今回紹介するのは1月25日に発売される
「ALLIANCE INSIGHT(アライアンス・インサイト)」よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星4/光属性/獣族/攻1700/守1000
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」のカード名が記された
魔法・罠カード1枚を手札に加える。
②:自分メインフェイズに発動できる。
手札から獣族・植物族・天使族でレベル4以下の光属性モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
③:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地のフィールド魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードをデッキの一番下に戻す。
その後、自分は1枚ドローする。
光属性獣族のレベル4モンスターです。
レグルスのリメイクモンスターとなります。
ビフォー
↓
アフター
凛々しい顔つきだったリメイク前に比べてなんとも穏やかな表情をしています。
精霊の世界が平和である時はこんな感じという事なのでしょうね。
エンシェント・フェアリー・ドラゴン関連の魔法罠をサーチ
①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」のカード名が記された
魔法・罠カード1枚を手札に加える。
①の効果は1ターンに1度、召喚や特殊召喚した場合に
効果テキストに《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》の単語がある魔法罠を
サーチできます。
現状対応しているのは《精霊の世界》と《エターナル・サンシャイン》の2枚であり
前者はモンスターのサーチや相手の攻撃の妨害として、
後者は実質的な打点の強化と相手の効果の妨害として、
どちらも要となってくるカードなのでこれらをサーチできる意味は大きいです。
②:自分メインフェイズに発動できる。
手札から獣族・植物族・天使族でレベル4以下の光属性モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、
手札から獣族、植物族、天使族のいずれかのレベル4以下の光属性1体を
守備表示で特殊召喚できます。
エンシェント・フェアリー・ドラゴン関連のモンスターはいずれもこの条件に該当しており
①の効果で《精霊の世界》をサーチし、さらにあちらの効果でモンスターをサーチした場合、
この効果でそのまま特殊召喚にまで繋げられます。
③:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地のフィールド魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードをデッキの一番下に戻す。
その後、自分は1枚ドローする。
③の効果は1ターンに1度、墓地から自身を除外する事で
墓地のフィールド魔法をデッキボトムに戻しつつ1枚ドローできます。
《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》とのシナジーを考えられたような効果であり
あちらの効果で張り替えて墓地へ送られたフィールド魔法をドロー手段に変換できます。
デッキに戻す点は新たにフィールド魔法をサーチする場合などにも
サーチ先が枯渇するのを防いでくれます。
出張セットとしてすごく便利そう
エンシェント・フェアリー・ドラゴン関連におけるキーカードの1つであり
このカードから《精霊の世界》をサーチして発動、
さらにあちらで《妖精胞スポーア》をサーチする事で②の効果で特殊召喚でき、
2体で《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》のシンクロ召喚に繋げられます。
この際に場に《精霊の世界》も存在しているので《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》で破壊する事で
任意のフィールド魔法をデッキから引っ張ってきつつ③の効果で1枚ドローが可能です。
「任意のフィールド魔法とエンシェント・フェアリー・ドラゴンを出しつつ1枚ドロー」
という動きをこのカード1枚からできるので
召喚権が必要なく、かつ特定のフィールド魔法が欲しいデッキであれば
《精霊の世界》や《妖精胞スポーア》と合わせて様々なデッキに出張できるポテンシャルを秘めています。
制約が気にならないのであれば墓地の《妖精胞スポーア》を蘇生して更なる展開に繋げる事も可能です。
その場合は《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》で《多元宇宙》をサーチする事で
再び《精霊の世界》が置けるので《エンシェント・フェアリー・ライフ・ドラゴン》 のシンクロ召喚に繋げて
妨害手段となる《エターナル・サンシャイン》をサーチする事が可能です。
エンシェント・フェアリー・ドラゴンを軸とする純正のデッキであれば
基本的な動きの1つとなるでしょう。
個人的に悪用されそうな気配がぷんぷんするカードですね。
まあそもそもエンシェント・フェアリー・ドラゴンが
悪用してくださいと言わんばかりの性能なので仕方ないんですが。
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