今回紹介するのは1月25日に発売される
「ALLIANCE INSIGHT(アライアンス・インサイト)」よりこのカードです。
目次
カード説明
速攻魔法
①:自分のフィールド(表側表示)・墓地・除外状態のいずれにも
「夙めてはしろ 二人ではしろ」が存在しない場合、
自分のデッキの上からカード7枚を裏側で除外して発動できる。
相手は自身のデッキの上・EXデッキから合計7枚のカードを裏側で除外しなければならない。
汎用の速攻魔法です。
イラストは《雪沓の 跡追うひとつ またひとつ》の続きなのでしょう。
雪ん子姉弟の姉の方の視点でのイラストであり
手を差し伸べて弟が元気いっぱいに手を伸ばしています。
ちょっと人外感を出しつつも可愛らしさ溢れる表情が描かれています。
カード名は七七と短歌の下の句のようになっており
丁度《夙めてはしろ 二人ではしろ》と合わせて1つの短歌として完成する形になっています。
訳すると「早朝の真っ白な雪景色の中を2人で走ろう」といった感じでしょうか。
相手のデッキやエクストラデッキを7枚裏側で除外
「夙めてはしろ 二人ではしろ」が存在しない場合、
自分のデッキの上からカード7枚を裏側で除外して発動できる。
相手は自身のデッキの上・EXデッキから合計7枚のカードを裏側で除外しなければならない。
その効果は場、墓地、除外ゾーンに同名カードが存在しない場合に
デッキトップからカード7枚を裏側で除外する事で
相手にデッキ、エクストラデッキから合計7枚のカードを裏側で除外させます。
裏側で除外という形のデッキ破壊を行う効果ですが
エクストラデッキとメインデッキ、どちらからどれだけ除外するかを相手が選べるので
単体ではそこまで効果的に機能しないでしょう。
《No.89 電脳獣ディアブロシス》の③の効果や
《クシャトリラ・シャングリラ》の②の効果を相手ターンに発動するトリガーとして機能します。
特に相手のカードを7枚一気に裏側で除外できるというのは中々貴重であり
《No.89 電脳獣ディアブロシス》のデッキ破壊を加速させる要員として優秀です。
1枚では効果的に機能しづらいので複数回の発動を狙いたくなりますが
そこで厄介になるのが「場、墓地、除外ゾーンに同名カードがあると発動できない」
という制約で1度発動して墓地にいったこのカードを処理する必要があります。
手札やデッキに戻すか裏側表示で除外してしまう、
あるいはエクシーズ素材にする事でこの問題をクリアする事ができるので
それらの手段を用意しておくのがいいでしょう。
その点では《夙めてはしろ 二人ではしろ》と相性がよく
墓地にいったこのカードをこのカードで除外できるので複数回の発動が狙いやすく、
またこのカードでデッキトップを7枚除外する事があちらの発動条件を満たす形にもなります。
【叢雲ダイーザ】などに自分の除外するカードを増やす要因として採用する手もあります。
ただ単純に自分のカードを除外するだけでは他に効果的な手段があるので
やはり相手のカードも除外できる点を活かしていきたい所です。
前回の時も思いましたが俳句のセンスが実にいいですね。
スタッフの中には中々慣れている人がいらっしゃるようで。
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