタッグはいつかはあると思っていましたが
まさかこの内輪もめ的な流れでやるとは思っていませんでした。
何はともあれユウディアス&ズウィージョウVSエポック&遊飛の
タッグラッシュデュエルの開始です。
それはそれとしてズウィージョウ、めちゃめちゃリスに懐かれてます。
ギャンブル&ギャンブル
初手は遊飛、ドロー。
2体展開してのリリースから《ジョインテック・レックス》をアドバンス召喚、
カードを1枚セットしてターンエンドです。
続いてズウィージョウのターン、ドロー。
こちらも2体展開して2体リリースで《ヴォイドヴェルク・レクイエム》をアドバンス召喚、
さらに《C・ダークマター・ヴォイジャー》を召喚して
2体で《ダークマター・レクイエム》のコンタクトフュージョンに繋げます。
もしかしたら今現在でダークマター使うのはもうズウィージョウしか残ってないかもしれませんね。
レックスを裏守備した上で攻撃力を上げて貫通攻撃をしかけるズウィージョウ、
遊飛は罠カードを発動できるもののここはまだ使わない方がいいと判断して
そのまま貫通攻撃を受ける事を決断します。
レックスは戦闘破壊されてターンエンドです。
続いてエポックのターン、ドロー。
《ダイスキー・メクル》を召喚して効果で《ダイスキー・リボン》を確保、
そのままメクルをリリースしてリボンをアドバンス召喚します。
そしてリボンを墓地へ送って《ダイスマイトガール・ラップス》を蘇生、
効果を発動して7か11が出ればダークマター・レクイエムをデッキに戻せますが
残念ながら出た目は3、ラップスが守備表示になります。
ですが最初から失敗は承知であり続けざまに《ダイスキー・ミクス》を召喚、
効果でサイコロを振り、5が出たのでフュージョン効果が発動します。
ラップスとミクスを素材に
《ダイスマイトギャム・ファイヤーラップス》をフュージョン召喚です。
改めて翁丁臼を倒す為に力を貸せと主張するエポック、
それでもユウディアスは断固としてそれに反対します。
遊飛とエポックはユウディアスに心境の変化があった事をまだ知らない状態だったので
今のユウディアスを見てかなりショックを受けているみたいですね。
エポックは装備魔法《ダイスキー・サイコロッド》をファイヤーラップスに装備、
サイコロを2回振って目の合計×100だけ攻撃力を上げるという効果で
4が出たので攻撃力400アップします。
さらに装備魔法《ダイスキー・ブースター》を装備、
サイコロを振った場合にそのうちの1つの目を3上げるという装備魔法であり
これを装備した地植えでファイヤーラップスの効果発動、
サイコロを2回振って7か11なら相手モンスターをすべて破壊できますが
出た目は8しかしここでブースターの効果で出目を3上げるので結果が11となり
見事ダークマター・レクイエムの破壊に成功します。
そのまま直接攻撃を仕掛けようとするものの
ズウィージョウは罠《シールド・ネビュラ》を発動、
ヴォイドヴェルグ・レクイエムを戦闘破壊耐性をつけた上で蘇生します。
それに対してエポックは遊飛が伏せていた《コインテック・パワーユニット》を発動、
コイントスをして表が出れば攻撃モンスターの攻撃力が1000アップ、
逆に裏が出れば1000ダウンするという効果で見事表を出して攻撃力を上乗せ、
更に手札を1枚墓地へ送る事で再びセットし直す事ができます。
ズウィージョウは3900のダメージを受けるもののギリギリライフを残しました。
エポックはこれでターンエンドです。
主人公とライバルの合体形態!
ユウディアスのターン、ドロー。
2体展開からの2体リリースで《ギャラクティカ・オブリビオン》をアドバンス召喚、
そして魔法《サテライドリーム》で1枚ドローして引いてきたカードは・・・
フュージョン魔法《ギャラクシー・カオス・フュージョン》!早速発動します。
今!混じりあう銀河と混沌!
コクウノ・ソコデ・ヒトツニナリテ光と闇!
創造と終焉により!カオスなるフュージョン召喚!
ギャラクティカ・カオス・オブリビオン!!
これによりギャラクティカ・オブリビオンとヴォイドヴェルグ・レクイエムを素材にして
《ギャラクティカ・カオス・オブリビオン》をフュージョン召喚します。
主人公とライバルのエースモンスター同士のフュージョン体であり
これには周囲も驚愕しています。
そしてギャラクシー・カオス・フュージョンの効果で
相手の魔法罠を2枚破壊できますがこの時破壊したのは
装備魔法2つでありあえてパワーユニットは残しました。
ギャンブル勝負に持ち込むつもりなのかと判断した遊飛は
受けて立つと考え、カオスオブリビオンの攻撃に対してパワーユニットを発動します。
見事に裏を出し、相手の攻撃力を1000下げるものの
ユウディアスの本当の狙いは「相手の場から魔法罠を全てなくす」事でした。
カオスオブリビオンには墓地のギャラクシー族通常モンスターの数×300だけ
自身の攻撃力を上げる永続効果がありますが更にも1つ永続効果があったのです。
それは相手の場に魔法罠がなければ攻撃力が1500アップするというもので、
この為に装備魔法2つを優先して破壊し、更にはパワーユニットの発動も誘っていたのです。
遊飛とエポックは完全にユウディアスの戦術に踊らされていた事に気づき、
そのままカオスオブリビオンの攻撃でファイヤーラップスは破壊、
2人のライフは0となりました。ユウディアスとズウィージョウの勝利です。
ユウディアスの見事な戦術を褒めるズウィージョウ、
しかしレクイエムが戦闘破壊される幻視があり、急に苦しみだします。
特に他の人がズウィージョウの異変に気付いた様子はありませんが
レクイエムとオブリビオンがフュージョンした事で何かがあったのかもしれません。
何はともあれラッシュデュエルに勝った事で
エポックと遊飛はユウディアスの配下になる形になりました。
森を奪い返した形にもなり当初の目的通りに
これを手土産に翁丁臼の元へと訪問します。
それはよろしいのですが・・・何か王手臼の城が奇抜なデザインしてました。
これでもかとデュエルディスクを主張しています。
というわけで遊飛&エポックの再開からのタッグデュエルでした。
遊飛とエポックのタッグはギャンブルデッキ使い同士という共通点ですね。
次回予告の時点でエポックと再会はできると思っていましたが
まさか遊飛も一緒に再開できるのは予想GUYでした。
オーティスの記憶も完全になくなっていたようであり
今となってはオーティスのサムシング要素をズウィージョウが受け継いでいるのが
数少ないオーティスの名残なのかもしれません。
ズウィージョウの身に起きた異変も気になる所ですね。
レクイエムが負けていた別の世界線を幻視したように見えたので
もしかしたらリチュアル召喚の弊害である
「別の次元からの干渉」が発生したのかもしれません。
ところでここのポチっとなしてるファイヤーラップスが可愛かったです。
次回予告 第143話『臼と黒』
ラッシュデュエルの力で平和を築いてきたと語る翁丁臼、
しかし竜宮昂螺司(こうらす)と不破厨(ふぁず)という兄弟が
領地を追われた復讐にと乗り込んできます。
その兄弟ですがまあ明らかに竜宮兄弟ですね。
ご先祖様って可能性もありそうですがじゃあこんな竜な姿してるとは考えにくいですね。
ラッシュデュエルで平和を築いてきたというのはどうなんでしょうね。
少なくとも普通に殺し合いをするよりはよっぽど血が流れていないので
そういう意味では確かに平和ではあります。
翁丁臼の真意が気になるところです。
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