今回紹介するのは1月25日に発売される
「ALLIANCE INSIGHT(アライアンス・インサイト)」よりこのカードです。
目次
カード説明
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/サイキック族/攻3100/守1900
レベル4モンスター×5
①:フィールドのこのカードは戦闘・効果では破壊されない。
②:自分・相手ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのカード名を「アンノウン」として扱う。
③:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手が発動した「アンノウン」の効果は無効化される。
【紋章】の新規となる光属性サイキック族のランク4エクシーズモンスターです。
下半身が蛇のようになった黒と金を基調とする怪物です。
アニメ遊戯王ZEXALにおいて《No.69 紋章神コート・オブ・アームズ》は
効果を使うたびに姿を変えるという性質を持っており
この姿は2回目の変身した姿でコート・オブ・アームズの真の姿との事です。
これの1段階前の姿であるコート・オブ・アームズ-ゴッド・シャーターと合わせて
元の姿からかけ離れているのが印象的です。
「ゴッド・レイジ」とはアニメにおけるコート・オブ・アームズの攻撃名であり
いわゆる必殺技カードの一種と言えます。
必殺技カードとしては攻撃を繰り出すシーンではなく
まったく別の姿に変身した状態を描くのはかなり異例ですね。
名無しさん、潰れちゃいな!
エクシーズ素材にはレベル4モンスター5体です。
5体揃えて出すのは結構大変なので基本的には
《No.69 紋章神コート・オブ・アームズ-ゴッド・シャーター》に重ねて出す形になるでしょう。
つまり実際の出し方としてはレベル4を3体揃えてゴッド・シャーターに繋げつつ
相手が攻撃するかモンスター効果を発動した時に出す形となります。
相手依存ながらあちらの効果にモンスターを除去する効果もあるので
このカードを出す事自体が妨害手段になります。
①の効果は戦闘破壊耐性と効果破壊耐性です。
シンプルに場持ち性能の向上につながる効果であり
《昇華する紋章》で魔法罠による耐性も付与できればより高い場持ち性能を発揮できるでしょう。
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのカード名を「アンノウン」として扱う。
②の効果はお互いのターンに1度、
自身のオーバーレイユニットを1つ取り除くことで
相手モンスター1体のカード名を「アンノウン」にする名称変更効果です。
アニメの《No.8 紋章王ゲノム・ヘリター》が持っていた
名前を奪って相手を名無しさんにしてしまう効果を再現したものであり
③の効果に繋がる他、各種テーマサポートの恩恵を受けられなくしますし
特定のカードを素材に指定するような召喚も妨害できると
名前を奪う意義は色々とあります。
相手が発動した「アンノウン」の効果は無効化される。
③の効果はこのカードが場に出ている間、
相手の「アンノウン」という名前の発動した効果を無効にします。
②の効果と合わせてフリーチェーンで無効にする妨害手段として機能する他に
《紋章の明滅》で名無しさんにした相手モンスターの効果も無効にできるので
あちらの妨害手段として活用しやすくなります。
このカードが場からいなくなってしまうとまた効果が発揮されるようになりますが
それでも名前は名無しさんになったままです。
直接エクシーズ召喚するのも選択肢
出し方に少し癖こそあるものの
ゴッド・シャーターの効果と合わせて合計2回分の妨害が行える優秀なカードです。
妨害効果持ちとしては耐性が高めなのもポイントで
相手がこのカードをうまく処理できず、
次のターン以降も居座れるといった場面も少なくないでしょう。
実際相手としてはこのカードの妨害をくくり抜けてこのカードを除去するというのは
かなり大変でしょう。
相手としてはこのカードそのものよりも
中継地点となる《No.69 紋章神コート・オブ・アームズ-ゴッド・シャーター》の方に
除去を狙ってくる事が多いでしょう。
基本的にはゴッド・シャーターを経由した方が楽に出せますがどうしても相手依存になり
対処されやすいのでそちらを警戒するのであれば直接レベル4を5体並べて出すのも選択肢です。
中々5体を揃えるのは大変ですが2体分の素材として扱える
《紋章獣グリフォン》をうまく活用すれば十分に狙っていくことは可能です。
原作版のゲノム・ヘリターの効果がかなり印象的でしたが
ここに来て再現するような効果が出てきたのが感慨深いです。
コメント
コートオブアームズがグリフォン込みで高等紋章術から出せるのかどうかも気になりますね。
テキストの書き方にもカードデザイン的にも恐らくは可能ではあると思いますね