今回紹介するのは1月25日に発売される
「ALLIANCE INSIGHT(アライアンス・インサイト)」よりこのカードです。
目次
カード説明
フィールド魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの発動時の効果処理として、
デッキから「白き森」モンスター1体を手札に加える事ができる。
その場合、このターン、自分は闇属性モンスターをEXデッキから特殊召喚できない。
②:自分の「白き森」モンスターはそれぞれ1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
③:自分フィールドの「白き森」モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターをチューナーとして扱う。
【白き森】用のフィールド魔法です。
真っ白な光が降り注ぐ白き森で蛇眼の炎燐が本を読んでいます。
どこかに「Fin」の文字が描かれていてもまったく違和感のない、
実に物語のエンディングを思わせるようなイラストとなっています。
「白き森の魔女」という名前を冠しながら、肝心の魔女の姿は見当たりません。
白き森関連のイラストに童話の挿絵を思わせるものが多かった事から
恐らくは蛇眼の炎燐が「白き森の魔女」という童話を読んでいるのでしょうね。
ディアベルスターやディアベルゼの壮大な物語が本にまとめられ、
それを蛇眼の炎燐が懐かしむように読んでお話はおしまい、といった所でしょうか。
白き森モンスターをサーチしつつチューナーにできる
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの発動時の効果処理として、
デッキから「白き森」モンスター1体を手札に加える事ができる。
その場合、このターン、自分は闇属性モンスターをEXデッキから特殊召喚できない。
①の効果は1ターンに1度、カード発動時に
《白き森》と名の付くモンスターをサーチできます。
フィールドとして場に残るのでサーチした後に
各種白き森の効果を発動するためのコストとして墓地に送る事が可能となっています。
制約として効果を発動したターンは
闇属性をエクストラデッキから特殊召喚出来なくなる制約が発生します。
白き森はアザミナと相性がよく、よく一緒に組まれる事が多いですが
この制約により各種アザミナをエクストラデッキから特殊召喚できなくなっています。
逆に言えば白き森アザミナという呪縛から解き放たれるようになっています。
元からアザミナと白き森が混ぜやすいようにデザインされた上で
物語の終わりを感じさせるこのカードでアザミナを切り離すのは実に美しいです。
②の効果は自分の場の白き森モンスターに
1ターンに1度だけの戦闘破壊耐性を付与します。
特に《白き森の魔性ルシエラ》と一緒に並べる事で効果破壊耐性も付与されるので
より高い場持ち性能を発揮できるようになります。
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
③:自分フィールドの「白き森」モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターをチューナーとして扱う。
③の効果は1ターンに1度、
自分の場の白き森1体をそのターンだけチューナー扱いにします。
主に《白き森のアステーリャ》や《白き森のリゼット》をチューナーにし
もう片方と並べて《白き森の幻妖》のシンクロ召喚に繋げたい場合に役立ちます。
あちらが墓地から白き森2体を永続魔法扱いで置ける上に
フリーチェーンでのシンクロも可能なので出しやすくなる意義は大きいです。
単純に①の効果で各種白き森のサーチしつつ自身がコストになれるだけでも優秀で
【白き森】における新たな初動手段として機能します。
制約によってアザミナと組ませられなくなるデメリットを考慮しても
採用する価値は十分にあるでしょう。
《白き森のアステーリャ》を③の効果でチューナーにした後であちらの効果のコストにすれば
《白き森の幻妖》のシンクロ召喚もスムーズに行いやすいです。
白き森扱いとなる《白魔女ディアベルゼ》との相性もよく
サーチに使ったこのカードがそのままあちらを特殊召喚する為のコストとなります。
実質このカード1枚からレベル8の特殊召喚とディアベルや罪宝の墓地肥やしができるので
様々なデッキに出張で混ぜやすいです。
このイラストの白き森が本当に美しいんですよね。
色々な災厄や悲劇があったものの、
白き森がアザミナという災いから解き放たれて
平和な森になる事ができた事を暗示しているように思えます。
コメント
サムネがまさかの聖剣2。確かにあちらも失った人は多かったけれどやさしいエンディングだった気がします。