ジャンプフェスタ2025が12月21日より開催されます。
今回はそこで販売される「PREMIUM PACK 2025(プレミアムパック2025)」よりこのカードです。
目次
カード説明
フィールド魔法
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがフィールドゾーンに存在する限り、お互いが受ける戦闘ダメージは半分になる。
②:自分フィールドに獣族・光属性モンスター
またはレベル7・8のドラゴン族Sモンスターが存在する場合に発動できる。
自分は1枚ドローする。
③:自分スタンバイフェイズに、フィールドゾーンのこのカードを墓地へ送って発動できる。
自分の手札・デッキから「Fairy Tale 序章 旅立ちの暁光」以外の
フィールド魔法カード1枚を自分のフィールドゾーンに表側表示で置く。
光属性獣族用のフィールド魔法です。
漫画版遊戯王5D’sにおいて龍亜&龍可が使用し
その効果で戦闘ダメージを軽減しつつ
《Fairy Tale第二章 暴怒の太陽》へと繋げました。
漫画では入れ替わるフィールド魔法は《Fairy Tale第二章 暴怒の太陽》限定でしたが
OCG化に伴い、入れ替わり先に制限がなくなっており更にドロー効果も追加されています。
顔の付いた太陽が村を照らしています。
子供向けのファンタジー作品でまさに物語の始まりにありそうなイラストですね。
漫画では《Fairy Tale第二章 暴怒の太陽》、《Fairy Tale第三章 黄昏の夕日》、
《Fairy Tale最終章 忘却の妖月》、そしてまたこのカードと
4つのフィールド魔法がローテーションするという性質を持っており
《妖精竜 エンシェント》の効果が毎ターン発動出来る仕組みでしたが
今回判明しているのは1つ目となるこのカードのみとなっています。
遊戯王でフェアリーテイルと言えば妖精伝姫を思い浮かべる人が多いと思いますが
登場したのは実はこっちの方が先です。
光属性獣族かレベル7,8のドラゴン族がいれば1枚ドロー
①の効果は場に出ている間、
お互いが受ける戦闘ダメージを半減させます。
【天盃龍】のように多大な戦闘ダメージを与えてくるようなデッキに対しては
この半減は大きな意味を持ってくるでしょう。
自分の戦闘ダメージを半減させたく場合には
メインフェイズ2に発動する方法もあります。
②:自分フィールドに獣族・光属性モンスター
またはレベル7・8のドラゴン族Sモンスターが存在する場合に発動できる。
自分は1枚ドローする。
②の効果は1ターンに1度、
自分の場に光属性獣族、もしくはレベル7か8のドラゴン族シンクロがいる場合に
1枚ドローできます。
一緒に登場する《森の聖騎士 ワンコ》はこのカードをサーチ可能であり
そのままこの効果の発動条件を満たす事が可能です。
そうでなくともレベル7や8のドラゴン族シンクロは種類が豊富であり
シンクロ召喚を積極的に行うデッキで条件を満たしてもいいでしょう。
光属性獣族の方で条件を満たすのであれば
【魔轟神】や【おジャマ】などが狙いやすいです。
自分の手札・デッキから「Fairy Tale 序章 旅立ちの暁光」以外の
フィールド魔法カード1枚を自分のフィールドゾーンに表側表示で置く。
③の効果は自分スタンバイフェイズに墓地へ送る事で
手札やデッキから同名カード以外のフィールド魔法を代わりに置きます。
好きなフィールド魔法をデッキから引っ張ってくる手段の1つとして機能しますが
1ターンの間このカードを守る必要があります。
ちなみにあくまで直接置くだけでフィールド魔法を発動するわけではないので
《妖精竜 エンシェント》の効果発動トリガーにはなりません。
それ以上に発動時に効果処理するタイプのフィールド魔法とは
少し相性が悪い点に注意する必要があるでしょう。
無理に③の効果を狙おうとしても除去されやすいと思うので
③の効果でフィールド魔法を引っ張ってくるのを相手にちらつかせつつ
除去されても②の効果でドローしていればまあOKぐらいのつもりで発動するのがいいでしょう。
《森の聖騎士 ワンコ》からサーチすればそのままドロー効果まで繋がるので
あちらを素材に利用しやすいデッキでは特に採用価値が高いですし
《森の忍者 バット》も汎用性が高めのカードなので
あちらを活かせるデッキに混ぜるのも大いにアリです。
総じてフィールド魔法を引っ張ってくる手段として見た場合、
「タイミングが遅く妨害もされやすいけどこのカード単体でもしっかり仕事ができる」
という中々面白い性質を持ったカードです。
他のフェアリーテイルも実装されるのかどうかが気になりますね。
全部魔改造されてOCG化されるなら相当面白い事になりそうです。
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