遊戯王ゴーラッシュ!!136話の感想です。
前回の感想はこちらです。
目次
久しぶりのハイテクドラゴン
いつの間にかカプセルに捕らえられていたクヤムヤ。
ユウナは時の機械-タイム・マシーンの安定した軌道の為には
クァイドゥールの知識ともう1つ、
不純物の少ないダークメンの命を捧げる必要があると言います。
つまりユウナ、クヤムヤを本気で殺すつもりです。
当然そんなことは認められるはずはなく行動を阻止するように言うダークマイスター遊歩。
しかし既にどんな犠牲も厭わない覚悟のユウナは説得に応じる気はありませんでした。
もし自分が勝ったら何もかも諦めてもらうとデュエルを申し込む遊歩。
自分は負けませんけどとそれに対して応じるユウナ。
こうしてダークマイスター遊歩VSユウナのラッシュデュエルが開始されました。
よく見るとこの場面、
ユウナは「負けたら諦める」とは一言も言っていないんですよね。
そしてオーティス遊飛はユウナの行動をサムシングだと褒めたたえています。
遊飛としては評価してるのはユウナの覚悟であって
その結果がどうなるか、どちらが勝つか自体は気に留めてなさそうですね。
先攻は遊歩、ドロー。
《フリップ・ドラゴン》と《フラップ・ドラゴン》を召喚してリリース
《ブルートゥース・バースト・ドラゴン》をアドバンス召喚します。
そしてカードを伏せてターンエンド。
何気にダークマイスターになってからはじめてのハイテクドラゴンの使用です。
またこのタイミングでマナブやアサカも合流しています。
ユウナのターン、ドロー。
《セレブローズ・ウィズ》を召喚して墓地肥やしをしつつ
《セレブローズ・ウィッチ》を手札に確保してアドバンス召喚。
効果で《セレブローズ・マジシャン》を蘇生してそのまま2体で
《セレブローズ・インコグニート・マジシャン》をコンタクト・フュージョンします。
更に《セレブランド・DJ》を召喚、
その効果で2枚ドローしてそれをお互いに確認、
うち1枚は装備魔法《コンタクティ・エクシード》だったので相手に500ダメージを与えます。
そしてもう1枚は・・・《時の機械-タイム・マシーン》、初手で確保してきました。
そして装備魔法《コンタクティ・エクシード》を装備、
効果破壊耐性を付与すると同時に、
フュージョンモンスターに装備しなおかつ墓地にフュージョン素材がない場合に
2回攻撃を可能にします。
完全にコンタクト・フュージョン用の装備魔法ですね。
そのままインコグニート・マジシャンでブルートゥースを攻撃して戦闘破壊、
2回目の攻撃が通ればそのままユウナの勝ちですが
それは行わずにターンエンドします。
あくまでユウナの目的はラッシュデュエル中にタイム・マシーンを発動する事なので
それをせずにデュエルに勝利しても意味がないわけですね。
なお遊歩の伏せカードの事を考えると
このまま攻撃していても勝利していたかは少し怪しいです。
大幹部フカムラ復活
ユウナは遊歩に対して問いかけます。
遊我のいる未来に正しく導くこと、それに何の意味があるのかと。
それが正しい未来であるなんてどうやって確かめるのかと。
「正しい未来」なんてものが既に自己満足ではないのかと。
そしてこの街がおかしくなった事も全て遊歩の、王道家のせいだと言い放ちます。
あげくの果てにクヤムヤを身勝手に作り出したせいで苦しんでいるのだとまで。
流石にクヤムヤに関しては苦しませている張本人が言うのはないでしょう。
そしてクァイドゥールとクヤムヤを搭載した装置が間もなく臨界点に達するとの警告が。
どうも加速器の一種のようでこのままだとクァイドゥールとクヤムヤが衝突、
2人とも消滅する可能性があるとの事です。既に一刻の猶予もない状態ですね。
遊歩はユウナの精神攻撃に動揺しつつ身勝手であることは認めつつも
それでもクヤムヤを助ける為に行動します。
なお誰もクァイドゥールの心配はしてません。
遊歩のターン、ドロー。
魔法《ブルー・トゥース・リコネクト》で墓地からブルートゥースを蘇生、
さらに《ブースター・ワイバーン》を召喚して効果でダイメージを与えつつ
2体を素材にコンタクト・フュージョン。
輝きひとつは光の速さ!
いっしょの走れば無限の力!
行こうヨ碧牙の重轟爆速竜!!
《碧牙の重轟爆速竜(ブルー・トゥース・コンカレント・バーストドラゴン)》を
コンタクト・フュージョンします。
その効果は手札1枚を墓地へ送る事で直接攻撃ができなくなる代わりに
攻撃力が1500アップし2回攻撃ができるというもの。
更に装備魔法《ヴァイラスケイル》をユウナのインコグニートに装備!
これは戦闘破壊耐性を付与しつつ攻撃力を1000ダウンさせるというもので
戦闘破壊しない事で2回攻撃を通すのと同時に
《時の機械-タイム・マシーン》の発動条件を満たさせない目的もあります。
そのままインコグニートを攻撃しますが
ユウナはこれに対して罠《ローズ・イン・ドゥーム》を発動、
《ヴァイラスケイル》を破壊します。
これにより攻撃力が元に戻ると同時に戦闘破壊耐性も消滅、
つまりはインコグニートは戦闘破壊され
《時の機械-タイム・マシーン》の発動条件を満たす形となり発動、
墓地からインコグニートが蘇生されます。
同時にクァイドゥールとクヤムヤを乗せた加速機が間もなく臨界点に到達。
衝突を阻止する為にサビュアス、ブリュエア、ゼイエトの3人が装置に突入、
1つの体に融合するようにしつつクッションとなって加速機を受け止めるものの
3人だけだと阻止しきれません。
そんな所でフカムラも3人に混ざる形で阻止に協力します。
フカムラはダークマター帝国を裏切りつつも
なんだかんだ遊歩に対する恩義や仲間意識はちゃんと残っており
ここは一緒に協力するべき場面だと判断したんでしょうね。
4人でも阻止には届きませんが他のダークメン達も一緒に乗り込んでおり
全員が力を振り絞る事で加速機は大幅に減速、
衝突こそするものの「コツン」程度の衝撃で済みました。2人とも無事です。
全てを飲み込むタイム・マシーン
無事に装置を阻止した事でダークメンが皆やりきった顔をしています。
遊歩もクヤムヤを助けてくれたみんなに感嘆と感謝の気持ちを隠せません。
なおやっぱりクァイドゥールの事は誰も心配してません。
装置は阻止したもののデュエルはまだ続行。
コンカレント・バーストドラゴンの2回目の攻撃が残っています。
このままではユウナのライフを削り切れないものの
遊歩は罠《爆速撃速(バースト・ブースト)》を発動、
インコグニート・マジシャンの攻撃力1500ダウンさせてライフを0にしました。
遊歩の勝利です。
敗北して崩れ去るユウナ。
しかし発動したタイム・マシーンの暴走は止まりません。
遊歩が吸い込まれそうになった所をダークメン達が身を制して助けるものの、
ダークメン達も一緒に吸い込まれそうになってしまいます。
せめて遊歩だけでも助けようとダークメン達は渾身の力を振り絞り
遊歩をタイム・マシーンの外へと非難させます。
その目論見は見事に成功したものの、代わりにダークメン達は
タイム・マシーンの中へと封じ込められてしまいました。
他の雑兵のダークメン達も一緒に吸い込まれてしまっており
実質的にダークマター帝国は遊歩とクヤムヤを残して全滅してしまいました。
ゼイエト、ブリュエア、フカムラ、サビュアス。
身を挺して自分を助け、そして犠牲になった部下たちの名を悲痛な表情で遊歩は叫びます。
そしてユウナは遊歩に言います。
遊我の為に自身を投げ出して大切な人をも敵に回したあなたに対して
自分は何をすることも出来なかったと。
それでも今回は自分の勝ちであると。
ユウナは暴走するタイム・マシーンに自ら足を運びます。
どこへ飛ばされるかは一切分からない。
でも遊我のいる時代に飛ぶ可能性もゼロではない。
少しでも可能性があるなら遊我の元にいって自分の言葉を伝えたいと。
そう言い残し、ユウナはタイム・マシーンに飛び込みました。
遊歩がユウナの名を叫んでも既にその姿はなく、
ただタイム・マシーンのカードだけがその場に取り残されました。
いやぁ怒涛の展開になっていますね。
ダークマター帝国は実質壊滅に近い状態、
ゴーハコーポレーションも社長であるユウナを失った事で維持は困難となるでしょう。
いずれにせよこのまま終わるわけにはいかない状態であり
先にタイム・マシーンに吸い込まれたエポックも含めて
いかに救出するかが今後の目標になりそうですね。
次回予告 第137話『黒いオーティス』
オーティス遊飛もまた遊我のいる時代にいこうとしてタイム・マシーンを手に入れ黒くなります。
よく見るとカード紹介の時点で黒くなっています。
そんなオーティスを阻止する為にユウディアスがデュエルに挑む形のようですね。
そしてユウディアスが相変わらず憎悪に満ちた顔をしています。
これはオーティスが何かしら煽ってこうなった可能性もありますね。
コメント
どこまでも自分勝手だなユウナ。
ユウナは最初から全てを知っています、遊歩の未来操作とか、アサカたちの未来避けとか、所詮無駄な足掻きでしかありません、しかも自覚のないまま遊我のことを都合のいい言い訳にしました、ユウナはそれを指摘しただけです、ユウナもかなり自己中だが自覚がある上に肯定します、全ての罪を犯すつもりで自分の意志を貫いたのです。
ユウナが旅立ったシーン、ユウナの勝者の微笑みはとても儚く大人っぼいです、どこに飛ばされても普通にいけそうです、失敗してもその時代でもう一度タイム・マシーンを作ればいいです、反して遊歩はまた家族を失い、ユウナという最後の言い訳すら失いました。